スクウェアエニックスといえば、ゲームメーカーの超大手・・・どころか、国内・世界問わずゲームに詳しくない人でも聞いたことはある最大手メーカー。

ドラクエやFFは当然として、スターオーシャン、SAGA、聖剣伝説、グランディア、ヴァルキリープロファイルなど、挙げ始めると画面の半分くらいを文字で埋めてしまいそうになるのでカットしなければいけないほど多くのゲームを生み出しました。

元々、ドラクエのエニックス、FFのスクウェアと、ゲームの頂点を極めたメーカーは別々の会社でした。
お互いに色々と事情があって2003年に合併。これからはもっともっと素晴らしいゲームができるだろう!と私自身は心躍らせたものの、意外とそうでもなく(※個人の意見です)ダメなゲームもそれなりに作られてしまい(※個人の意見です)微妙に伸び悩んでしまっています(※個人n(略)
未だにエストポリスのリメイクのダメさ加減が許せませんが、新作のオクトパストラベラーは面白かったことをここにご報告いたします。

そんなスクエニさんですが、スマホアプリに関してはあまり芳しい評価を得ているとは言えず、モリモリと出してはそそくさと終了していってしまうことが多くて、乱発、粗造乱雑なイメージが大きいです。

本当に、スクエニ発アプリはダメなものが多いのか?

これをざっくばらんに検証していきたいと思います。

ここで挙げているアプリの条件は”基本無料の課金制ゲームであること”です。
発売当初から買い切りであるアプリはここに含まず、サービス開始時は基本無料だったけどサービス終了時に買い切りになった場合はここに含みます。

ゲームの一覧については、みんな大好きwikipediaさんの提供でお送りしています。
多分、おそらく・・・間違いはないと思いますが、できましたらおおらかに見てやって下さい。では始めましょう!

スクエニアプリ一覧

・ナイツ オブ クリスタル(2011年9月1日 – 2012年11月29日)
・ドラゴンクエスト モンスターズ WANTED!(2011年12月1日 – 2017年4月26日)

・ファイナルファンタジー ブリゲイド(2012年1月13日 – 配信中)
・拡散性ミリオンアーサー(2012年4月9日 – 2015年11月30日)
・戦国IXA 千万の覇者(2012年4月23日 – 配信中)
・ガーディアン・クルス(2012年6月21日 – 2015年3月30日(Android) 2017年1月11日(iOS)
・乙女ぶれいく!(2012年8月9日 – 2017年8月31日)

・ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士(iOS, Android:2012年8月31日 – 配信中)
・エンペラーズ サガ(2012年9月18日 – 2017年4月28日)
・ギャラクシーダンジョン(2012年11月20日 – 2013年7月13日)

・ファイナルファンタジー オール ザ ブレイベスト(iOS:2013年1月17日 / Android:2013年4月11日 – 配信中)
・ファイナルファンタジータクティクス S(2013年5月28日 – 2014年7月31日)
・三国志乱舞(iOS:2013年6月20日 / Android:2014年3月27日 – 配信中)
・唯一性ミリオンアーサー(2013年7月25日 – 2014年10月31日)
・戦国IXA 千万の覇者 外伝(2013年10月9日 – 配信中)
・ピクトロジカ ファイナルファンタジー(2013年10月21日 – 配信中)

・オカルトメイデン(2013年11月29日 – 2014年6月30日)
・ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト(2014年1月23日 – 配信中)
・GUNS N’ SOULS(2014年1月28日 – 2014年9月30日)
・デッドマンズ・クルス(2014年2月14日 – 2017年6月30日)
・DRAGON SKY(Android:2014年2月19日 / iOS:2014年3月6日 – 2018年1月31日)
・聖剣伝説 RISE of MANA(iOS:2014年3月6日 / Android:2014年6月24日 – 2016年3月31日)
・スクールガールストライカーズ (2014年4月10日 – 2へ継続)

・スクールガールストライカーズ2(2018年5月8日 – 配信中)
・ファイナルファンタジー アギト(2014年5月15日 – 2015年11月30日)
・魔法科高校の劣等生 LOST ZERO(2014年9月4日 – 配信中)
・ファイナルファンタジー レコードキーパー(2014年9月25日 – )

・ファイナルファンタジーVII G-BIKE(2014年10月30日 – 2015年12月15日)
・乖離性ミリオンアーサー(2014年11月19日 – 配信中)
・ブレイブリーアーカイブ D’s report(iOS:2015年1月15日 / Android:2015年1月22日 – 2017年10月23日)
・ファイナルファンタジーポータルアプリ(2015年2月5日 – 配信中)
・ファイナルファンタジー レジェンズ 時空ノ水晶(2015年2月12日 – 2016年11月10日※2へ移行)
・ファイナルファンタジー レジェンズII(2016年11月10日 – 2017年10月31日※オフライン版で有料買い切りへ移行)

・ミリオンアーサー エクスタシス(2015年3月26日 – 配信中)
・ヘブンストライク ライバルズ(2015年4月27日 – 2018年5月1日※まだダウンロードできる?)
・戦国やらいでか 乱舞伝(iOS:2015年5月22日 / Android:2015年5月26日 – 配信中)
・メビウス ファイナルファンタジー(2015年6月4日 – 配信中)

・ランページ ランド ランカーズ(2015年7月16日 – 2016年6月15日)
・キングダム ハーツ アンチェインド キー(2015年9月3日 – 2017年3月23日※ユニオンクロスに移行)

・キングダム ハーツ ユニオン クロス(2017年3月23日 – 配信中
・ファイナルファンタジーグランドマスターズ(2015年10月1日 – 配信中)
・星のドラゴンクエスト(2015年10月15日 – 配信中)
・ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス(2015年10月22日、RPG、開発:エイリム)

・ポップアップストーリー 魔法の本と聖樹の学園(2015年10月29日 – 2017年10月31日※オフライン版のみ配信)
・グリムノーツ(2016年1月21日 – 2018年1月29日※2へ移行)

・グリムノーツ Repage (2018年1月29日 – 配信中)
・アリスオーダー(2016年1月28日 – 2016年9月30日)
・予言者育成学園 Fortune Tellers Academy(2016年2月15日 – 2018年6月29日)

・ヴァルキリーアナトミア ジ・オリジン(2016年4月28日 – 配信中)
・くまぱら(2016年5月17日 – 2017年9月20日)
・ぷくっくす(2016年5月31日 – 2016年9月30日)
・サムライ ライジング(2016年6月2日 – 2017年7月24日)

・ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード(スマートフォン版:2015年6月25日 – 配信中)
・ランガン キャノンボール(2016年7月7日 – 2017年4月27日)
・天穹のアルクルス(2016年7月21日 – 2016年11月11日)
・ジャスティス モンスターズ ファイブ(2016年8月30日 – 2017年3月27日)
・グランマルシェの迷宮(2016年9月8日 – 2017年11月30日※オフライン版のみ配信)
・ドラマチックRPG 神つり(2016年9月12日 – 2017年7月31日)
・ぐるモン(2016年11月1日 – 2017年9月20日)
・ガーディアン・コーデックス(2016年11月4日 – 2017年7月31日)
・アカシックリコード(2016年11月10日 – 2017年8月31日)
・協力クイズRPG マギメモ(2016年11月18日- 2017年6月12日)

・スターオーシャン:アナムネシス(2016年12月8日 – 配信中)
・ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア(2017年2月1日 – 配信中)

・プロ野球が好きだ!2017(2017年3月22日 – 2018年1月9日)
・ブレイブリーデフォルト フェアリーズエフェクト(2017年3月23日 – 配信中)
・フレイム×ブレイズ(2017年4月12日 – 2018年2月14日)
・シノアリス(2017年6月6日 – 配信中)
・プロジェクト東京ドールズ(2017年6月22日 – 配信中)

・君と霧のラビリンス(2017年7月13日 – 2018年6月14日)
・青空アンダーガールズ!(2017年7月26日 – 配信中)
・青空アンダーガールズ! Re:vengerS (2018年予定)

・めしクエ(2017年8月17日 – 2018年5月31日※オフライン版のみ配信)
・ディアホライゾン(2017年8月24日 – 2018年5月31日)
・スクールガールストライカーズ 〜トゥインクルメロディーズ〜(2017年8月31日 2018年9月13日終了予定)
・キングスナイト Wrath of the Dark Dragon(2017年9月13日 – 2018年6月26日)

・ドラゴンクエスト ライバルズ(2017年11月2日 – 配信中)
・ワールド オブ ファイナルファンタジー メリメロ(2017年12月12日 – 配信中)

・バトル オブ ブレイド(2017年12月15日 – 2018年9月3日終了予定)
・サーヴァント オブ スローンズ(2018年1月24日 – 配信中)
・TRINITY MASTER(2018年3月8日 – 2018年9月27日終了予定)
・刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火(2018年3月19日 – 配信中)
・ファイナルファンタジー エクスプローラーズ フォース(2018年3月20日 – 配信中)
・破軍・三國志(2018年3月29日 – 配信中)
・戦国アクションパズル DJノブナガ(2018年7月12日 – 配信中)
・アイドルファンタジー(2018年7月18日 – 配信中)

・ましろウィッチ(2018年予定)
・交響性ミリオンアーサー(2018年予定)
・叛逆性ミリオンアーサー(2018年予定)

データ

※全てのデータは2018年8月を基準にしています。

配信タイトル数 : 81(配信予定3、続編系5)
配信中のタイトル数 : 37(45.6%)
終了したタイトル数 : 44(54.4%)
FFを冠したアプリ数 : 16(19.75%)
DQを冠したアプリ数 : 5(6.1%)

という結果に。個人的な感想としては、思ったよりも続いてるものが多いな、と思いました。えらい失礼ですが(笑)
次に、注目していきたいのがシリーズもののアプリの割合と、完全オリジナルなアプリの割合。

オリジナルもののタイトル数 : 53
オリジナルものの配信中タイトル数 : 17
オリジナルもので終了したタイトル数 : 36
シリーズもののタイトル数 : 28
シリーズものの配信中タイトル数 : 20
シリーズものの終了したタイトル数 : 8

ここで”言うシリーズもの”はFF、DQ、ブレイブリーアーカイブ、聖剣伝説、ヴァルキリーアナトミア、スターオーシャンなどが該当。
全体的に継続しているタイトルが多く、ここ1、2年の間で終了したものは、ファミコン時代に発売された”キングスナイト”の続編であるアプリ版のみ(1年保たず)
逆にオリジナルものは全配信タイトル数のうち2/3は既にサービス終了。
7割ほど継続しているシリーズものに比べて、3割程度しか継続出来ていません。

シリーズものタイトルの平均配信期間(終了後) : 約2年2ヶ月(8タイトル 合計 17年3ヶ月)
オリジナルもののタイトルの平均配信期間(終了後) : 約1年5ヶ月半(36タイトル 合計53年)

終了したアプリが平均でどれくらい続いていたか、というデータ。
作品の数が4倍ほど違うので単純に比較できるわけではありませんが、オリジナルものの方が短命に終わる結果が出ました。
ただ、ここ数年は1年も保たないまま終了するケースが増えていて、アニメ化もした人気アプリのスクールガールストライカーズの音ゲー版であるトゥインクルメロディーズがなんとか1年運営(の予定)して終了、という有様。

最長継続中のタイトル:6年7ヶ月(ファイナルファンタジー ブリゲイド)

世間一般で既に受け入れられているゲームをアプリで繋げることはできても、1から作り出すことができていないという結果も見えてきましたね。
ここからは気になったアプリについて、ちょいちょい話を挟んでいきたいと思います。

スクエニ ピックアップアプリ ピクトロジカ ファイナルファンタジー


サービス開始:2013年10月21日 から現在も配信中

スクエニおなじみのFFをモチーフにしたアプリ。現在も配信中と息が長いゲーム。

配信後最初の方にちょっと遊びましたが、その時にこのゲームは廃れそうだなーなんて、当時は思っていました。

ゲームはピクロスとRPGをメインにしたパズル型RPGといったもの。
ピクロスを解いていくと攻撃していき、敵をどんどん倒していく、と。そこにFFの戦闘を混ぜてジャンル複合型のゲームの完成。

ただ、戦闘のクオリティとかはお世辞にも高いとは言えないんですよね。ドットも荒くてアニメもイマイチ迫力が欠けて見えます。
スマホの性能上、長く続いているアプリほど抱えやすい問題ではあるんですが・・・。

ドット絵を忠実に再現しつつ、必殺技の迫力やアビリティによる戦略性も増したFFRK。
同じくドット絵が秀逸なブレフロのエイリムが開発し、FFRKとはまた違った形で発展したFFBE。

クオリティが高くなるゲームを前にしても、サービスが終わらずに継続して続いていることからも、ファンの方が根強くプレイされているのが目に浮かびます。一ゲーム好きとしては凄くいいことだと思います。

11月13日追記
・・・などと言っていたら、2018年11月30日にサービス終了することが決まりました。
やはり終了する、というニュースはいつ聞いても切ないものですね。

スクエニ ピックアップアプリ くまぱら、ぷくっくす

サービス開始:2016年5月17日(くまぱら) 2016年5月31日(ぷくっくす)
サービス終了:2017年9月20日(くまぱら) 2016年9月30日(ぷくっくす)

もしかしたらたれぱんだやリラックマなどのゆるふわ系を狙ったのかもしれませんが、同時期にこんなゲームを出したのはマーケティング的に考えて狂気。いろいろな意味でも狂気。
特にぷくっくすはヤバいです。アプリアイコンが敵のゴブリンの画像ですが、こんなゲームやりたいと思いません。

まさに狂気。

ゲーム内容は主人公のノアという可愛い女の子を、ゴブリンから守るためにシャボン玉を膨らませてステージを完成させて追い出し、進んでいくというもの。ぷくーっとする、という語源でしょうか。
ノアちゃんは素直に可愛いです。どうしてこの子をアイコンにしなかったのか。

そしてゴブリンはただただキモいの一言。動画で見てみましょう。

いやね、頭身が2頭身とかなら、まだキモかわいいと言えるかもしれませんが、流石にこのキモさで4頭身はあり得ません。よりキモさを引き立ててしまっています。
シャボン玉をふくらませている間、カサカサと動き回ります。それって・・・ごk(略

案の定、4ヶ月という超スピードでサービス終了。天穹のアルクルス(約3ヶ月20日)と僅差で2位。
このゲームのヤバさはスクエニが作っちゃってるという点。超大手が作って良いゲームではありません。
なぜ誰も止めなかったのでしょうか。

対するくまぱらは名前から察するに熊パラダイス、とでも言うものでしょうか。
なんもかんもできるスローライフ系の放置ゲーですが、1年4ヶ月とそれなりに持ちました。
自由度は高いけど、熊が熊そのまま過ぎて・・・。くまのプーさんでもなく、LINEのブラウンでもなく。私はこのキャラを見るとパチスロの熊女将を思い出します・・・。めっちゃ癒し系のスロットでした。

じっくりやるゲームとしては悪くはないんだろうけど、もう少し魅力的なキャラ作りができていれば、長寿アプリになってもおかしくなかった。そういう意味では惜しいゲームなのかもしれないですね。ぷくっくすと違って。

スクエニピックアップアプリ エンペラーズサガ


サービス開始:2012年9月18日
サービス終了:2017年4月28日(約4年7ヶ月)

ロマサガシリーズを元に作られ、ソシャゲ流行期の始め頃から配信されていたエンサガ。
流石に6年ほど前とはいえ、クオリティはお世辞にも高いとは言えません。元々はガラケー用のアプリですから、仕方ないところでもありました。

戦闘はカードがペコペコとダメージを取り合うだけ。
ロマサガシリーズといえば、秀逸なドット絵から繰り出される多種多様な技、迫力のある敵など、アニメーションもウリなんですが、エンサガには残念ながら活かされませんでした。

七英雄のロックブーケや盗賊のキャットがやたらと可愛かったのです。

スクエニピックアップアプリ ディアホライゾン


サービス開始:2017年8月24日
サービス終了:2018年5月31日(約9ヶ月)

アプリと同時に5分間のミニアニメを流していたものの、本編はファンタジーなのになぜかデカイ被り物をかぶったキャラによるギャグ(?)アニメであったり、アプリより先に先行配信された漫画は本編とは世界観が同じの別物だったりと、やけに噛み合わないことしていた印象。
一応被り物をかぶってる理由はありますが、知っても特になんて思うこともなかったですね・・・。

ゲームの内容はというと、良くも悪くもありがちなRPGであり、こてこてのファンタジー。
出来は悪く無いけど、見渡せば似たようなゲームはあるので、ディアホライゾンじゃないといけない、という要素は感じませんでした。

運営サイドが終了に持っていくまでの見切りが早かったので、ゲームとして本当の楽しみを作れなかったのが一番の敗因でしょうか。あっちこっちに宣伝すりゃいいってもんじゃないんですよね。

この見切りの早さは、その前年・・・2016年に実は壮絶な状況を生み出していました。

スクエニ ピックアップアプリ 導かれし2016年制作の物たち

スクエニは2016年に18個と多数のアプリを配信しましたが、2018年8月現在も配信中のアプリは4作品のみ。
しかも残ったのはヴァルキリープロファイル、ドラゴンクエスト、スターオーシャンと元々人気を持った版権作が3つを占めてしまっています。
オリジナル作品ではグリムノーツがリニューアルを得て現在も配信中ですが、他は全滅。
スクエニが抱えている、シリーズものやリメイクもの以外の作品の弱さが顕著に表れる結果になりました。

スクエニ製アプリが乱発、終了のイメージが強くなったのは、2016年製アプリが2016年中頃から2017年の中頃にかけて多数終了したのも影響がありそうです。
終了した14作のうち、10作が1年以内にサービス終了しているわけですから、なるほどそういったイメージが強くなるのもおかしくはないですね。
上でも話した『天穹のアルクルス』『ぷくっくす』は3ヶ月と20日、4ヶ月とスクエニアプリ史上最速で終了した2トップ。同じ年に出してしまう辺り、迷走が浮き彫りになりました。

一応この問題は、2017年に”ドラッグ・オン・ドラグーン”シリーズや”ニーア”シリーズなど、超独特な世界観を作る”ヨコオタロウ”が原作として参加した“シノアリス”
豪華女性声優を多数起用した美少女系RPG“プロジェクト東京ドールズ”
続編の制作が続く美少女系アイドルもの“青空アンダーガールズ”
※11月13日追記、青空アンダーガールズは残念ながら2019年1月31日に終了となりました。

などで改善を見せていくことになります。これらがあと2、3年は頑張れるかでオリジナル作品への評価も変わってくるのかな、と思います。

なぜスクエニのアプリは流行らないのかを考察してみる

課金による集金があからさまに多い

スクエニ製のアプリの多くで言えるのが、課金主義が多いこと。
最近では、まだ配信後間もない交響性ミリオンアーサー。

本来はガチャで入手できるのは武器・防具などの装備品のみ・・・なのが、有償ガチャで強力なキャラを入手できるものが2度ほど行われている。
ここで入手できるキャラは後々イベントで入手できる機会がある・・・そうなのだが、さてどれほどの労力が必要かはまだ分からない。

「ここで引いとけよ?引かないと絶対後悔するぜ?」

と鼻息を荒くする様子が伺えます。いやぁ実に下手だ。

トップ層は課金を煽るんじゃなくて、促します。ここが最大の違いかなと。課金させるようにするのではなく、課金しやすい環境を作る、と。
たまにトップ層の奴らが悪魔に見えることもありますが、その分ゲーム全体の出来はいいので、これくらいはいいかな?と思えてしまうんです。もうちょっと!あともうちょっとだけ!!

そして下手に課金させにくるアプリが最近使うのが、ステップアップガチャです。

お得感を演出しつつ、でもそこまで行くには足りない、なら課金だよね?と流していく形になるステップアップガチャ。
結構多くのアプリで使われているんですが、スクエニは輪をかけて使い方が下手です。行われる頻度も高く明らかに無償だと追いつかない場面や有償のみにしていることも多いので、より辟易されてしまうんでしょうね。

レア度の上限アップによるインフレ

課金煽りにプラスして行われやすいのが、最高レア度の上限アップ。
それまで星5が最高レアだったところに、

「上限突破した星6が登場します!もちろん人権キャラで強さは破格!!でも排出率はこんだけね^^」

といったそれまでのゲーム性を否定してしまい、インフレを巻き起こす行動をやりがち。

・FFRK(武器の星5→星6)
・乖離性ミリオンアーサー(UR→MR)
・FFBE(星5→星6)
・魔法科高校の劣等生 LOST ZERO(星7→星8)

など、やっているアプリは多いですね。

他の大手は基本レア度の上昇は行わずゲーム内素材で上限を突破して、より従来のキャラを使いやすくする形を取ることが多いですね。

グラブル:SSR→古いキャラから順に上限突破
FGO:強化クエストによるキャラの純粋強化
モンスト:運極による上限突破

などがあります。ただ、これらはゲーム全体でバランスを取っていかないといけないので、運営していく上で難しいと言えば難しいです。

上限を突破して新しいキャラを強くすれば、バランスとは関係なくとりあえずは事足りますからね。

逆を言うなら、きちんとそのゲームと向き合わないからこそ、簡単にインフレを起こしてしまえる、とも言えてしまうんですが。

短期間開発から来るゲームシステムのつまんなさ

他のメーカーと違い、現在のスクエニはホイホイとアプリをリリースしては終了するというもはや定番の流れを作り上げています。

1年で10作近く作るとなるといくら超大手のスクエニと言えども、人手が万全とは言えないでしょう。

そんな状態で作られたアプリは当然面白くないわけです。
あくまで予想でしかありませんが “楽しいゲームを作る” ことではなく “とりあえず期限・納期を守って作る” ことの方が大切になってるように思えます。

ゲームクリエイターさんの中では、自分で遊んで面白い!と思うゲームを作る、と言う人もいます。
今スクエニにおられるクリエイターさんの中で、どれだけ自社のアプリが面白い、と思うのか試してもらいたいですね。

単調なイベント・運営が多い

これはスクエニに限ったことじゃないんですが、ゲームそのものの楽しくなさに加えて、イベントとしても面白くない単調なものが多いです。
楽しくない、面白くないと高火力のコンボが来れば、当然ゲームとして流行る理由なんてなくなるわけで。

今遊んでいるアプリが3つ4つあって、ちょっと減らそうかな、と思った際に、他のゲームと比べて明らかに面白くないものを選んだら、スクエニ製のものだった、なんてこともあるんじゃないでしょうか。


※スクエニの公式の動画です。

こんな自虐的な歌作ってるくらいならゲーム性をもっと上げなさいよ!

まとめ

こうやって見ていると、いくらスクエニが超大手と言えど何がヒットするか、何が流行るかは手探りしつつ、よそのネタをパクr頂戴しつつ時代を追っているのが分かりますね。

2014年頃まではカードバトル系のRPGが多くて、とりあえずどれか当てたろ!感がヒシヒシと感じられます。
2014年を超えると、スマホのスペックを活かして多種多様なアプリを作り出し、2015年になるとFFやドラクエを軸にしたゲームを制作。未だに続く人気アプリも多く排出します。
ですが、前述のとおり2016年には出したゲームのほとんどが早期終了したことで暗雲が立ち込めていきます。
2017年以降も、絶好調かと言われると微妙ですがシリーズものではないアプリをいくつか配信し継続させ、2018年もオリジナルものの新作が多めなラインナップ。

そして、今回検証していて一番感じたのが、オリジナルもののアプリに対してサービスを終了する判断の早さ。
サービス後の初動でダメだったら、すぐに終了するかどうかの判断をしているのではないか、と思えるデータが多数出ました。
利益を追求していくなら仕方がないんでしょうが、”スクエニ製のオリジナル作品”は期待できないと、自分たちで言ってしまっているようにも見えてしまいます。
これがシリーズものだった場合は、立て直すためにシリーズの人気キャラを投入したりと策を講じることができますが、オリジナルの場合はそういった打開策が取れないことからも、ちゃっちゃと切ってしまうのかもしれません。

最近のように1年保たずに終了するゲームばかりだと、ダメかどうか以前に遊ぼうという気が起こらなくなってしまいます。
結果として言えるのはスクエニ製のゲームは、もう少し長期的なプランで展開をしていくべき、だと思います。

早期のサービス終了は、遊び手ではなく作り手がそのゲームをダメだと言っているように見えてしまいます。
ゲームを遊ぶかどうかの判断をするのは、あくまでも遊び手である私たちです。

期待しているからこそ、現状に対して少なからず不満はあります。私自身青春時代のゲームはスクエニとともにありましたからね。
スクエニさんには、是非とも “最大限遊ばせる” ことを考えた運営を第一にして制作してもらいたいですね。