

2018年3月20日。超大手ゲームメーカー、コナミから新しいスマホアプリの配信が開始された。
“ときめきアイドル”
公式では通称ときドルと呼ぶそうですが、個人的にはめきドルを推したい。拳で語り合えそうなグラップラー感が好き。
なので、ここではめきドルで行きます。もしメーカーさんから苦情が来たら即座に変えたいと思います。長いものに巻かれろ的な。
めきドルのゲーム内容は、名前の通りアイドルを題材にした音ゲーと育成シミュレーションを合わせたゲーム。
システムはボタン5個に同時押し、押しっぱなし、弾き押しといったスタンダードなもの。
スマホアプリの音ゲーをプレイしたことがあれば、操作に戸惑うことがないかなと思いますね。
ストーリーは15人のアイドルをトップアイドルに育て上げていくのが目的ですっ!
・・・どこかで見たことがあるゲームだって?それ以上はいけない。
音ゲー、アイドルが題材と某ゲームとジャンルは似通っていますが、めきドルは何を隠そう、恋愛ゲームの金字塔である”ときめきメモリアル”シリーズの後継ゲーム。
と言われても、今10代から20代前半の人にはあまり覚えがないゲームかもしれないので、簡単に説明しましょう!
めきドルの元祖、ときめきメモリアルシリーズとは?
初代ときめきメモリアルは1994年にPCエンジンから発売されました。そもそもPCエンジンってなんぞや?と言われるかもしれません。ハドソンの栄光と衰退が詰まった名機です。
その後、プレイステーション、スーパーファミコン、セガサターンと当時の据え置き機に移植されまくり、特にプレステ版は恋愛ゲームとしては破格の50万本の売上を超えた大ヒット。
一大ブームに発展するくらい大きな現象になり、ときメモを契機に恋愛ゲームが一気に増えたほど。
ですが、ときメモ2を挟み、ときメモ3で大きくコケることになります。
へんてこな3Dグラフィックから始まり全体的に微妙な作品に。一気にユーザー離れが進み、ときメモ4が出たときには8年もの間が空いていて、出来は良かったのですが時間の流れもあり、知る人ぞ知るくらいのゲームに落ち着いてしまいました。
2009年に発売されたときメモ4以降は新作は出ず今に至る、それがときメモシリーズの歴史。
私自身はときメモ2はかなりプレイした記憶があります。八重花桜梨さんが凄い好きでしたねー。
最初事情があってビックリするぐらい冷たいんですが、交流していくことで少しずつ仲良くなって、最後にはめっちゃデレる、そのギャップがたまらなく好きでした。
ときメモ4も面白かったですね。声優さんも今活躍されている方が多く、普段恋愛ゲームで見ない方もおられるので、とても新鮮。
2は一昔前のゲームですが、4は今のゲームと変わりないので、興味があるならおすすめです。どっちもPS vitaがあればダウンロード版を購入できますぜ。
ときめきアイドル(めきドル)のストーリーとプレイ動画と
話をめきドルに戻しまして、システム面の紹介として簡単なプレイ動画にまとめました。一緒にお話していきます。
実際のライブ動画です。普通にミスしていますが、こいつド下手かよという意見はできれば飲み込んでやって下さい。
アイドル5人を選択してライブに望みます。
難易度はEASY、NORMAL、HARD、EXTREMEの4つ。難易度とは別にMV(ミュージックビデオ)モードもあり、アイドルゲームとしての内容は十分。
MVだけではなくポーズを決めての写真撮影も行えるので、衣装を集めることが楽しめるのもポイント。アイドルとコーディネートは基本中の基本。
個人的にはノーツ(音符)が見づらいのがちょっと難点。
紙吹雪と一緒に降ってくるように見えることもあるので、もう少し色や形をはっきりとして欲しいかなと。
プレイした感じだと、タッチの判定は優しめだと思うので難易度はそこまで難しくはないと思います。
ただし、プロデューサーレベルが上がり解禁されていく曲はそこそこの難易度なので、要練習。
ストーリーはほぼほぼフルボイス。見ている限り結構細かな動きも多くてキャラごとの特徴も掴みやすそう。
15人いるアイドルたちにしっかりとした個性が付いていれば、ストーリーも読み応えあるものになりますし、キャラに愛着も感じやすくなるので地味ながらいい作りしていると思います。
動画では田中フランチェスカさん(愛称はフラニーちゃん)がメインで話すお話ですが、しっかりした優等生ながらあわあわしたり、指でバツを作りながら「めっ」って言ったり、独り言をしっかりと見られていたりとどこか抜けた部分もあって、とても可愛いです。
最初のチュートリアル(あとでプロフィール覧からも変更可能)で、敬称を決められるのも味があります。
プロデューサー、Pといった役職呼びから、くん、さん付けで呼んだり、お兄ちゃん、お姉ちゃんなどもさることながら、組長、隊長、番長といったアウトローな敬称までたくさん。
ただ、ボイス上では容赦なくプロデューサー呼びなので、あんまり意味がありません。
閣下・・・(´・ω・`)
ストーリーはメンバーひとりひとりとの交流を描くメンバーストーリー、ユニットごとのストーリーが見られるガールズストーリー、そしてメインストーリーであるゲームストーリーと3種類。
ゲームストーリーにはイベントごとのストーリーも加わるので、全部しっかり見ていくと結構なボリュームになるので、ゲーム全体で見てもいい出来になってるなーと思います。
ときめきアイドル(めきドル)の楽曲とコナミのゲームと
2018年4月現在、楽曲は全部で16曲。ほとんどがオリジナル楽曲なのですが、一曲だけ異彩を放つ曲がありました。
その名も「闘え!ダダンダーン」
1993年にアーケードゲーム(ゲーセン専用のゲーム)で発売された「究極戦隊ダダンダーン」というゲームのテーマソング。
誰が知ってんだ。
と声を大にして言いたい。ちなみにオリジナル版で歌われているのは子安真人さん。およげ!たいやきくんでおなじみ。
これはダダンダーンのプレイ動画・・・ですが、ときめきアイドルのことを知るために、この記事呼んでる人に対して何を見させてんでしょうね(笑)
闘えダダンダーンは1面で流れる曲なので、ほんの数分で聞けます。気になった人は聴き比べてみてはいかがでしょうか?いや、そんな人いるかは知りませんが(笑)
おそらくですが、これからもコナミ製のゲーム音楽を使ってくることは予想できます。名曲は多いですから。期待したいポイントです。
ときめきアイドル(めきドル)と15人のアイドルと
というわけでダダンダーンで軽やかな雰囲気になったところ(?)で、メイン中のメイン。実際に登場する15人のアイドルたちのご紹介。
アイドル | 名前 | 担当声優 |
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結城秋葉 | 日岡なつみ |
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月島美奈都 | 鈴木みのり |
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田中フランチェスカ | 和久井優 |
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川口夏海 | 川井田夏海 |
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青山つばさ | 青山吉能 |
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真田小幸村 | 高木友梨香 |
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片桐奈々菜 | 稲川英里 |
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日比野紀子 | 陽向さおり |
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立川美翠 | 井上ほの花 |
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立花朱音 | 山下七海 |
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草壁野々香 | 近藤玲奈 |
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伊澄いずみ | 藤川茜 |
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日毬みさき | 岩倉あずさ |
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三田希少 | 金田アキ |
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朝霧春子 | 早瀬莉花 |
実のところ、キャラそのものには特にいうことはなくて、みんな可愛くていいんですよ。
ちなみに私はメガネっ子の日比野さんが好きです。メガネっ子最高です。これで何かしらギャップを持っていれば最高から至高にまで持ち上げたいレベル。
が、個人的にツッコミたいところがキャラの名前。
1人目は真田小幸村ちゃん。名前の読み方は“こゆきむら”・・・なんか適当に付けただろと言いたい。もうちょっと女の子らしい名前にしてあげて。
2人目は伊澄いずみちゃん。名前の読み方は“いずみ いずみ”・・・ガンダムの富野監督のようなネーミングセンス。
※富野監督は、自身の作品に良く名前と苗字が同じキャラを出すことで有名。だからなんだって言われたら何一つ言い返せません。
3人目は三田希少ちゃん。名前の読み方は“れあ”・・・キラキラネームならもう少し考えて上げて欲しい。きっと小学生のときなんか、構って欲しい男子に「やーい最低レアー!」なんて言われたのではないでしょうか(適当)
なんかディスってるように聞こえるかもしれませんが、もうちょっと考えようがあるやん?っていうツッコミですツッコミ。女の子に罪はありません。あるとすれば名付けたやつだ!
ここでは名前と声優さんを載せたのみですが、めきドルは誕生日、趣味、好きなもの、悩みといったパーソナルデータは仲良くなってコミュで追加されていくシステムになってます。
おそらくですが、これはときメモの名残ではないかなーとか思ってます。
本来なら、主人公の親友ポジションのキャラに教えてもらうのが恒例の流れですが、めきドルでは仲良くなることで少しずつ相手を知っていくことができます。
こじつけかもしれませんが、ちょっとしたときメモ要素もあるということで、ニヤリとできる場所があるのは良しですね。
ときめきアイドル(めきドル)に今後期待したいこと
ここまでにも話してきましたが、同じようなジャンル、同じようなシステムを使ったゲームはもう既にあるわけで。
めきドルは、それらのアプリとはまた違った独自の要素を期待したいですね。
例えば、コナミというメーカーを活かすなら音ゲーの音楽・楽曲部分に特化するとか。
ビートマニアを始め、ポップンシリーズ、ダンレボシリーズ、ギター・ドラムマニアシリーズなど音ゲーに精通しているので、良曲、名曲をどんどん配信していけば、もっと面白くなりそう。
かといってコナミのゲーム音楽ばかり追加していくと、コアなファンしか付かないなんてこともあるのでバランスを取らないといけないのが大変そうですが・・・。
とはいえ、現状で女の子たちは可愛いし、ライブでも動きまわり、既に新曲の配信も決まっているなど、遊びがいのあるゲームであることは確実!
気になったら一度触ってみてください!

