プリコネReが配信開始されてから1年近く経ちました。シンプルなゲームですが結構面白くて、それなりに楽しく遊べています。

プリンセスコネクトRe Dive(プリコネRe)の序盤から中盤に向けた育成と攻略、マナ不足解消への道!

プリンセスコネクトRe Dive(プリコネre)のプレイレビューと、ちょっとした攻略と。

基本的に1人用のコンテンツを遊ぶゲーム。
クラン(=ギルド、騎空団、プロダクション)に所属して戦う要素もありますが、1日に参加できる回数が制限されていたり、アリーナやプリンセスアリーナといったランキング要素も同じく1日の回数制限があり、競争するコンテンツは常に張り付かないといけないものはなし。

プリコネreを一言でまとめると、緩く、楽しく、コツコツと遊ぶのに最適なゲーム。

ソシャゲの義務感に疲れた、付き合いに疲れた、そんなときに遊んでもらいたいのがプリコネre。

どんなゲームなのか、を遊べる箇所と一緒にお話してきたいと思います!

プリコネRe 1周年を記念して歴史の振り返りとキャンペーンの展望を語ってみた。


一周年記念に合わせて、歴史を振り返ってみる話もあるので、一緒にご覧ください。

まだ未プレイの方はダウンロードしてみましょう!

 
今回のレビューは私自身が1年間それなりに遊んでみて、良かった点、悪かった点をまとめてみました。



良いも悪いもない、ガチャについて

これから始める人に口を酸っぱくして言いたいのは、無課金・有課金に関わらずリセマラはしっかりやった方がいい。後で地獄を見るハメになります。
というのも、最高レアである星3の排出率2%はかなり重いから。

100連で2体引けるなんて思うんじゃないぞ・・・!(※あくまでも個人の感想です)

引いたキャラ次第ではランク上げ・レベル上げ・スキル上げを行ったとしても苦戦する可能性は十分にあるので、比較的楽に進めていくためにも、最初は妥協できるところまでリセマラはやるべき。

プリコネreのリセマラやちょっとした攻略はこちらで見れます。

初期キャラの多くはダンジョンアリーナ、プリンセスアリーナ、ハードのクエスト、イベントクエストの報酬で、メモリーピースを集めることが可能。

ガチャで引かなくても星3キャラを入手する手段は豊富にあるので、ガチャは大切ですが毎日の取り組みで、戦力を上げていくことの方が大切。

下でも言いますが、プリコネreはガチでコツコツゲーです。日々の積み重ねって大事だと思わせてくれるゲーム。

良かった点その1 キャラとキャラ愛

プリコネreはRPGではありますが、大元にあるのは可愛い女の子を愛でること。

攻略そのものは時間をかければなんとかなります、間違いなく。
飽きがなく、時間を費やすために必要なことが、キャラ愛だと私は思ってます。
自分自身が好きなキャラを最初に引くことで、攻略が停滞する困難、ガチャで引けない苦境、プリコネをプレイする上で襲いかかってくるこれらの苦難を乗り越えられるんです。

てめぇが好きなキャラを引いてから始めやがれ!
(※要約:あなた自身がキュンと胸に来るキャラと一緒に冒険をしましょうね)

ということ。ここにもちゃんと仕組みがあって、各キャラクターにはしっかりとしたキャラ付けができてるから、より愛着が持ちやすく、キャラクターを理解しやすい。

各キャラには絆レベルがあり、レベルが上がるごとに主人公との個別のストーリーが見ることができます。

更に、各キャラが所属するギルドのストーリーも別にあり、所属するギルドメンバーの絆レベルを上げることで解禁され、個別のストーリーとは違った一面も見られる。

など、キャラ付けが薄い、どんなキャラか分かりにくい、といったキャラゲーのマイナス面を見せることがないのはゲームとして凄いな、と思います。

キングオブ幼女 キョウカちゃん

キョウカちゃん。古のコピペ”うわ、ようじょつよい”を体現するキャラ。
ユニオンバースト(必殺技)が全キャラ唯一の単体魔法攻撃、アリーナでジュンやノゾミなど現状のメイン盾をバッタバッタとなぎ払い、クエストやクランバトルで単体ボスを塵にする幼女

CV.小倉唯、幼女、強キャラ、とふんだんに盛り込まれた要素で大きいお兄ちゃん達のサイフを落とすことに成功。かわいいは正義。

みんなの盾 ジュンさん

ジュンさん、メイン盾。盾どころか全身鎧。
中身は誰よりも乙女、兜の中に更に仮面をかぶるという、某赤い彗星よりも厳重な一面も。
物理攻撃への耐久が全キャラ1、ユニオンバーストはダメージ吸収、単体回復も備えるので物理盾、魔法盾として場所を問わずに活躍する万能キャラ。アリーナガチ勢はキョウカちゃんが出るまでは血反吐が出るほど憎いキャラだったとか。


CV.川澄綾子さん、真面目な騎士キャラ、と聞くと某fateの騎士王を思い起こさせますが、本人が正義の味方と仰るのが本当に尊い。

大人のお姉さんですが、見ている限りどのキャラよりも主人公へ好感度が高い人。ギャップ差がとても可愛い。かわいいは正義(2回目)

どこでも出張ウーマン アリサさん

シャドバの主人公の1人。ユニオンバーストをバカスカ打つ子。プリコネReに限らずグラブルにも出張する頑張り屋さん。
キョウカやジュンと比べると、地味めな性能ですが序盤に入手できると常に活躍できるキャラであることは変わらず。
クリティカルでゴリラ並の力押しをするスズナと比べると、自分のTP(必殺技ゲージ)を回復するシオリに似たスキル編成で敵をなぎ払います。

お空から来た騎空士 ジータちゃん

プリコネre初期の目玉、ジータちゃん。グラブル女性主人公が初期から配信され、テンションが爆上がりしたユーザーのサイフを絶望に落としたいけない子。私もうっかり1万課金からの爆死コンボを食らいました。
性能は控えめですが、人気キャラであり本家グラブルは彼女(もしくは彼)の一人称視点なのに大して、今回はあくまでもキャラの1人ということでバリバリしゃべりますし、ガッツリとストーリーも用意されているのでグラブルとは違う面を見せてくれます。

不遇の星1 スズメちゃん

私個人的にかなり不遇だと思うキャラなの。
回復と攻撃魔法両方使える、という触れ込みだけど、結局両方ともに中途半端で使える場所があまり無い。
才能開花のためのメモリーピース集めが、月一開催のクランバトルで入手できるコイン以外ありません。

無理して才能開花しても仕方がないキャラとしか言えず、CVが悠木碧さんなので、声が好きな人ぐらいしかないのではと思ってしまうほど。

という理由から「スズメちゃん星5まで育てた人0人説」を唱えたんですが、ツイッター上であっさりと育てている人が見つかってビビって取り下げました。プリコネreのキャラ愛の大切さを知れるキャラ。
同じような境遇のキャラでヨリがいますが、こちらはキャラ性能は火力寄りなのでガチ勢がたまに使用するらしいので、スズメちゃんの方が不遇として紹介しました。ちなみに私はふたりとも唯一星1のままです(後日ヨリだけイベントでメモリーピース入手できる)

そうした不遇な点も多少は考慮に入ったのか、2018年の夏に水着キャラとして登場。
相変わらずはわはわしていますが、だからこそ光るもの(おっぱい)があるんですよね。あれはいい・・・。
こっちは初期レア度が星3なので、利用できる機会・・・は多いのかは知りません。

良かった点その2 質の高いイベント

2月からスタートし、5月末まででプリコネreは2回イベントを開催しています。
少ないと思うかもしれませんが、実はこれがプリコネreの良い部分での特徴になってるんじゃないかと思ってます。

イベントの目的は才能開花素材となるメモリーピースの入手。

一回目はハツネ(星3)とシオリ(星2)の姉妹を中心の、二回目はキョウカ(星3、ガチャのみ)、ミミ(星2)、ミソギ(星1)のギルドリトルリリカルを中心にしたストーリーが展開されました。
内容は短めですが、絆ストーリー、ギルドストーリーとは別にキャラクターを掘り下げられるていて、

どちらもエンディングは専用のものが用意されてて、これがめちゃくちゃいい味出してるんですよね。見ただけでもイベントの雰囲気は感じられる素晴らしい仕様。
特に2曲めは、大きいお友達の目覚めを誘引させた(かもしれない)ほどの中毒性を持つほど。

いい意味で、こんなん作ってたらそりゃ頻繁にイベントなんか起こせねぇよなぁと。
通常のアニメで1、2ヶ月に1回ED作るとなると大変どころの話じゃないわけですから。

そういったこともあってかイベントの期間は長く、それなりに育成が整っていれば目的であるメモリーピースの入手も難しくないので、私がプリコネreのコンセプトだと思っている、緩く遊べるような作りにしっかりとなっているのが◎

通常のクエストと同じように、ガチャ石の入手も可能なので誰にとっても喜べるので、ここは運営を最大限に評価したいポイント。



良かった点その3 強制力のないクランバトル

グラブルの古戦場、モバマスのフェス、と経験したことがある人からすると、聞くだけで多少は頭痛がするであろうイベント。

数日間、何時間もゲームに張り付き、ゲームと言う名の作業・・・は言い過ぎかもしれませんが、報酬はあるにせよキツイ、と思わせるイベントであることに変わりはありません。

プリコネReで同じ位置にあるのがクランバトル。
1ヶ月に1度、魔物の群れに対してギルドメンバーで各個戦い、与えたダメージがスコアになり合計ダメージで競い合います。

最大の違いとして、1日に攻撃できるチャンスが3回だけという点。参加条件は一定数のスタミナの消費。

スタミナ消費スキップチケットによって消費しやすく手間もなく簡単。ちゃっちゃかと3回参加すればその日は終わり。

日々の積み重ねの延長線上で参加すればいいだけなので、強制されずゆるゆるとやれるのがメリット。

それだけではなく、各キャラの育成具合を確かめる場でもあります。
使えると言われたキャラ、せっかくガチャで引き当てたキャラ、前々から育てていたキャラなどなど、鍛えたキャラを使ってスコアを出していくのは達成感も大きくて、モチベを上げやすいポイントでもあります。

ガチでやるのも良し、緩くやるのも良し、やりたくないならやらないも良し。

といった具合に、バランスの良いコンテンツになってます。

悪かった点その1 勝てないアリーナと引き分け=負けの恐怖


アリーナは戦力差のある上位の相手を倒して、最高順位を更新してジュエルを貰おうぜ、というコンテンツ。

ほんっとに勝てないんで、せめてもう少し面白い要素が欲しいんですけどねー・・・。
こっちが4人残っていて、相手が1人。倒される寸前でも時間が経過すれば引き分けで負け。
防衛側は耐久パが多いので、正直ストレスも溜まります。

上位を目指す?ええ、ええ。夢を見るだけなら自由ですよ?

・・・いやほんとの話、後発で上位に行こうとするなら、ガチャを引きまくって女神の秘石を集めまくって、星5まで無理矢理持っていき、ランクアップ装備を揃えるためにスタミナにジュエルを使いまくらないと絶対に無理。

最初にも言った通り、日々の積み重ねが一番大事になるプリコネReでは後発は基本的に不利。
アリーナそのものも、そこまで大きなメリットがあるわけでもないので、よっぽどのことがないなら、無理に挑戦しなくてもいいです。

とは言え、何も書かないと流石に気まずいので、アリーナを戦う上で気にしておきたいポイントのお話でも。あくまで初心者向け。

・最初は(NPC)が付くか、壁役がいない人を狙う(2019年1月現在難しい戦術)
・戦力差はあてにしないこと。勝率にはあんまり関わらない
・ミヤコ、ノゾミ、ジュンなど壁積みは相手にしない。時間切れ戦法は未だに強い
・ミヤコにイライラしない。めっちゃ避けるのは仕様

特に名前の覧に “(NPC)” が付くキャラを狙い撃ちするのは序盤の重要な攻略手段。
ただ、これを知っていてわざと名前にNPCを付ける人もいます。特にメリットがあるわけではないので嫌がらせなんですが。
そんなときは編成を確認して、レア度に注目。初期のレア度と変化があるキャラは本物のNPCの確率が大きいかなーと。



悪かった点その2 後発の難しさ

私はリリース当初から遊んでいる人間なので、プリコネRe日々の積み重ねの大切さを重々理解済み。

このアプリは後からやり始めた場合、軽々と追いつけない程度には不利です。

・過去イベントで入手できた有能な限定キャラが存在する(現在は入手不可)
・マナの大量獲得のための”ダンジョン”は、1日1回の回数制限あり
・進化のために必要なピースを入手できるハードクエストも1日の回数制限あり
・アリーナ、ダンジョンなどで入手できるコインの入手難易度の高さ

主な理由としてはほんとに積み重ね系。
キャラを強化するために必要なマナは常に不足しますが、入手経緯の8割がダンジョンからですが、見ての通り回数制限があるためどうあっても後発が追いつけません。他の要素も同じく。

もう1つ大きいのが、過去イベントで入手できるキャラについて。

夏のイベントで無料で手に入れることができた、水着コッコロちゃん。2019年1月現在、手に入りません。
性能については省略しますが、この子はどんな場所でも活躍できるほど汎用性が高く、かなり有能なので手持ちに入れておきたいひとり・・・なんですが、手に入りません。

おそらくこの子が有能すぎたのもあってか、同じような形で入手できる限定イベントキャラは性能が抑え気味になっているはず。

時間をかけてやりこみ続ければ追いつけるゲーム性じゃないので、ガンガン遊びたい・追いつきたい人にはあまり向かないかなと思います。

悪かった点その3 素材集めの面倒臭さ

プリコネReのキャラの強さを分けるのが、装備ランクとスキルレベル。
本体のレベルに関しては、スキルレベルとリンクしているために上げざるを得ない要素でしかないので、重要というよりは必須案件になります。

スキルレベルはマナを使ってレベルを上げていく形になり、これがあるからマナが常に枯渇するハメになりますが、日々ダンジョンと探索をこなせばそれなりに手に入ります。

さて本題。装備ランク上げのためにはクエストなどで入手できる各種素材を集めて、装備の6枠を埋めていくことで行えます。

行えるんですが、ランクが上がれば上がるほど面倒な作業になります。

これは2019年1月現在、一番ランクが高い装備品の1つですが、装備するために必要になる欠片が”35個”必要になってきます。
クエストで入手できるのは当然1個です。他にも入手手段はありますが、必要な装備の欠片を狙って入手するのはほぼ不可能。
そして、クエストで入手できる確率は大体3割から4割程度、と思ってます。

1回スタミナ10前後必要なクエストで、3割から4割で手に入る欠片を35個。そんな装備枠を6つ埋めてランクアップし、更に人数分必要としていくと。うん!めんどくさいね!

毎月決まったサイクルでドロップが2倍になる期間があるので、大体のプレイヤーがこの期間に頑張って集めていくのが現在お決まりのパターン。



旧・悪かった点その3 プリコネreと共闘

2018年11月に廃止されましたので、旧・悪かった点として保存。
リアルタイムで3人集まり各自1ステージずつ、合計3ステージをクリアする共闘。

難易度にノーマルとハードがあるんですが、最初の20回はガチャ石が貰えること、マナをもらえること以外メリットがないので大体やらなくなります。

というのも、元々プリコネreの戦闘は特別面白いわけじゃないのと、実力差があることで多少なりとも軋轢が生まれてしまうから。

マナを稼ぐために1日数回作業のようにやって終わりになる現状、楽しめるコンテンツかと言われると難しいです。

報酬を上げたり、もっと参加したくなる要素を増やさないと、人が参加しなくなるのでテコ入れを考えて欲しいですね。

プリコネreのこれまでとこれから

いいところ、悪いところ、結構はっきりしていると思うプリコネre。

配信初期に比べると、要望がある部分に対しては早め早めに改善する姿勢を見せていて、ここでは話していませんが。
マナを獲得できるダンジョンも時間が掛かり過ぎる、面倒なポイントが多い、と要望があるとダンジョン専用に戦闘のスピードを向上させる
改善を見せました(それでもまだまだ改善点はありますが)

これから期待したいのは、どれだけ緩さを維持したまま、飽きられないようなイベント、仕組みを作れるか。

新しくやる人にとってキャラ以外にどんな魅力を出せるか、ここを期待したいですねー。

急に高難易度のクエストを実装してきたり、ガチャ限のキャラを最優先して従来のキャラをないがしろにしたり(今もちょっと危ないですが)し始めると危ないと思いますが、今そこまで心配しても仕方ないでしょう。
※2019年1月現在、限定キャラで超強いキャラを出してきたりしていますが、変わりに初期キャラの底上げも始まっています。

現状かわいいキャラを中心にしたゲーム作りは、成功している、と思ってます。

ガッツリと遊ぶタイプのアプリではなく、やれることが限られた中で楽しめるので、ゆったりと遊ぶのにちょうどいいゲーム性。