
当サイトはアプリゲームの面白さをジャンルを問わずに伝え、面白そうだな、と思ってもらい遊んでもらう、というコンセプトを持ったサイト。
ジャンルを問わず・・・最近はRPGばっかり話してますが。
というわけで、今回はアークザラッドRについて。やっぱりRPGなんだよなぁ・・・。
アークザラッドはプレステで1、2、3とシリーズものが続き、なぜかワンダースワンカラーに移行して2の外伝である機神復活、プレステ2で精霊の黄昏、ジェネレーションを最後に、新作は出ずに月日が流れました。何故新作が出なくなったかは最後がクソゲーだったからお察し下さい。
この辺はPS初期の目玉として発売されたポポロクロイス物語と似ていますね。シリーズを重ねるごとにゲームとしてアレな出来になっていったのも含めて。
そのポポロクロイスは先にスマホアプリ化されています。レビューもしてるんでよろしくです。
>>新しいポポロクロイスがここに!ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛のレビュー!
シリーズ全体を通したジャンルは、シミュレーションRPG(ジェネレーションのみアクションRPG)
新作のアークザラッドRはアーク2から10年後のストーリー。1・2・3を時系列順にするとこんな感じ。
アーク1→(1年後)→アーク2→(3年後)→アーク3→(7年後)→アークR
公式サイトでは何故か3が無視されているんですが、ちゃんと続編になってるんで直接関係はあるはず。
これに関してはいろいろと細かな設定の問題で出さないのかもしれません。情報も整いきっていないので明言はしないでおきます
アークザラッド1について
主人公アークは物語開始時点ではただの少年。
10年前行方不明になった父を探すためにシオン山へ向かった際に、封印が解かれ放たれてしまったアークデーモンに瀕死の重傷を負わされ、息絶える寸前に山の精霊から精霊の力を受け、滅亡に向かう人間の運命を止めるために戦いに身を投じます。
7人の仲間に出会い聖柩を巡り各地を旅するうちに大きな陰謀に巻き込まれ、聖柩の試練を乗り越えた後に陰謀の黒幕によって罪を背負わされ、反逆者となってしまいながらも使命のために旅立ち、1は終了します。
アーク1は単独では完結せず、2へ続く内容で終わります。私も当時は「えっ?」てなりましたが、中古で安く買ったんで特に何も思いませんでしたが。
初代は装備品としての武器や防具が存在せず、アクセサリが4つ付けられる程度でシンプルなゲーム・・・というよりは物足りないゲームなイメージが強かったですね。
1から通じてトッシュがめっちゃくちゃ好きでした。かっこ良すぎでしょ。
雨降った日は傘持ってずっと上の画像のポーズして桜花雷爆斬(トッシュの必殺技)してました。
アークザラッド2について
アーク1の1年後からスタート。主人公は炎使いのハンターエルク。
依頼のため空港を占拠した犯人を討った際に、リーザと出会ったことで物語が始まります。
リーザを狙う謎の組織との戦い、エルクの過去、世界的指名手配犯であるアークとの邂逅、アーク1の黒幕の更に後ろにいるものとの戦いなど、1と2の集大成となる戦いが繰り広げられます。
ゲームとしてもかなりの完成度が高く、やりこみ要素も鬼のように備えてましたね。
武器や防具もきちんと装備品として出てきますし、ヒロインのリーザはドラ○エ5よろしく敵モンスターを仲間にできます、色違いはあれどその数は200超え。
装備できる武器の熟練度や技や魔法など、ひとつひとつ熟練度が設定されていてどれだけでも鍛えて強くできる仕様。
オールコンプリートする場合、4ケタを超える時間は余裕で必要になってきます。
そして、アーク2を象徴するのはそのストーリー。悲惨さや陰鬱さといった暗い要素が満載。
特にエルクの過去である白い家のジーンとミリルと後ろにいるガリアーノ。だいたいこいつのせいなんですがね。
この点をよりブラッシュアップした「アークザラッド2 炎のエルク」はかなり完成度と悲惨度の高い作品でおすすめ。
アークザラッド3について
アーク2の3年後からスタート。幼少期の記憶を無くしたハンターアレクが主人公。
物語としては2で完結はしますが、人気があったのでアーク3が作られたそうな。
アーク2での最後の戦いを中心に大災害と呼ばれるほど人が死に、文明が失われた中でも人は必死に生きていく。
ハンターとして依頼をこなしていき、大災害の際に活躍していた人物たちとも知己を得ていく中で、新たな災いが振りかかる・・・。
完結した物語をもう一度、ということで遊んだ当時はなんか淡々としてるなー、と思いました。
ちゃんと仲間になるキャラも2に比べてめちゃくちゃ減って、攻撃モーションもどこかかっこ良くなくて。
ただ、雰囲気は前作、前々作に比べて明るめで、遊びやすい作りではあったんで新作としてプレイするなら十分な出来でした。正直あんまり覚えてませんが・・・。
アークザラッドRについて
アーク2の10年後(3の7年後)のお話。大災害で戦災孤児になった自警団に所属するハルトが主人公。
大崩壊から10年、復興を推し進める国の1つ 「ミルマーナ」
自警団に所属する少年「ハルト」は、とある出来事から謎の少女「ミズハ」と出会う崩壊前の文明を復活させ、急速に勢力を広げる軍事帝国「アルディア」
時を同じくして勢いを取り戻したモンスター
そして神獣と呼ばれる脅威の存在
順調に復興が進むかに見えた世界に再び暗雲が立ち込める大きな犠牲の先につかんだはずの平和は脆くも崩れ去ろうとしていた
「……お前が残した世界を守るってのは、ほんと骨の折れる仕事だな。」
少年と少女の出会い、世界を取り巻く新たな陰謀、
過去の英雄たちとの邂逅を経て、壮大な運命の物語は再び動き出す
1、2、3とまたしても世界に危機が迫ります。世界観を共有した続きものはここが辛いところ。危機を起こさないと物語が成立しないので、地球はボロボロです。
主人公のハルトくん。活発系な主人公が多かったアークシリーズの中で現れたクール系主人公。境遇的にはクールというよりも無関心な方が大きそうな気がします。
彼がヒロインのミズハやシリーズ歴代キャラと出会い、戦い、旅をしていくうちに成長していくことが物語の主題の1つになるのでしょう。そういうの大好きです。
ただ、キャラデザ的にはそんな雰囲気が感じられないのがちょっと残念なところ、めっちゃ優しそうな子に見えます。口元の笑みかな。
ヒロインのミズハちゃん。気が強く、前向きで活発。だけど短絡的で思慮が浅い、物事を強引に進めようとするけど、ドジっ子で可愛くて憎めない。と軽く公式からディスりも入ったミズハちゃん。
個人的には、動かし方を一歩間違えると確実に反感を買うキャラになりそうな気がします。いい部分を上手く活かして欲しいところ。
文明がかなり喪失した世界の中で、SFを感じさせるデザイン。異世界や未来との繋がりも思わせますが、如何に。
主人公の上司役、お姉さん役になるであろうセーラさん。猟奇殺人の犯人である黒い女を追う中で自警団に参加。
猟奇殺人犯を追う理由、自警団に参加した理由、ドラマがそれなりに用意されてそうで序盤を進めるキーキャラクターになりそうですね。
大雑把だけど真面目で面倒見が良い、と人気が出そうな雰囲気があります。私の持論ですが男はギャップに弱いものですから。
私が大好きなトッシュさん。事前登録することでもらえるキャラに抜擢。人気の高さが伺えます。
人情に熱いが生き方が不器用な侠客だったアーク1、大きな戦いを経て成長した2、より守ることの大切さを知った3。
それらを超えたトッシュは平和を望み、国の復興や人の助力に尽力する男に。アーク1だとただの脳筋力づく893だったのに。そこが好きでしたが。
今回も真っ先に紹介されていることからも、序盤からストーリーに絡むのは予想できますね。
新作では声優が檜山修之さんから関智一さんに変更になっています。どちらもカッコいいので問題なし。
2の主人公のエルク。国の復興に尽力していたところ、ある事件をきっかけに邪悪な存在を感じ取り、新たな脅威との戦いに備えるためにリーザや仲間たちの下を去った。
いやいや、去らずに協力しようぜ!エルクくん!!
絶対に、良いところで助けに入ってくれるパターンか、やられた噂を聞いて助けに行くかの二択になるんですよ。このパターンは!
地上最強の炎使い、という公式の紹介からも英雄としての強さは発揮してくれそうではあります。乞うご期待。
ゲームでは声優は女性の折笠愛さんでしたが、アニメで浪川大輔さんに変わりそのまま今回も続投、とアークRでは珍しい形になりました。
少年から青年への階段を登ったエルクの成長も楽しみですね。
2のヒロインリーザさん。エルクが姿を消した後は、それまでずっと一緒にいた狼のバンディットと旅をしているそうな。
2ではモンスターを使役して仲間にすることができたが、今回は難しそうなので1人のパーティーキャラとしての登場になるでしょう。
上の画像では自分の行くべき道に迷っているとも取れるセリフがあります。エルクとの関係、旅に出た理由、ここもドラマはありそう。
アークザラッドRのシステムについて
戦闘について
シミュレーションRPGであるアークザラッドR。公式サイトから分かることはと言うと。
・属性はおそらくは5種類(自信無い)
・行動はアクティブ順
・編成は5人1パーティー
・ステージに高低差は無し
うーん、情報が薄い!(笑)変わりにあれこれ勝手に予想してやろうと思うんで、ご勘弁を。
画像を見ている限り、キャラ固有の属性は炎、水、風の3種類が見えます。
炎は風に強くて、水は炎に強くて、風は水に強い、といった相性が基本ですね。
ここに光と闇を交えて、全5種類の属性になるんじゃないかなーと。ゲーム的に欠かせないですからね、光と闇は。
で、行動はターン制だけど敵味方が個別に行動をするタイプのもの。アクティブに入れ代わり立ち代わり行動をしていくといったシステムです。
シミュレーションRPGではおなじみのゲームであるファイアーエムブレムは敵味方がターン制で別々に行動していきます。
全レア度の最高レアへの進化
これは最近のアプリゲームではだいぶ増えてきたシステムですね。
全てのキャラクターで死にキャラが出ずに、パーティーの組み方次第で活かすことができるので、育成及びパーティー編成の幅がめちゃくちゃ広がります。
ただし、おそらくですが育成の時間は尋常じゃないぐらいかかる、と予想してます。これも他のアプリの傾向から。
画像では星3から星5までになってますが、おそらくは星1からも可能なんだと思います。
進化によって、姿がしっかりと変わるのは良い点です。進化させるためのモチベーションになりますからね。
歴代キャラならそれまでの登場時を思い起こさせるビジュアルになり、オリジナルキャラもコンセプトを持った進化過程に。
あとはレア度を上げていっても、ビジュアルを選択できるようなシステムがあれば満点ですね。
意外と見落とされていて、実装されない、なんてことも十分考えられます。ここがあるかないかはアークRの評価に思い切り繋がるので要チェックです。
アークザラッドRのここに期待!
ツイッター上での盛り上がりが大きいこと
盛り上がりやすいスマホアプリの多くが、ツイッターを上手く利用しているイメージがあります。
より多くのユーザーにリツイートをされ、いいねをされ、拡散して広まって。
流行っていることのパロメーターとして、ツイッターは結構あてにしやすいツールです。
あ、ツイッターで流行っている=ゲームが面白い、ではないのでここは注意。あくまで期待できるかな、って程度。
2で使命を果たしたアークとククルの存在。
明言は避けていましたが、公式でも言ってるんでネタバレしていいやってことで。
アーク2のラストで、1のヒロインククルは復活した闇黒の支配者に肉体を取り込まれて消滅してしまいます。
そして主人公のアークは闇黒の支配者を、精霊の力と自らの命を賭けて封印することになります。
2人共に肉体を失い意思のみとなってしまいますが、大災害後の世界に希望を与えるために旅立っていきます。
その後10年経ったRで、2人はどうなるのか。もしかしたら肉体が何かしらの理由で蘇り、仲間になるかもしれないし、意思のみで手助けしてくれるのかもしれない。ガンダムZZのでカ○ーユのように。
救済されるのか、更なる試練が待ち受けているのか。公式でも一切言及がない以上、一ユーザーとしてはただただ期待したいところですね。
まとめ 完成度を高く、じっくりやり込みできるようなゲームを!
2018年8月20日現在、発表されている情報を元にお話してきました。
公式でも近日配信とある通り、8月中、もしくは9月上旬には配信されるかなと予想しております。
元のアークザラッドシリーズは、PSの初期を支えたやりこみ要素の多いシミュレーションRPG。
新作のアークザラッドRは、細かな部分は変わりつつも、2で好評を得ていたシステムをいくつも採用して万全の体制といったところでしょう。
期待したいのは、とりあえずやり込み要素があればいいわけではなく、ゲームとしての完成度。
・戦闘はしっかり楽しめるものか。
・ストレスないUI(ユーザーインターフェース)か。
・キャラの内面は作り込まれていて、ストーリーに矛盾がないか。
・やり込み要素はただの周回で終わっていないか。
アークザラッドRは、旧作のスタッフが揃って作られているのがウリの1つ。
昔の作品が好きな人はたまらないでしょう。私もその1人。その分期待も大きいですし、完成度も高くあって欲しい、と思ってます。
一番怖いのが、昔らしさにこだわり過ぎること。細かいところで不親切な設計だったり、やり込み要素がただの苦行だったり。
バランスを取り間違えると一気にゲームに人がいなくなります。
買ったゲームを遊ぶ層と、無料でできるアプリで遊ぶ層。どちらに対しても上手くアピールできる素材であることは間違いないので、配信を楽しみに待つとしましょう!
・・・とか言ってたら、8月23日!この記事の投稿日に配信が開始!
ってことで、早めに切り上げて遊んでこようと思います。皆さんも楽しみましょう!
“事前登録真っ只中のアークザラッドRを前にした期待と過去作の面白さを伝えます。” への1件のフィードバック