2019年1月。今年もまた始まりましたね。
最近は、スクエニのプロジェクト東京ドールズなんかでちびちびと遊んでます。
ナナミが返信した応援メッセージはこちら。
「ナナミ推しだよー!!くまのぬいぐるみいっぱい買ってあげたい」#東京ドールズ pic.twitter.com/rgcE4OER0P— プロジェクト東京ドールズ公式 (@pj_tokyodolls) 2018年2月27日
ナナミちゃんが可愛くて仕方がありません。早くデレるところまで感情を上げようと必死です。かわいい上に声が最強なんです。
そんな私のゲーム事情はさておき、今回は過ぎ去った2018年のスマホアプリ事情の総括のお話。
円熟期を迎えつつあるスマホアプリ界で2018年は、そしてこれからはどうなるのか。見ていきたいと思います。
2018年製で注目されたアプリ
2016年はポケモンGO、2017年は荒野行動と1年に1つ最上位へ至るアプリが現れましたが、今年はさすがにそこまで迫れるアプリはありませんでしたね。
ランキング上では今年もモンストとFGOの2強が動かずに終わりました。
盛者必衰とはよく言ったものですが、2強は安定して2強でしたね!
人によっては色々言いたいこともあるとは思いますが、どちらも多くのユーザーに添って運営されていて、衰退の序章になる”しくじり先生”を起こすこともなかったのが安定の秘訣でしょうか。
そんな中で今年配信されたアプリの中で注目したいのが、コトダマン。
私は触ってないんですが、ダウンロードのペースが早く話題性も高くて、ビックリマンを思わせる絵柄も親しみやすさも合わせて遊びやすい要素がそろっています。
スマホで遊ぶことが増えた10代に対してもっと定着できるようアプローチできれば、最大勢力まで登れる可能性も十分ありますね。
若い時ってち◯ことかう◯こって文字列を見るだけで面白かったんです。
他にはないゲーム性を持ちつつ、シンプルで難しさを求めないアプリ。コトダマンは結構該当する部分が多いと思います。
停滞するスマホアプリと”周回の存在
スマホの機能がパソコンに近づき、どんどん家庭用ゲームのクオリティに近くなっていくスマホアプリですが、近年では停滞ムードを感じます。
どんなアプリもゲーム性がワンパターン化しつつあること、これですよ。
それは周回。周回、周回、また周回。色々と仕方がないことだとも思いますが、常に何かしらの周回を義務付けられたアプリも多く、楽しさを阻害する要素になりがち。
FGOの周回も面倒なんだよなぁ・・・。
これにランキングやPvP(プレイヤー同士の対戦)に周回要素が取り入れられるとほんとに地獄です。個人的にはお刺身にたんぽぽを乗せるバイトした方がまだいいと思うくらい。
楽しむためのゲームとお金稼ぎのバイトを比べてしまう程度には楽しくありません。
遊ぶ方も作る方もみんな周回が当たり前になっちゃってるから、新しいイベントやゲーム性が考えられることがなくなりつつあって、ランキングや周回が必要なイベントでお茶を濁していくことになります。
最近のアプリは新しいものが出ても、ゲームとしての新しさを感じる機会が少なくて、周回も備えてしまうことからも最上位には敵わず、停滞しているのかなと。
「だったらみんなやってる有名なアプリでいいじゃん。」
これは2018年に限ったことじゃないとも思いますが、今年はより強く感じましたね。
上がっていく人件費と開発費、新しく配信してもこのご時勢遊ばせようと思ったらめちゃくちゃ苦労するはず。
そんな苦労もあってか目新しいアプリが出てこないことも、停滞と感じる要素なのかもしれません。なんかこうビビっと来るものがないんですよね。
個人的にはウマ娘に期待してるんですが、いつ配信されるんでしょうね・・・(※2019年現在配信日は未定)
家庭用ゲーム(版権もの)を元にしたアプリが増え、戦国時代を迎える
そんな停滞ムードの中、目立ち始めたのが家庭用ゲームで人気になったシリーズのアプリ配信。
・アトリエオンライン ブレセイルの錬金術士
・ファンタジーアースジェネシス
・ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ
・ドラゴンボール レジェンズ
・真・三國無双 斬
・新三国志
・アークザラッドR
・ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛
・THE KING OF FIGHTERS ALLSTAR
・ロマンシングサガ・リユニバース
2018年だけでもこれだけあります。大手シリーズもののアプリ版が増えましたねー。一昔前のゲームが、一周回って帰ってきています。
ここにテイルズオブシリーズの新作や龍が如くの新作も開発中で、これからもまだまだ増えていく模様。
私個人としてはこの流れは歓迎も歓迎なんですが、遊ぶアプリに選択の幅が増えすぎてきたのは贅沢な悩みではありますね。
あれもこれも遊ぶってなると、時間の兼ね合いもあって全部は選べませんから。
今年はこうした事情からもまさに戦国時代を迎えそうな様相。そこらじゅうに戦国武将が領地を持っていて、狭い領地を奪い合っているような状況になりました。
大手がお金と人員をかけてしっかりと作るのが当たり前になったことで、モンストみたいに開発当時はお金も人もなかったアプリは、今後出て来る環境はほとんど無くなりましたね。時代が変わったとはいえちょっと残念なところ。
ゲームを元にしたアプリは、最低限遊んでくれる人が見込めるのが大きくて話題性も見込めるので、スタートダッシュで人を集めやすいのもあるんでしょうね。
逆にオリジナルを元にしたアプリがヒットするかどうかは大博打。
スクエニはまだまだオリジナルのアプリであまり活路を見いだせてなくて、パズドラのガンホーが出した新作のクロノマギアなども大苦戦。
LINEシリーズはそんな中数少ない成功例で、オリジナルキャラを産み出してコミュニケーションツールに落とし込みつつも、ゲームにも活かしていく
版権ものは長距離を走るスタミナが必須
版権を元にしたアプリはスタートダッシュで大幅に有利を取れるんですが、長く継続していくためには実はかなり大きいハードルを越えてくれないとすぐに物足りなくなってきます。
最初は懐かしさや珍しさといった過去の感情で遊び始めるんですが、そこにゲーム性が伴っていないと結局すぐに遊ばなくなるから。
元のゲームは、戦闘であれストーリーであれ、どれも始まりがあって終わりがあるからこそ輝いているものも多くあります。
単純な周回要素がマシマシになると、それだけで継続して遊ぶ人は減るでしょうねー。間違いなく。
結局それしかないとなると、人はいなくなり運営ができなくなって終了の流れができてしまうので、思い出に頼らない魅力を作ってほしい
何年も遊べるかはいざ運営していかないと分からないので、どうやってゲーム性を深めていくのかどうか。
短期的
私が個人的に楽しんだ2018年製アプリ
プリンセスコネクト Re:dive
2018年に出たアプリで一番ハマったのがプリコネでした。
強くしていくためには長いスパンで地道に遊ぶ必要があるので、ガッツリではなくゆるーく遊べるのがハマりました。
周回系の面倒な要素が限りなく少なく、キャラは文句無しで可愛い。これ大切。
スタミナの消費やアイテムの収集は、全てスキップチケットを使ってクエストをクリアしていくので、手間がかからないのもグッド。
クランバトルやルナの塔といった、キャラの選択や組み合わせで攻略していく要素もあって、意外と飽きませんでした。クランバトルは6週目システムのせいでやめましたが。
同じサイゲのグラブルがやっている古戦場のような、面倒な上にやっていてキリがないコンテンツもないんで、地味にちょっとずつこなしていって、キャラを全体的に強化して、新キャラが出たらガチャ引いて、イベントやストーリーを楽しんで、と、老後のおじいちゃんのが盆栽をたしなむかのような穏やかな遊び方をしています。
ガチャが渋いので難点ですが、限定キャラ以外は大体地道なやり方で自力で入手していくことになるので、長期的に遊ぶならそこまで気にならない・・・かな?
メインで遊ぶ場合ちょっと物足りないかもしれませんが、他のアプリの合間にやるなら結構一級品。
ブレイブフロンティア2
スマホアプリとしては比較的に珍しく、1つのゲームで完全に物語が完結して続編としてリリースされたブレフロ2。
初代に比べてドット絵が栄える作りになったんで、やっぱりこれだよなーと思いつつ遊んでます。
ゲームとしてはただひたすらに硬派。課金を煽ることがほとんど無くて、石も結構配ってくれます。
ガチャが存在せずダイヤ(ガチャ石)はキャラと交換となり、やることはプリコネと同じく地道。
更にストーリーは一昔前のゲームのクオリティ。良くも悪くもちょっと前時代的な硬派さは前作ブレフロから変わらず。逆にちゃんと利益出てるのか心配になるほどです。
このゲームの良さは、FF5で全ジョブをマスターしようとしていた頃を思い起こさせます。30台前後の方なら分かる・・・はず!
達成したこと、攻略したことが実感できるのがいいところ。誰かと盛り上がるよりは1人でコツコツと取り組んでいくことが楽しい人は太く長く遊んでいけるようになってます。
ドラガリアロスト
まだまだ遊びはじめたばかりですが、印象の大きさでは今年No.1と言っていいでしょう!
・”あの” 任天堂がこれまで出してこなかった “オリジナル” のゲームを出してきたこと。
・グラブルやシャドバのCygamesと組んできたこと。
・裁判中であるコロプラの白猫プロジェクトと酷似したゲームだったこと。
今のスマホアプリにおいて、配信直後は大きなインパクトを残すことは大事ですが、インパクトありすぎて逆にちょっと引くという。
アクションRPGとしては白猫プロジェクトと同じ感覚で遊べて、細かなシステムやキャラひとりひとりのストーリー、イベントの仕組みなどはグラブルを元に作られています。
コロコロしたキャラは愛着が持てて、キャラも丁寧に作られ、さくさく遊んでしまう魅力を持ったゲーム。
外から見れば子供向け、やってみれば老若男女構わず遊べ、ガチャの厳しさ大人向け。
今後も色々と楽しめそうなことからも、要注目です。2019年も良いゲームが出るといいなぁ。