
2月6日。グランブルーファンタジー初めての家庭用ゲーム、グランブルーファンタジーヴァーサス(以下グラブルVS)が発売されました。
世の中の騎空士のみなさんはすでに楽しんでいるのでしょうか、それともまだどうしようか考えている最中でしょうか。
今回はそんなグラブルVSのレビューのお話になります。
私自身一応格ゲー勢でもありまして、古戦場には絶対行かないマンですが一応騎空士でもあります。ちょっと信憑性を出すために格ゲー歴なんかを載せてやろうと思います。興味無い人は次へ行っちゃって下さい。
グラブルVSに関しては、ランクAの1(2月19日現在)くらいです。初日にAまで行って後は右往左往。最近昇格戦までもつれ込んだものの、最終戦で負けて残留。あのキャラとあのキャラは許さん・・・!
・スト4シリーズ:PP4000程度(中級と上級の間くらい。ウル4のエレナは許さん)
・スト5シリーズ:LP13000ほど(シーズン3くらいまで。うちの回線だとラグが凄いからランクマッチはやめた)
・ギルティギア:確か16段くらい(紗夢可愛いんだよなあ・・・)
・ブレイブルーCF:確か15段くらい(Es可愛いんだよなあ・・・)
・ドラゴンボールファイターズ:BP53万(フリーザの戦闘力まで行って満足した)
・スマブラSP:VIP行けません(当方ロボット使い)
とまあ、大体上級にくぐり込めない中級者的な人。そんなやつのレビューが参考になるのかって?できないやつの気持ちが死ぬほど分かるんだから任せなさいって。
今回のお話では、攻略よりはどんなゲームかをきちんとイメージしやすいような内容を、上手くなるためにはどういう風なことをしていけばいいのかやっぱりイメージしやすいように、そんな感じの内容になるかなと思います。
グランブルーファンタジーヴァーサスとは?
ギルティギアやブレイブルー、最近ではドラゴンボールファイターズでおなじみのアークシステムワークスが開発を行い、サイゲームスから販売しています。
これは2018年に発売されたドラゴンボールファイターズと同じ形。あっちはバンダイナムコが販売。
ジャンルは対戦格闘ゲーム。ギルティギアやブレイブルーと聞くと、難しそうと思うかもしれませんが、作品のコンセプトとして初心者向けであることがアナウンスされているため、操作性やシステムはシンプルに作られています。
・技入力が簡易版とコマンド版の2種類存在する
・空中ダッシュが無い
・空中コンボも無い
・バースト(※)やスパーキングも無い
※ガード中などに相手を無理矢理はじける緊急回避のシステム
など、かなり多くのシステムが採用されておらず、新作格ゲー特有の覚えないといけないことがほとんどありません。
コマンド入力はその最たるもので、必殺技は「↓↘→+攻撃ボタン」・・・いわゆる波動拳コマンドなど、いつもの格ゲー仕様ですが、専用の特殊技ボタンを使えば、「↓+特殊技ボタン」「→+特殊技ボタン」のようにほぼ対応した方向に入力してボタンを押すだけで技が出せる仕様。
専用の特殊技ボタンは必殺技を出す以外に使い道も無いため、操作に慣れてくれば間違って押してしまい技が暴発することも無し。
一応デメリットも存在しますがそこまで気にしなくてもOK。
十字キーの左右で移動、上でジャンプ、下でしゃがむ、あとは攻撃ボタンが4つにガードボタンと特殊技ボタン。。これで終わり。
システムのシンプルさはなんとあのストリートファイター2並。3でも4でも5でもなく2。
普段格ゲーとか触らないしなあ・・・って人にほど触りやすい作りになった格ゲー、といったところ。
格ゲー要素のみならずRPGのように進められるRPGモード(まんまやな)もあり、従来のグラブルのように武器編成したりアビリティをセットして使ったりとアクションRPGのように遊べるため、ゲーム性としては格ゲーにとらわれすぎないようになってます。
この辺の作りは私としてはスマブラを思わせますね。ガチで対戦もできれば、わいわいと数人でパーティーゲームとしても遊べる、一人用も充実していて、上手か下手かにかかわらず楽しめる。
格ゲーって良くも悪くも腕前でやる気も左右されてしまいますからね。遊ぶ層を狭めてしまっている面はどうしても否定できません。
そうした格ゲーの現状を考えつつも作られたゲームだと思います。
時が経つとセットプレイやら詐欺飛びやら持続当てやらガモキャンやらと色々研究(一部怪しいのもあるけど)が進みましたが、初心者同士ならあんまり関係ありません。
気になるならぜひとも調べてみてください。格ゲーの”魔境”の先端が拝めるかもしれませんよ・・・?
一番最初に、おすすめしたいキャラクターは?
まず最初にお伝えしたいのは「好きなキャラを使え」です。これは多くの人が、多くの場所で言われているはずです。
というのも、やはり楽しさを優先して欲しいんですよね。たぶんこれは格ゲー勢の総意だと言ってもいいと思います。
勝つか負けるかって要素もとても大事で、今生き残ってる格ゲー勢もそこらへんめちゃくちゃギラついてますし、強いキャラを血眼で捜して勝ちにいってます。もうツイッターとか見てると攻略で溢れてますからね。
でも、みんながみんな勝ちばかりに目が行くと当たり前ですが負ける人も出てくるわけで、そうなると負ける方は楽しくなくなるんですよね。
「弱いのは自己責任だ」って意見も分かりますが、そんな意見こそが格ゲーが衰退するひとつの原因になってしまってます。
そこで、勝つことを目指すのも一つですが、自分に合うキャラを使う楽しさを目指すのもまた一つ。
だからこそ、勝ち負けの前にまず楽しんで欲しいんです。見た目、かっこよさ・かわいさ、使いやすさ、たくさん触ってみてピンと来るキャラを選んでみてください!
この前提で、おすすめキャラの2キャラを紹介しましょう!格ゲーがほぼ初めてって人にこそ触って欲しいキャラになってます。
グラン
主人公のグランくん。写真は上から飛び道具(波動拳)、無敵技(昇竜拳)、突進技(竜巻旋風脚)のいわゆる格ゲー三種の神器を備えたスタンダードキャラ。スタンダードキャラというのは、近距離、中距離、遠距離とどれもこなすことができるキャラのこと。
どの距離でも戦えますが、その中でも近距離が得意なため、持っている技を駆使して接近してダメージを与えていこう!ってキャラクターです。
とにかく殴り合いにいくことを目標にすればとても分かりやすく戦えるキャラですね。
グランくんは単純に強いです。おそらくは開発側が意図的に使いやすく、強くしたように思います。
スタンダードキャラって強さの調整が難しいんですよ。
平均で揃っているけど、揃いすぎていると強くなりすぎてしまうし、逆に揃っていないと器用貧乏に様変わりしてしまうからです。
揃いすぎていると「もう全部あいつひとりでいいんじゃないかな?」と仮面ライダーBLACK RXのようになってしまいます。
ストリートファイターのリュウやケンがこのスタンダードキャラに当てはまるんですが、今のストリートファイター5において、ここ2、3年ほどリュウは強さの面では器用貧乏寄りのキャラにされてしまっており、弱めのキャラとして大会などではあまり姿を見せません。最近ではダサさ全開のロックマンのコスプレさせられたりと散々な目に合ってばかりです。
そうなると、格ゲーの初心者の人におすすめしにくいキャラになっちゃうんです。使い手が強くなったらなったで今度はキャラの弱さに悩まされることになるから。
その点、グランくんは丁寧に戦えるし、無敵技や突進技で荒らしてまわることもできるため、なんでもやりたいことをできる強さを持ち合わせています。
グラブルVSにおけるグランくんは、スタンダードを超えるハイスタンダードキャラと言っていいです。平均点85点以上取れる優秀な子。
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— 冴えたスマホアプリの始め方 (@sae_sma_channel) February 7, 2020
シャルロッテ
上から連打技、突進技、百貫落とし。
リュミエール騎士団団長。であります!がかわいいちみっ子騎士団長。24歳。
飛び道具は持たず、リーチも短い、波動拳のようなコマンド技ではなくタメ技が主体。手数が多く剣を連打して戦います。
遠距離戦は得意ではなく、できるかぎり近付く必要のあるキャラ。
そんな騎士団長を誰が呼んだか “シャルロット本田” ストリートファイターのエドモンド本田がネタ。ちなみに本田は横綱ではなく大関です、これ豆知識。その世界の横綱どんだけ強いねん。
突進技(頭突き)、連打技(張り手)、上昇して急降下するやつ(百貫落とし)
これ本田やん!!・・・ちなみに突進はくるくると回転するためブランカの方がイメージ強く実際はこの2キャラのハイブリット。分からない人はごめんなさい(笑)
前置きはさておき、シャルロッテはかなり強いです。それもこれも突進のおかげ。他の技もかなりつよつよなんですけどね。
とりあえず方向キーを溜めて弱版の突進をしてるだけで初心者相手だと死にます。無敵技も同様。
本来突進技ってガードされた場合に隙が大きいなどのリスクがあるんですが、このキャラにはそれが存在しません。
更に、剣を連打する技はガードさせても団長が有利という優秀な技。リュミエール張り手であります!!
極めつけに、HP30%未満で放てる解放奥義は無造作にぶっ放しても反撃をもらわない上に、画面のほとんどを覆い尽くすほど。困ったら放つであります!
リーチの短さを意にも介さず自分のペースを押し付けていくことができる強さがあり、グランとはまた違った強みが多いため、ガチャガチャ技を振ってるだけでも強いんで初めての場合にもおすすめできるキャラ。
RPGモード
おすすめのキャラを紹介したところで、実は一番のキモとなるRPGモードへ行きましょう!
個人的に一番期待している要素。格ゲーとしても大事だけど本家の広大なストーリーを活かさない手はありません。
ドヤ顔めがねルリア。くっそかわいくないですか?
目がキラキラルリア。くっそかわいくn(略
絵のクオリティの高さ、アニメーションも同様。ルリアが可愛すぎる、マジなんなのこの子、ほんとメインヒロインなんだけど。
ストーリーはオリジナル。カタリナが敵対するという衝撃の展開から始まります。
エルステ帝国がなくなっていると言及があり、帝国編は終了済み。カタリナが契約したアレスも登場するため、128章も越えていて、時系列としてはかなり本家の近くまで迫っている内容。
武器を編成したり、強化したり、ガチャを引いたりと本家の要素をふんだんに使いって強くしていくことが可能。ジョブ周りはさすがに存在しません。
戦闘は通常の格ゲー部分にいくつかアレンジが加えられていて、必殺技の他にミゼラブルミストやキュアオールなど、本家でもおなじみのアビリティも使うことができる。
ボス戦も本家をなぞり、体力バーに残り体力のパーセント、オーバードライブゲージも完備。ブレイクすると相手が気絶するような形になるため、ここでラッシュをかけることになります。
ストーリーが進めば、仲間になったキャラとタッグを組むことが可能になり、1P2Pで協力することもできる。これは大きい!
ガチャは30連引いてSSR無し。そんなところまで本家に忠実じゃなくてもよくね?
欠点はロードの長さです。これだけがほんとにもったいない・・・んですが、これに関してはグラブルVSの問題というよりも”Unreal Engine 4″というゲームエンジンが高性能な変わりにロードが長いって弱点も持っているんですねー・・・。
修正してくれるなら優先してやって欲しい。それともこのロード時間を使って本家グラブルをやれという思し召しだろうか。
おや、このキャラは・・・?乞うご期待!
オンライン対戦
オンライン対戦は、強さによってマッチする相手が変わるランクマッチ(以下ランクマ)、好きなように対戦相手を選べるオンラインロビーと対戦相手を募集できるプレイヤーマッチの3つがあります。
おすすめしたいのはオンラインロビー。同じレベルの人を探して勝って負けてするのはとても楽しいのでぜひとも体験して欲しい。
同レベルの知り合いがいれば話は早いんですが、そんな状況も珍しいでしょうから、探しましょう!
ここで注意して欲しいのが 「負けて学ぶことも多い」 と考えで自分が負け続ける相手と延々戦わないこと。
経験談ですが、腕の差がありすぎる相手と戦っても学ぶことなんてないです。精々あしらわれて終わり。ボイスチャット付きで教えてくれるなら話は別ですけどね。
格ゲーには特有の読みあいが存在し、上級者同士なら
ランクマに関しては話が更にがらっと変わります。
ランクマで勝ち負けを考えるなら、練習による上達は必須です。負けても頑張れるなら話は別ですが、負けたら楽しくない!と考える方は練習、知識を蓄える勉強はやらなければいけません。
格ゲーをやる理由のひとつである “強さの証明” 格ゲー勢は常にこのためにランクマに潜ります。
「誰が相手だろうが、どんなキャラだろうが、俺がお前を叩きのめしてやるよ。」
そんな気持ちで相対します。この気持ちを一部の騎空士の方はお分かりになるのではないでしょうか?
そう、古戦場です。・・・いや、実際こんな気持ちになんのかは知りませんが(笑)
格ゲーにおけるランクマというのは、グラブル本家で言うところの古戦場くらい本気度が高いってことです。
今回初めて格ゲーに取り組んだ人は、ちょっとランクマを触ってみてもほとんどの人は勝てないと思います。これまでやってきたやつらとはさすがに経験値が違うからです。
どこまで上手ければ、どこまで練習すれば、そんな線引きもやはり経験者に比べると全然足りません。
すでに遊ばれている人の中でもランクマをぼちぼち触った人も多いかなと思います。
そこでお願いしたいここで勝てないからゲームがダメ、格ゲーはダメ、ってならないで欲しいんですよ。
それだけみんな必死に勝とうとしてます。人によってはひたすら勝ち負けが絡むと楽しさから離れてしまうこともあってしまうんですが、よかったら理解してあげて欲しいです。
ツイッターなどでは、普段格ゲーしない人とする人が有線か無線かでちょっとした争いのようなことが起こってたんですが、これも見ていて悲しいんですよね。
お互いに言いたいことは分かるんですが、お互いもう少しだけ寛容であって欲しいなあと思ってしまうんです。
あいつら本気で来ますから、気持ちに余裕を持ってその上で腕試し感覚で挑んでみるのが一番かなと思います。
キャラクターについて
今回登場するキャラクターは初期で11人。これは格ゲーとして見るなら結構少ないほうです。
スト5で16体+23体(DLC)、鉄拳7で20体+29体(DLC)、スマブラSPで74体+6体(DLC)
最終的にはどれも30は軽く超えるんですが、それにも増してグラブルは少なめ。
DLCにて6体は確定していて、それから先はどうなるかなって状況。
登場するキャラは人気面だけではなく、戦い方も含めたバランスで考えられているように見えます。
飛び道具が主体のキャラがいれば、近距離で投げが主体のキャラ、オールラウンドに戦えるキャラなど、色々なコンセプトのキャラがいるわけです。
人選として「なんで○○がいて△△がいないんだよ!」という意見は出て当然。
私なんてスト5に関しては「なんでエドモンド本田なんか出すんだよ!」とまた別の文句を垂れてましたからね(笑)
キャラは多いほど遊ぶ側は楽しめるんですが、作る側は手間がかかり、バランス調整も手間で今の時代ゲームにアプデと調整ありきな中でキャラが多いといいことなんてねえんですわな!世知辛い世の中です。
一応キャラが少ないとゲームの攻略スピードが上がりやすいというメリットもありますが、普段格ゲーで遊ばない人はあんまり関係ないところでもありますね。
話が逸れましたが、ここからは個性豊かな11人をざっくりと分かるように紹介していきましょう!
グランとシャルロッテは先に挙げたんでちょっと短めになりますが、キャラ選びの参考になればと。
グラン
おすすめで先に書いたんで、説明は省きましょう。
ガンガン技を振れるようになったら、コンボを練習したり知識を身に付けていけばより強くなれるキャラになってます。
立ち回り、コンボ、対空といった格ゲーに必要になってくる要素も一緒に学べればよりベスト。
カタリナ
元帝国所属の騎士。ルリアの脱走を手助けし、その途上でグランと出会ったことからグランブルーファンタジーが始まります。
性能はグランと同じく飛び道具(波動拳)、無敵技(昇竜拳)、突進技(竜巻旋風脚)を備えたスタンダードキャラ。
グランとの違いは中距離が得意で守りに寄せていること。攻めのグランと守りのカタリナ。
ストリートファイターで言うと、コンセプト的には主人公のリュウです。実は同じスタンダードキャラでもリュウは守り寄り、ケンは攻め寄りになりやすいという特徴があります。
戦法としては自分から攻めるのではなく、ある程度距離を保ってリーチの長い技を振ってダメージを奪い、飛び道具を打ちながらジャンプさせてそこを迎撃。体力差を付け相手に攻めを強要しそれらを捌いていくのが流れ。
使いやすいキャラではあるんですが、最初に使うキャラとしてはちょっとコンセプトがじっくりしすぎていること、強くなるためには覚えることが多いのもあって、おすすめはしませんでした。
ゲームに慣れてきたら使ってみて欲しいキャラの1人。
シャルロッテ
最初は攻める構図を作るのって凄い大事だと思っていて、待ち気味のキャラって相手に対応することが求められるんですが、その場合相手に合わせて行動する引き出しが必要になってきます。
攻める場合も同じなんですが攻めはある程度パターン化できるため、守る場合に比べると一応難易度は下がります。
で、シャルロッテは攻めに関しては穴がないほど強力で、守る場合もとにかく無敵技を打ってりゃ最初は十分。
メーテラ
軽やかに舞い華麗に射止める。空翔るスナイパー。ビィ曰く「ハレンチ姉ちゃん」・・・さすがに直接的すぎる。
弓矢持ちということで例に漏れず遠距離から攻めて近寄らせないタイプのキャラ。
スタンダードなキャラとは言えず、距離調整、相手からの逃げ方といった戦うために必要な技術も多々あるため最初に使うのはあまりおすすめしません。
飛び道具を横に向かって上下に打ち分け、斜め上に打ち矢を雨のように降らせたり、空中から地上に向けて矢を放ったりととにかく飛び道具に特化した性能。
他のキャラが持っていないジャンプの特殊起動を使い、ジャンプ中にジャンプできる2段ジャンプのような動作で攻め入ったりすることもできるなど、トリッキーな動きも可能。
変わりに無敵技が奥義しか備えておらず、体力も他のキャラより若干少なく、近寄られた際に頼りになる技が少ないため、近距離で脆さを見せるキャラ。
相手を完封するか、一方的にボコボコにされるか、極端な試合になることがしばしば。
そして、格ゲー史上最大の弱点を持ったキャラでもあります。それは・・・、
「声がエロすぎること」
です。「あはぁん♡」「そぉ~れ♡」「いやぁ~ん♡」など、ご家族がいる居間でゲームをしている方はだいぶ気まずいです。
かといって部屋持ちの方が遊んでいる際に声が外に漏れたら、それはそれで変な勘違いをされるというコンボが付いてきます。
メーテラさんを使うならヘッドホン or イヤホンが必須だ!それを見越してでも使いたいなら存分に使って欲しい!
パーシヴァル
自らの理想の国を作るべく、有能な者をかき集める炎帝様。
性能はグラン、カタリナと同じく飛び道具(波動拳)、無敵技(昇竜拳)、突進技(竜巻旋風脚)を備えたスタンダードキャラ、
・・・かと思いきや、全体的にこれら三種の神器の性能が先の2キャラより尖っていて、独自の性能になっているのが特徴。
本家でもおなじみのトロイメライ(アビ3の自己強化)がVSでもきっちり搭載され、対戦中にトロイメライで自己強化することで、技の性能を引き上げて相手からアドバンテージを取りつつ戦うキャラなのがパー様。
スタンダードキャラながら、やるべきことが多くて楽しくはありながらも、シンプルに戦うならやっぱり先に挙げた2キャラの方が使いやすいって感じです。
ただ、見たら分かるんですけど、かっこいいんすよね、パー様。構え方ひとつ、技ひとつとっても振り方が豪快で炎をまとってブワっと斬り付けるさまはさすがのパー様。
カタリナと同じく、少しゲームに慣れてきたら触ってみたら面白いかもしれませんね。
フェリ
グランたち騎空団が旅の途中で出会う13歳の少女。未だに13歳とは思えないけしからんボディ。
リーチの長い通常技と飼っているペットたちを駆使して中距離から遠距離で圧倒するキャラ。
メーテラとは違い、飛び道具は持たないもののムチを使った技はうまく使えば一方的に相手を殴ることも可能で、ペットたちはきちんと設置すれば相手に無理矢理ガードさせたり、引っ掛けさせてコンボにつなげたりとさまざま。無敵技を持っているのもメーテラとの大きな違い。ジャンプへの対応や近寄られた際に追い返すことも可能。
変わりに近距離のかわし方、距離の調整、適切に設置技を置く判断など、適当にやると上手くいかないことも多いため、相手にしたら強く、自分で使ったら微妙・・・なんてことを感じるかもしれないキャラ。
メーテラは分かりやすく強い飛び道具がありますが、フェリの場合は技の強みをしっかり理解する必要があります。
頑張って色々と覚えれば結果も付いてくるキャラではあると思います。
本家ではあまり気になりませんでしたが、幽霊、巨乳、ミニスカ、背中見せ、とありとあらゆる性癖を詰め込まれていてぐっときます。キャラ愛をこじらせた方はぜひとも上を目指して頑張ってほしい。
ファスティバ
愛の伝道者でありデュエリスト。グラブルVSにおけるザンギエフ枠。
ゴリッゴリの近距離パワーキャラ。投げて叩いて圧殺するわよ☆
まずは近付かないことにはお話にならず、飛び道具を持ってるキャラは基本天敵。凄まじいまでにストリートファイターのザンギエフリスペクト。私はカタリナ使いですが、奥義に気を付ける以外は基本チクチク刺して終わらせてます。・・・もしくは隙を付かれて大逆転KOを食らうか。
ロマンキャラが好きな人はガンガン投げていけ。画面端まで持っていって強力な攻撃力と逃がさないプレッシャーで圧倒すべし。そこまでいくのにとんでもなく苦労するキャラでもあります。
格ゲーにおける打撃と投げといった2択の大切さをより学びやすいキャラだとも思います。なぜなら2択を通せなければ離れられて自分が死ぬからです。
相手が逃げたそうなところに強力な打撃を置く、ガードを固めているところに投げ。いつの時代であっても強力。
ゼタ
とある組織の一員である女戦士。仕方ないにせよ元のパンツ型からホットパンツになったのは残念でしかない。
特殊な飛び道具、特殊な突進技、受身(カウンターのようなもの)と全体的に技構成が特殊。中距離から遠距離をメインに戦うキャラ。
ゼタの代名詞となる突進技のアルベスの槍は文字通り突進したり、上昇、下降、後退と縦横無尽に動き、奇襲、コンボ、対空と使いどころの多い技。
挙動に慣れるまではちょっと使い方が難しいかもしれませんが、他のキャラとはまったく違う動きができるからその分楽しく遊べそうかなと思います。
飛び道具は波動拳のような弾ではなく、一直線にビーム状に飛ぶもので出し方によっては弾を貫いて一方的に攻撃できるためこっちも使い方に慣れが必要なため要練習。
キャラ人気は抜群で、使う人がめちゃくちゃ多いです。かわいいは正義ですな!
バザラガ
ゼタと同じ組織の一員。スピードと引き換えにドデカイ体とドデカイパワーで相手を圧倒するパワーファイター。グラブルに現れたハルク。
全キャラ中最高最大のリーチを誇り、パワーの大きい技で中距離からガンガン攻め立てるキャラ。
中距離メインでありながらも、相手に当たれば問答無用で投げられるコマンド投げを使うことができる特殊な技構成と、相手から攻撃されても怯まず動けるスーパーアーマーを自分に付与することも可能。ここらへんはマーベルVSカプコンシリーズでハルクやジャガーノートがほんとに使ってきました。
スーパーアーマーを付けてドシンドシンと歩く様はゴジラのような怪獣を思い起こさせる迫力。
が!無敵技を持っておらず、近距離での小回りも利かなくて飛び道具も画面半分程度しか飛ばないため、とにかく強い攻撃をぶんしゃか振り回しているうちは楽しいんですが、強さに直結しにくいのが悩ましいところ。
ランスロット
白竜騎士団の若き団長。本家では何度も投獄されたり、投獄中の壁に張り付け状態のままSRになったりする苦労人。
飛び道具と突進技を持ちながらも無敵攻撃技は持たず、二刀流で技のリーチが短い変わりに手数とスピードに長けたキャラ。スピードとワープ移動で相手のガードを翻弄して突き崩すのがコンセプト。
騎士団長というよりは忍者の棟梁の方が似合ってますよと言いたいくらいシュンシュン飛び回ります。
操作が忙しく、考えることやることが多く、使われたら強いけど、自分で使ったらなーんか微妙。
それもこれもワープによるキャラの動かし方、相手を幻惑するためにありとあらゆる行動を身に付けておかないといけないため。
明確に強い部分を知ってこそのキャラなので、生半可に使ったら絶対中途半端になります。
攻めたら縦横無尽に攻め尽くせるものの、攻められたら脆さを見せるため、男なら攻め一辺倒でしょ!って人におすすめ。
ローアイン
「ウェーイ!」「ウェーイ!」「ウェーイ!」「「「ウェーイ!!!」」」
ダチ公のエルサムとトモイと共に、グラブル界のチャラ男3人衆が参戦!ちなみに3人ともシャルロッテより年下。
超人揃いのグラブルの中で、比較的一般人寄りのキャラなのもあって、性能そのものは低め。
リーチが短い、無敵技が無い、火力も低めと、こう見るとかなる弱いように見えます。
が、ローアインの強みは1人じゃないこと。ダチ公を飛び道具のように突っ込ませてガードを揺さぶったり、キャタリナさんを模したキャタピラさんこと戦争兵器にビームを出させたり、ミサイルを出させたり、ダチ公と同じように突っ込ませたり、その間にメシを食べて体力を回復したりと、トリッキーさを前面に押し出した技構成。
そんなローアインの最大の武器は、本家でも妄想の中で出てくるユグドラシルマグナのゆぐゆぐ。
解放奥義を出すと、ローアインに変わってなんとゆぐゆぐ本体が登場。制限時間内ではローアインに攻撃出来ず、ゆぐゆぐが一方的に相手を攻撃することが可能。なにそれこわい。
ガードしていてもダメージが大きいため、対処方法を知らないと一方的にボコボコにする、もしくはされる可能性大。
ダチ公や戦争兵器はかなりピーキーな性能で、攻撃判定が出るまでに逆に攻撃されるとすごすごと引き下がってしまうため、安全に攻撃させられるよう丁寧に出してあげよう。
グラブルVS、どうやって学ぶ?
まずはゲーム内にあるタクティクスを一通り触ってみることをおすすめ。
ちょっとばかり不親切な点もありますが、基礎的なことは整っていて初めてでも触りやすいです。
私の個人的な意見としては、そんな説明なんか省いてさっさとRPGモードに乗り込んでやる方がいいとも思ってます。これは実体験で、昔から操作とか見ずにやれるだけやってました。
学校でもないんだからいちいち勉強してられるか!の精神ですよ。ゲームはやって慣れろって話。オンライン対戦は話が別だからね?
RPGモードでわちゃわちゃしてみて、進行が詰まってきたら「ちょっと見てやるかー・・・」くらいで十分。オンライン対戦は話が別だからね?(しつこい)
ゴジライン
初心者の方ではなく、初級者以上推奨。ある程度動かし方やシステムを理解していることが前提。
「今夜勝ちたい○○(キャラ名)攻略」という記事が各キャラごとにあり、実際にめちゃくちゃ攻略に特化しています。
何よりも情報が速いんですよね。書いている方たちはそれこそ名だたる格ゲーマーの中でも攻略が素早い人たちばかり。
・どんなキャラか
・強い行動
・コンボ
・起き攻め、セットプレイ
キャラの強い部分を解説し、こんな行動を相手に押し付けよう、こういう起き攻めで相手をハメ・・・倒そう、という実践的な攻略をそれこそ発売から1週間以内とかにバシっと出してくるんですよね。
巷の格ゲーマーからも「新作格ゲー発売後はゴジラインを待て」と言われているほどの知名度と攻略の凄さ、速さを誇ります。
強くなりたい人は特に覗いてみてほしいサイト。
上級格ゲーマーの配信を参考にする
上級格ゲーマー・・・いわゆるプロゲーマーの方々のこと。
長い年月を格ゲーに費やし、様々なゲーム、様々なキャラを操ってきた猛者中の猛者共。
多くのプロゲーマーの方は発売直後から配信を始め、ランクマッチにおいてSSSランクやらに到達しています。
全部紹介し始めるとキリがないため、とりあえず最初におすすめしたいのがこちら。
プロゲーマー「ももち」氏が代表を務めるゲーミングチーム、忍ismによる各キャラの解説、実戦の動画。
字で見るのもありだけど、やっぱり動画付きだと分かりやすさが段違い。
ちなみにですが、動画では10分ほどの内容を10本近く投稿してますが、発売日当日に24時間近く生放送した内容を切り取って編集したもの。代表のももち氏はスマブラSPを23時間近くぶっ続けでプレイし続けていた過去もあります。頭おかしい(褒め言葉)
まとめ
グラブルの持つ世界観やキャラクター、アークシステムワークスが持つアニメーション技術と格ゲー製作ノウハウを活かし、ゲームでありながらもアニメに全く見劣りしない世界を自ら動かすことを可能にしたグラブルVS。
特典目当てで買った人もいるでしょうし、それもサイゲらしいというかなんというか(笑)
RPGモードクリアの報酬とは別に、しばらくしたら何かしらの特典が出てくるといううわさみあり、買ってもらう算段とは別に売らせない算段もしているのはもはやさすが。
シンプルであるがゆえに、今の時代では攻略のスピードが速く、「付いていけないかも・・・」と不安になったりもするかもしれませんが、まだまだ人も多くいるため、そこまで攻略も浸透しきっていないため、遊びたいなと思ったら迷わず触って見ることをおすすめします。
それくらいにはボリュームもあって良い出来になってるかなーと思います。
所々のロード時間の長さは大きな欠点ですし、RPGモードもバグで落ちたりする場合もあるなど改善するべき部分は多いんですが、遊んでみる価値はありますね!
4月配信予定のジータちゃんを早く使いたい。どうやらグランと違いハイキックなどの蹴りを使うらしい。
このスカートで・・・?乞うご期待!!