真っ先に言いますとコロナという単語を入れるのは言葉・単語を利用しているようでちと迷いましたが、その分内容を込めたいと思います。
家でじっとしていられないのも、外で楽しいことがあるからで、だったら家で遊びやすいアプリを知ってみればいいじゃないか!というのが私なりの持論。
今回は基本無料のアプリではなく、有料で遊べるタイプのアプリのレビューです!今回主になるのは目次を見てもらえれば分かるんですが、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーが中心です。
両シリーズの注意点として、後のタイトルの方が、価格も上がり、ダウンロードするための容量も増します。
必ずしも後の作品の方が面白いわけでもなく、人それぞれ面白さを感じる部分も違うため、ただ新しい作品にすればいいわけではないことを覚えておいていただけると幸いです。
今回は普段はあんまりゲームをしないかなあ?って人に対しての紹介になってます。空いた時間は自分磨きやスキルアップするのももちろんありなんですが、ふとしたタイミングでゲームをすることを選択してみるのもありではないでしょうか。
ドラゴンクエスト(ドラクエ)シリーズ
ナンバリングシリーズは1~11までありますが、スマホで遊べるのは1~8まで。最新作はニンテンドースイッチで発売されたドラゴンクエスト11S。追加要素とボイスが付いたバージョン。
作品によっては勇者が主人公で魔王を倒す旅に出ることもあれば、最初はなんの変哲もない暮らしからスタートすることもあるなど、テーマは作品のよって様々ですが、勧善懲悪の分かりやすい物語であることが多いですね。
ドラクエ2からサブタイトルが付くようになり、物語を左右する重要なキーワードになっていることがほとんど。特に11は素晴らしい出来なので、今回のことで興味を持たれたらぜひ覚えておいてほしいタイトルです。
ドラゴンクエストは、皆さんご存知国民的RPGで、初代は1986年発売から30年以上も愛され続けるタイトル。
堀井雄二さんが手掛け、すぎやまこういちさんが音楽を流し、ドラゴンボールでおなじみの鳥山明さんのデザインを行う、とシリーズの目玉となる人たちが集まり今も変わらずに続いています。
余談ですが、ドラクエはRPGというジャンルを世に知らしめた作品ですが、元祖じゃありません。
初代ドラクエよりも数年前にウルティマやウィザードリィというRPGがほぼほぼ元祖というべきなんですが、当時は知る人ぞ知るくらいのレベルでした。
そもそも、こいつらが難しすぎて一般の人どころかそこそこゲームやっている層でも手が出せるレベルじゃなかったため、流行する理由がどこにもなかったんですよね。
ドラクエは難易度を低めにしたことによる遊びやすさ、モンスターの可愛さ・かっこよさといったデザイン性、当時人気絶頂期だった週刊少年ジャンプが猛プッシュしたことで成り立ったのもありました。
他のゲームのモンスターってどこかおどろおどろしかったり、ゴツゴツしていて無骨なデザインであることがほとんどで、それが当たり前だったため、かわいさや愛嬌もあったドラクエはウケたんでしょうね。
スライムのあのデザインは革新的だったと語り継がれるほど。鳥山明さんの傑作といっていいと思います!
そんなドラクエにおける主人公は一切喋らず、時たまコマンドのはい、いいえで選択ができる程度しか自分を見せません。
これはあなた自身がその人になって話す(考える)ことができるんだよ、という堀井さんのメッセージ性が込められたシステムでもあります。子供の頃は不思議で仕方がなかったんですけどね・・・。
全体的に難易度は基本どのシリーズも簡単で、ゲーム内でそれ以上どうしようもなくなる・・・いわゆる詰みを作らないシステムになっているのがウリ。
シリーズによってクリアまでの長さも違うため、どれくらい時間を使えるかでどの作品を遊ぶか決めてみるのもあり。
簡単なストーリーと特徴、面白さを紹介しましょう!
ドラゴンクエスト(ドラクエ1(初代ドラクエ))
・低価格 ・低難易度 ・魔物とタイマン ・クリアまで短め


自分の行動を選択して相手と自分の行動を繰り返すターン制のシステムを採用していて、ピンチの際の緊張感はたまりません。
ファミコンのドラクエは勇者よりも兵士といった出で立ちで、キャラは横も後ろも向かずに平面移動しかできない。
スーパーファミコン版以降はピシっとした勇者になった。外見とは裏腹に最初は何も装備していないんですが。
初代ドラクエは主人公の一人旅になっていて、他のナンバリングではおなじみの仲間がひとりもいません。ぼっち旅!
変わりに、敵であるモンスターも一匹しか出ないため、人間 VS 魔物 の戦いが常時タイマンで進みます。漢らしい。
RPGの基本がぎゅっとつまっているため、これまであまりジャンルとして遊んできたことが無かった人にとっては遊びやすいこと間違いなしのタイトル。
比較的安く、短く、手軽に遊びやすいため、RPG初心者の方にもうってつけの一本。
ドラゴンクエスト2 ~悪霊の神々~(ドラクエ2)
・低価格 ・低難易度 ・王道


初代から打って変わって仲間も増え、敵もパーティーとして徒党を組んでくるようになりました。
ファミコン版の2はとんでもない難易度を誇り、最終盤のダンジョンは初見ではクリア不可能と言われるほど難しく、その先を越えればとんでもなく運に左右されるモンスターがゾロゾロと登場する難関エリアが待ち受けるという凄まじいエリア。
その後のリメイクでは無事難易度は下がり、アプリ版では更にやさしめなので昔の難関さはあまり残っていません。
ストーリー性が増したことで、シンプルかつ淡々と進んだ初代に比べてドラマ的なゲームにもなりました。
ドラゴンクエスト3 ~そして伝説へ~(ドラクエ3)
・中価格 ・低難易度 ・キャラクリエイト ・職業システム


初代と同じく勇者が魔王を倒すことがメインなんですが、ボリュームとしてはとんでもなく深くて広い!
個人的にはシリーズの中でおすすめしたいのは3。シンプルさ、雄大さが段違いなんですよね!
ぼっち旅だった1、仲間が固定される2と違い、3では固定されるのは勇者のみで、後の仲間は名前、職業、性別まで全部自分で決められます。ファミコン版以降のリメイク作品では性格まで決められるため、完全に自分自身のパーティーで魔王討伐を目指すことになります。
ストーリーを進めていくと、勇者以外の仲間は別の職業に変えることができるようになり、より面白さが増してきてこれがまた面白いんすよ。
魔法使いを戦士にして、魔法の使える戦士にしたり、逆にして武闘派の魔法使いにしてもいいし、意表を付いて全然役立たずな職業で強さを目指したり。隠し職なんかもあるため、それを目指すのももちろんあり。どんなパーティーにするかを更に悩ませることになるんですよねー。こういう悩みもまた楽しいものです。
当時はドラクエ以外のRPGでは結構当たり前なんですが、ドラクエにおいてこうなることが凄く新鮮で楽しいわけですよ!
ドラゴンクエスト4 ~導かれし者たち~(ドラクエ4)
・中価格 ・中難易度 ・特殊な進み方
¥1.840
シリーズが一新され、始めは魔王どころか、勇者すら存在しておらず、導かれし者たちがそれぞれの目的で冒険をスタートさせます。
これまでのシリーズとガラッと変わり、最初はピンクの鎧を来たヒゲ面のおじさん(上の画像の左端の人)から始まる異例のシリーズ。
勇者と出会う前の仲間たちの物語をそれぞれ章で分け、最後に勇者の物語が始まる形になります。
最初に勇者の名前と性別を決めるんですが、影も形も出てこないため流れが知らないうちは、誰の名前を決めたのかすら分かりません。
勇者の物語に移るまでは章ごとに区切られていて1人目のキャラ→2人目(と3、4人目)のキャラ→3人目のキャラ・・・。といった内容で進んでいきます。
勇者も魔王も物語中に誕生し、お互いの目的のために相手を倒すこととなり、各陣営それぞれのドラマ性が尋常じゃないほど増えました。
ドラクエ4は凄く面白いんですが、最初にやるには正直おすすめしません。
やはり進み方が特殊すぎるため、勇者が出てくるまでにやらなくなってしまうこともありえる為。私は小学生の頃、ファミコン版はそれで挫折しています。その後プレステに出たリメイク版でちゃんとクリアしました。面白いのは間違いないんですけど・・・ね。
ドラゴンクエスト5 ~天空の花嫁~(ドラクエ5)
・高価格 ・低難易度 ・ドラマ性 ・管理人おすすめ


¥1.840
ここらへんから単純な勇者と魔王の物語にはならず、ドラクエ5に至っては最初は魔王のまの字も出てきません。
シリーズでも1、2を争うほどの人気を持ち、私自身も一番思い入れも深いのはこの5です。スーファミ、プレステ2、DSと全部やりました。
上の画像はPS2版のパッケージ絵です。一番ネタバレも少ない上で雰囲気が分かりやすそうだったため採用となりました。
主人公の少年は父親のパパスとの旅から戻り、サンタローズの町でおかしくて不思議な冒険を繰り返し、そしてある岐路に立ちいくつもの時を超え、出会いと別れを越えて父と同じ冒険を進んでいきます。
このドラクエ5は主人公の人生そのもの。旅立ちから魔王の討伐が目的だったこれまでと違い、勇者と魔王を主軸とせず、主人公自身の人生が主軸になっているため、壮大さの面でも全く違うゲームになっています。
主人公は魔物の心を理解することができ、倒した魔物が改心してパーティーに加えられるのも大きな特徴。
主人公、魔物、魔物、魔物、とかでパーティーも組めますからね!人間どこへ行った。
パーティー編成もドラクエ3とはまた違った自由さがありました。これもまたストーリーと絶大にマッチしていたんですよね!
ドラクエシリーズでおすすめは?と聞かれたら一番はこいつです。
ドラゴンクエスト6 ~幻の大地~(ドラクエ6)
・高価格 ・中難易度 ・職業システム ・世界の謎


¥1.840
不思議な夢を見た村の少年がひょんなことから世界の真実を知り旅をすることになる物語。
今回の主人公は正真正銘(最初は)村の少年で、村の頼みでふもとの町にお使いに出かけ、大きな穴に落ちてしまったことで世界が2つあることを知ることになります。
スタート直後に主人公を含めた3人で何者かに挑み敗れます。これが何かはすぐには分かりません。
ドラクエ6はこうした伏線だったり、ストーリーに関与する何かを探すことも面白さとしてあり、先の見えない小説を見つつも楽しめるような作品になっています。
物語を進めると仲間キャラが職業を変えられるようになるんですが、これがドラクエ3のものを更に洗練させたもので下級職と上級職があって、決められた下級職をいくつかマスターすると上級職が解禁されてより強力な特技や呪文を覚えられるといった感じ。
テリー、ミレーユ、バーバラといったシリーズでも屈指の人気キャラも多く、キャラを見て気に入ったら6を選んでみるのもあり。一応言っておくとテリーは仲間に加入するのが遅いため、彼を目当てにするとちょっと後悔するかもしれません。
ドラゴンクエスト7 ~エデンの戦士たち~(ドラクエ7)
・高価格 ・中難易度 ・職業システム ・らしからぬドラマ性

¥1.840
小さな島に住む漁師の息子が幼馴染と共にふしぎな石版の謎を追うことから始まる物語。
一番最初にやるドラクエとしては一番おすすめしません。これはゲームが悪いのではなく、向き不向きの問題。
というのも、作品全体の作りがかーなり独特で基本的に勧善懲悪のドラクエの中で、7はそう単純な展開にならずより深い人間関係、お互いに正義と正義がぶつかり合う様を見ることになります。
しかも物語の進め方が凄く迷いやすい仕組みになっていて、アプリ版はリメイクである3DSのリメイクなんでそれでもマシになっている方。
プレステ版はほんっっとに攻略サイト無しの場合きちんとメモ帳を取らないとやっていけない内容でしたね!
ドラクエ7はドラクエというファンタジー世界の中にあって、現実さながらの人間の心の闇を見せられるため、そういった点からもかなり異色作。
ドラクエシリーズ全体で見れば、7はまた味わい深く内容を考えさせられる作品になっています。
だからこそ人を選び、いきなりこいつをプレイしてみようぜ!とは・・・私は言えません。
ドラゴンクエスト8 ~空と海と大地と呪われし姫君~(ドラクエ8)
・高価格 ・低難易度 ・王道

¥1.840
呪われてしまった自分の国の呪いを解くために旅をする物語。
アプリで遊べる中では最新作だけあって、グラフィックやら戦いの場面やら新しめなのが特徴。
ドット絵だったそれまでと比べて、世界が格段に広くなりリアルに没入できるクオリティにまで。当時はほんと感動しましたねー。
ムードメーカーのヤンガス、紅一点のゼシカ、プレイボーイのククール。緑の人はお付きの方、事情があるんですがネタバレになるためここではたたの緑の人。
仲間にできるキャラが主人公含めて4人まで(ニンテンドー3DS版とは別)とぼっちの1、3人の2の次に少ないんですが、みんなそれぞれ生い立ちや事情があり、4人での掛け合いやストーリーで焦点を合わせたり、クローズアップされる機会が多くこの4人に対して思い入れが深い!って人も多いほど。
コマンド方式のみで進んでいた戦闘も、キャラが動くことでよりかっこよさが増したのもドラクエ8から。
職業を変えたりするシステムは無くなり、各キャラごとに装備できる武器にスキルポイントを割り振って特技などを覚えていくことになります。このシステムはシリーズ初。
一点特化するのもありだし、伸ばせるスキルを攻略サイトで確認しながら割り振っていくのもOK。むしろそうしないとあまり強くない武器割り振ってしまうこともあって、もったいない感がすごい。
ファイナルファンタジー(FF)シリーズ
ドラクエとは対になる国民的RPG。ナンバリングのシリーズは1~15まで、外伝も入れればもっと多くあり遊ぶタイトルには困らない作品。
2020年4月現在はFF7リメイクが大きな話題になっていて、出来映えが期待されています。初代プレイステーション売上歴代2位のモンスターソフト。
今見るとグラフィックもカクカクしてるし、凄さが風化してしまってるんですが、当時はめちゃくちゃ話題でしたね!もうほんとゲームするやつなら誰しもが遊んでましたし、普段遊ばないようなやつも遊んでましたね!つまりみんな遊んでたっていう(笑)
アプリ版は1~7と9が販売されていますが、8のみアプリ版はありません。8はRPGとしてはかなり特殊なゲームなんでおすすめはできないのでこっちとしてはちょっとコメントに困るんですが・・・。
シリーズを重ねるごとに世界観、作風、システムなどがガラリと変わっていくのも特徴。
クリスタルと呼ばれる世界を形作る4つの石を巡って、冒険をすることになる作品が多い。最近はあまり見られなくなっていますが。
難易度そのものはドラクエよりも高いです。パーティーが全滅した場合、お金半分もぎ取られて送還されるドラクエと違い、FFはそのままタイトル画面に戻されます。つまりセーブした場所から本当の本当にやりなおしです。セーブしてなかったらおしまいです。
作品によっては道中のザコ敵も積極的にこちらを殺りに来ます。歯ごたえのある難易度が好みな人のほうが遊びやすい作品になってます。
ファイナルファンタジー
・低価格 ・中難易度 ・キャラクリエイト ・王道

¥980
4人の光の戦士が世界に平和をもたらすべく旅に出る物語。
当時のFFはドラクエの後追いの立場だったため、なんとしてでも追いつく必要がありました。
そこで、キャラクター全員に好きな名前、好きなジョブに付けることができる “自由さ” を搭載。ドラクエでは3で実装されるものを先駆けて実装していたというわけです。
後々のシリーズでも登場する、空を駆ける船 “飛空艇” は初代から登場。歩いて探索することが当たり前だったRPGで何もかもすっとばしてどこへでも行けるのは快感を通り越して革命でしたね。
ファイナルファンタジー2
・低価格 ・高難易度 ・ストーリー重視 ・ダークな世界観

¥980
帝国軍の襲撃を受けた若者たちが反乱軍へ参加し世界の解放を目指し戦う物語。
ゲームを始めるといきなり戦闘になり、完膚なきまでに叩きのめされるという衝撃的なスタート。
すでに世界はボロボロの状況で、主人公たちは反乱軍に所属して戦うことになります。勇者とか魔王とかではなく侵略と抗戦、戦争がメインになっているのが特徴。
シリーズ中でもかなり特殊なシステムになっていて、RPGでは当たり前にあるレベルが存在せず、行動することで熟練度を重ねて強くなっていくというものになっています。
例えば、“剣” で “攻撃” すれば剣の熟練度と力が上がる可能性がある、といった感じ。
これを理解していないと、むちゃくちゃ難しいゲームになってしまい、しかも普段はゲームをしない人にとっては訳が分からないことになるため、FF2を最初に遊ぶのはおすすめしません。
ストーリーに関しては、すでに敵に侵略されつつある荒廃した世界観、犠牲を生みながらも必死に前に進もうとする主人公たち、こうしたダークな雰囲気が好きな人はたまらないと思います。
何より凄いのが、今では作りこまれた世界観を持ったゲームはそれなりに見るようになりましたが、今から20年より前にゲームで表現していたことなんですよね。
当時のゲームはストーリーなんてあってないようなものでしたから、より凄さが光りました。
もし今回のコロナのようなことで遊んでみたゲームが楽しい!と思えた方はぜひとも遊んでみて欲しいと思うゲームのひとつですね。
ファイナルファンタジー3
・中価格 ・中難易度 ・キャラクリエイト、ジョブシステム

¥1.840
4人の少年少女が光の戦士として4つのクリスタルを巡り戦う物語。
2と比べて、光が闇に立ち向かうという分かりやすいストーリー、クリスタルから得られる力をジョブ(職業)に変えて戦うことができるなど、1に良く似たゲーム性なんですが、より洗練されていて遊びやすくなったのが3。
アプリ版は元のファミコンより調整されリメイクされたDS、PSP版を元に作られているんですが、そこそこ難易度が高いです。
1に比べると倍近くジョブが増え、戦い方、ステータス、ぜんぜん違います。力の強い戦士やモンク、魔法で戦う黒魔道師と白魔道師、弓矢を使う狩人などさまざま。
色々な場面で色々な組み合わせを考えないといけなくて、それも最適解を選ばなくてはいけないわけではなく、ある程度雑に組んでもなんとかなるくらいのバランスなんで、考えすぎなくてもいいし、考えたらより面白い、といった塩梅。
ファイナルファンタジー4
・中価格 ・高難易度 ・ストーリー重視

¥1.840
主人公の暗黒騎士が自分の在り方に苦悩しながら戦う物語
主人公が正義の味方・これまでの光の戦士ではなく、とある王国に仕える暗黒騎士。国にとっては英雄ではあるものの、世界にとっては・・・?な立ち位置。
アプリではDSのリメイク版の移植なのであんまり関係ないんですが、ファミコンからスーパーファミコンに変わったことでグラフィックがめちゃくちゃ進化して、それまでできなかった細やかな表現とかアクションができるようになっていてるんですよ。ここは相当熱かったですね!
ここまでは主人公はあまり自己主張をせず、向こうから話しかけられるものを私たちプレイヤーが話を聞くための目印のよう役割だったんですが、ここから主人公も明確に自我が与えられて独立したキャラクターとして存在するようになります。
3のようなジョブを変えたりできず、パーティーもキャラがストーリーの流れの中で入れ替わっていくことが多く、育成や自由度以上に物語としての面が大きく前に出てきました。
4はプレイヤーも主人公と向き合わなければいけないときが来ます。
暗黒騎士の主人公がいずれ自分自身と向き合い、自分を変えていく様はゲームながらも見ていて感慨深いものが込み上げてきますから。
難易度は高めで、「ノーマル」と「ハード」から選択できるんですが、よっぽどのことがない限りノーマルで遊んでください。ハードはそこそこのゲーマーでも放り投げる可能性があります。要注意!
ファイナルファンタジー5
・中価格 ・低難易度 ・ジョブシステム ・管理人おすすめ

¥1.840
クリスタルをめぐり、4人の光の戦士が冒険する物語
4人の戦士がジョブ(職業)を変えて戦う王道ファンタジー。既視感がある方もいるかもしれませんが、1と3と5は4人の戦士がクリスタルを巡り、ジョブを駆使しながら戦う、という点で共通してるんですよね。
2、4、6がキャラを作りこみ、ストーリーにドラマ性を持たせることで世界観を深めているということからも共通していて、FF前半期の方針のようなものだったのかもしれません。
私がおすすめしたいFFのひとつですね!ジョブシステムの集大成で、色々なジョブを鍛えていくことで強さが増していく育成の楽しさ、手頃な難易度から来る自由度の高さ、主人公がさわやか系サバサバ男子で、細かいことで悩むなら行動しようぜ!って人で、ストーリーも簡潔で分かりやすく、さっぱりしていて後味が良し!
ファイナルファンタジー6
・中価格 ・低難易度 ・ストーリー重視 ・管理人おすすめ

¥1.840
帝国の魔導少女を中心に、様々な人間が自らの目的のために生きる物語
最初からなんだか不穏な始まり方をし、すごい早さでめまぐるしく物語が動き始めます。
FF6は前半期のファイナルファンタジーを象徴する作品だと私は思ってます。(7以降は中期としてまして)
仲間として登場するキャラが多く、総勢10名を超えるほど。明確な主人公が誰かは人によって意見が分かれるほど多く、多数の人間が生み出すドラマが展開されるのが特徴。
5と並んでおすすめしたいFFのひとつですね!難易度もこれより前のシリーズに比べるとやさしめで遊びやすいのも理由。
味方として登場するキャラが多いんですが、全員にストーリーがあってそれが絶妙なまでに物語全体に浸透していて、ゲーム全体をより際立たせていて、面白さに直結してきてるんですね!
私の体験にはなりますが一度クリアまで遊んでしまえば、忘れないほど記憶にふかーく残ってくるほどの作品です。
ファイナルファンタジー7
・中価格 ・低難易度 ・ストーリー重視 ・必要容量大きい

¥1.840
反乱組織アバランチに雇い入れられた元ソルジャーの主人公が辿る物語
FF7はファイナルファンタジーそのものを象徴する作品と言ってもいいかと思います!
独特な機械文明の世界観、クラウドを始めとしたキャラクターたち、衝撃的なストーリー展開、どれもが新しくて魅力的。
クールでスカしたイケメン主人公が、刺さる人には刺さりました。
物語の序盤に他のキャラへの返しで「・・・興味ないね。」って言うんですが、おいおいカッコよすぎかよ!何だよお前俺も使ってみようっと!とか思った当時中学生は数知れず。実際使ったら間違いなく「こいつかぶれてんなあ・・・」と白い目で見られるんですが。
従来のRPGだと、こういう自分からしゃべらない主人公って選ばれにくいんです。ドラクエみたいに意図的なものではなくて。
なぜかと言いますと、ゲームの進行に非常に不利になるからです。アニメとか漫画でも活発で行動力のある主人公の方が多いのはよく見ればわかると思います。
分かりやすいものだとドラゴンボールの悟空とかワンピースルフィとか「おっしゃいくぞ!」ってキャラの方が展開も進ませやすいんですよね。
だからこそ、がっちり作りこまれた作品の中で主人公のクラウドが際立っていたと思います。今ならPS4でリメイク版も発売中なんで、アプリで気に入ったらそっちにいってもいいかもですよ?
ファイナルファンタジー9
・高価格 ・低難易度 ・ストーリー重視 ・王道 ・必要容量大

¥2.580
少年少女が命と向きあいながら旅をする物語
FF7、FF8と重厚な世界とクールな主人公で繰り広げられた物語から一転、演劇や活劇のような分かりやすく、なじみやすいストーリーへと回帰。
主人公も7のクラウド、(アプリでは遊べないものの)FF8のスコールというこれまたクールでスカしたイケメン系主人公でしたが、9では明るく飄々として行動力があり女性に目がない3枚目のジタン。
表向きは劇団員でありながら、裏では盗賊団の団員として活動していた。
作中のキャラはイケメン、美女揃いではなく、元祖FFの黒魔道士に似たキャラやルパン三世の銭型が鎧を着たかのようなキャラ、そもそも人間ではなくネズミ族という種族の獣人など一癖どころではないキャラが勢ぞろい。
投身も高くスラッとしたキャラが多かったことと比べて、1段階ほど投身が縮んだことで愛嬌が増したのも特徴。
物語の進行は主人公のジタンが行うものの、合間に入るナレーションは黒魔道士の男の子が行っている(理由もきちんとある)など、それまでとは違った進行がよりFF9のテーマを表しています。
ストレートなかっこよさ、かわいさはないけど、物語の至るところで見られる作品全体のテーマを見つけられると、より面白くなります。・・・細かく話せないのが残念でなりません。
難易度はおそらく全FFタイトル中でもトップクラスに低く、これが最初のFFであるなら素敵なことだ、と思う作品。
マインクラフトPE(ポケットエディション)
・低価格 ・自由度の高さ ・建築系

¥860(iOS) ¥900(googleplay)
・・・正直、このゲームを紹介するかは迷いました。知っている人はもう今更でしょうが、ハマるとほんと時間泥棒です。果てしないまでに遊べることが多く、もはやゲームの概念を軽く越えてしまっているほど。
地面を掘って土を手に、木を割って木材に、水を汲んで貯水したり、そんな部分から鬼のようになんでもやれます。
元々はパソコンゲームで、そこからの移植版でもあるのがアプリ版。価格はお手頃なんで遊びやすいのが特徴。
やれることそのものはパソコン版に比べると少なくなるんですが、やったことが無い人は逆に分かりやすいんじゃないでしょうか。
ここから面白くなって、のめりこんでパソコン版へ・・・なんてことも余裕であるんですよね。ゲームに限らず娯楽の楽しくも怖いところですね。
マインクラフトはさまざまなブロックを使い、配置し、なんでも作ることができます。建築物が基本ですが最終的にはなんでも、です。
一度遊んでみてから調べて欲しいんですが、マイクラの凄い家、村、建物とかほんっとに芸術的なレベルです。君らどうすればこんなことできんの?ってくらい惚れ惚れしてしまいます。
youtuberさんにもマイクラをメインにして配信している人もいるため、自分で遊んでみてちょっと分かってくれば、そうした “凄いマイクラ” も分かってくるようになり、自分で遊ぶ楽しさだけではなく人が遊んでいるところを見る楽しさも分かってくるかもしれません。
ちなみに私はこうしたセンスが一切無くて、人が作っているものを真似たり、ゴミのような建物を作る程度です。昔から工作とかのセンス無かったんですよね・・・。
・・・これ一から作ってるんですよ。マジかって思いました。
DEEMO
・低価格 ・音楽ゲーム ・神秘性 ・不思議な世界

¥240 2020年5月4日まで無料配信中!!
DEEMOは音楽と一緒に落ちてくる譜をタイミングよくタップ、もしくはスワイプして遊ぶ音楽ゲーム。
ビートマニアとかポップンミュージックとか、ダンスダンスレボリューションなんかをご存知の方は分かりやすいですね!
あまりこうした音楽ゲームに縁のない方におすすめするポイントとしては、普通の音楽ゲームは一定数ミスを重ねると失敗扱いになり途中で曲が終了します。
ですが、DEEMOの場合は自分でリタイアすることを除き、ミスによる強制終了は存在しません。
こういったゲームはスコアという数値の積み重ねが基本になるんですが、DEEMOでは100%をマックスとしてどれだけ完璧に近く演奏できたか、という指標になっています。
自分の好きな曲を難易度に合わせて何度も遊べて、100%の演奏にどれだけ近づけることができるか。上達していく過程が分かりやすくてストレスが無いため、初めての人にもおすすめできる音楽ゲームなんですね。
ゲーム内の曲の全てDEEMOのオリジナル曲で、全体的に神秘的と言うか綺麗な曲が多いです。
ゲームを買う際に比較的安めに購入できるんですが、変わりにゲーム内で更に追加購入する仕組み。
もちろん普通に買うだけで満足できるほどの曲数と面白さは備えていて、あくまで更にDEEMOを求めたい!という人のためのものと考えてくれれば。
ゲームでは名前の無い少女と不思議な生き物DEEMOが不思議な木と音楽と共に暮らし、音楽を奏でることで木を育てていく目的があります。
日常ではありえない世界の体験としても面白みがあって、何も説明も解説もなくただただ音楽で育つ木を見守るのはなんだか不思議な世界です。
まとめ
まだまだあるんですが、ドラクエFFに文字数を使いすぎた結果、おまけでマインクラフトとDEEMOを入れただけになりました。
コロナに関しては先行きも見えず、不安も大きいと思いますが、ゲームも娯楽のひとつとして少しでも日々の楽しみになればなあと思います。
これからもゲームをしない人にもガンガン楽しく遊べそうなものを紹介していきたいと思うんで、よろしければまた他の記事も見てあげてください!