
2期も始まりました、Re:ゼロから始める異世界生活。知っている人ならお分かりでしょうが、辛い辛い展開が続きます。
そんなリゼロもとうとう単独でアプリされることが決定。コラボ出張がやたらとされていた印象が強いです。エミリア、レム、ラム、(スバル)とメインキャラ。
事前登録は公式サイトから行えますので、お先に登録をば!
今回はリゼロのアプリ、Lost in Memories(以下リゼロス)の事前登録情報のまとめのお話。
配信時期や抑えておきたい情報源などを始め、原作を知らない人にもできるだけ分かりやすくお話していければなと思います。ではスタート。
リゼロスの情報まとめ
まずは基本情報からおさらいしましょう。開発会社から、ジャンル、期待したい点などを紹介していきます。
リゼロスの配信時期はいつ頃?
配信予定日は2020年夏頃。今が7月中旬ですから遅くても8月中でしょうか。
コロナウィルスの影響も考えられますが、リゼロスの生放送ではほとんど完成されている状態のゲームが見られることからも、早いと7月下旬頃にも配信されそうな気がします。
追記:9月9日に決まりました。時間の明記は無いため、昼前から待機していると確実でしょう!
リゼロスの開発会社はどこ?
開発はセガ。私の知っている情報を元に話しますと、ぶっちゃけセガは不安要素。
短期終了したアプリがそこそこあり、運営状態によっては怖い部分もあります。
ただ、原作持ちの作品は簡単に終わらせないところもあるため、そこは安心はできるかなと。ガチャ?知らん。
・チェインクロニクル3
・オルタンシア・サーガ
・D×2 真・女神転生 リベレーション
・北斗の拳 LEGENDS ReVIVE
・けものフレンズ3
などが現在配信中のアプリ。自社オリジナルで結構短期間で終了させたこともあってか、2020年になってから開発されたものはソニックの東京オリンピックVerと事前登録中のリゼロスのみ。
ジャンルはターン制のRPG + ADV
リゼロをジャンル分けするならメインはアドベンチャーになるんですが、運営していく中でガチャが必須なこのご時世どうしても付随しないといけなくなります。
そこでリゼロスはスタンダードなターン制のRPGのジャンルが追加、5人パーティーで敵と戦っていくことになります。
特に変わったシステムも無さそうなんで、良く言えば馴染みやすい、悪く言えばありふれたゲームであるとも言えるかもしれません。
各素材を使うことで、メモリーボードを解放し能力の底上げを行っていきます。
覚醒システムとレベルの上限解放があるものというと、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか メモリア・フレーゼ」が似たようなシステムが採用されていますね。
ミニキャラとシナリオの出来がカギ
面白さのカギになりそうなのは、ありきたりではありますがシナリオの出来でしょう。
リゼロスではスバルの記憶が何者かに奪われてしまい、それらを追想していくことがメインのストーリーになります。
原作を追っていくことになるんですが、当然プラスアルファでシナリオが存在しないとわざわざリゼロスで追う意味がありません。
シナリオの出来というのは原作とリゼロスを繋げる、追加されるであろうシナリオやイベントのシナリオの出来のことで、これらがあまりにも出来が悪くなるとシナリオ全体が陳腐になってしまうため、ここは大切になってきますね。
もうひとつは戦闘時のミニキャラ。見ている限りそこまでクオリティが高いとも思えなくて、補うように必殺技にカットインが用意されていてこっちはいい出来なんですが、カットインって最終的に邪魔になりがちなんですよね。
他のソシャゲにおいても、カットイン付きの必殺技は1日1度出したらその後は省略することもできる設定になっていることも多く、時間効率的にもあまり力を入れすぎても良くない部分でもあるため、普通に見れるミニキャラの出来が悪いとやはり陳腐になってしまうかなと思います。
登場人物がかなり豊富
他のラノベ原作のソシャゲに比べて登場人物が多く、ガチャを利用していくに様々なキャラを出しやすいのは大きなメリット。
エミリア、レム、ラムを軸にして、エミリア陣営ではスバル、パック、ベアトリス、ロズワールがいて、各王選陣営のフェルト、クルシュ、アナスタシアがいます。
それぞれの陣営に所属する騎士や商人や傭兵などを合わせてもかなりの人数になり、しかも新作家庭用ゲームに登場する新キャラも備えていて、ラノベ原作でありがちな衣装違いのキャラで溢れかえる展開は避けられそうです。
特に剣聖であるラインハルトの扱いをどうするかは個人的に期待したいポイントのひとつですね。
強すぎるが故に原作でも立場やら何やらで縛っておかないといけない、出てくるだけで勝利が確定する公式から用意されたジョーカーキャラ。
1あるだけでチート扱いになる加護を10や20じゃ効かない数を持ち、正真正銘世界最強であり世界に愛された男。
スバルが必死に死に戻りし、文字通り死物狂いで戦った結果も彼なら小指一本で余裕で対処してしまう程度には最強。
こんなキャラをリゼロスではどう設定してくるのか、いやー楽しみで仕方ありません。
強さとは別に設定的にはめちゃくちゃかわいそうな子なんで、下でお話しますコメディ編とかあればぜひとも救済して上げて欲しい!スバルが絡めばそこそこ楽しそうに遊んでくれる気がしますよ!
コメディに寄せやすいのもメリット
本編のほぼ9割超のシリアスかつ命からがらの状況で進むリゼロ。短編集を除いてコメディ要素はほぼほぼ存在しないと言っていいくらいありません。
むしろコラボとかで出張した時のほうが楽しそうにやっているため、そのまま別の世界線に飛ばしてあげた方が幸せなんじゃないだろうか説も存在します。コラボなのに何度も死に戻りをさせる脚本を原作者本人が書いてしまったプリコネは許されない。
ソシャゲ版ではイベントクエストが出てくるでしょうから、そこでガンガンにコメディ・ギャグ要素多めのストーリーが遊べると本編とのギャップ、メリハリという意味で面白そうです。
この辺は似た傾向としてはFGOが参考になりやすいかなと思います。シノアリスは真似ると事故になりそうなんでヤメたほうがよさそうです。バランス的な意味で。
本編ではシリアス多めに進むものの、イベントにおいてはっちゃけてるイベントは相当なことになっていて、ぐだぐだ系や水着剣豪あたりは良い意味で悪ノリがとんでもないことになっています。
ギャグやコメディって遊ぶ側の私達思っている以上に作る側の難易度が高いため、高望みしてしまうとダダ滑りのシナリオを見せられたりするときもあります。週刊でギャグ漫画やっている先生方は相当神経をすり減らすそうです。
本編ではあまり絡みのないキャラが意外な形で面白かったりもするんで、思いもよらないようなシナリオが出てきてくれないかなと期待してしまいます。
まとめ
良くも悪くもRPGとしてはありがちな作りで、(アラームとかを抜きにして)リゼロでは初となる単独ソーシャルゲームということで、リゼロらしい重めのシナリオ、短編集のようなちょっとほっこりするシナリオ、リゼロスでしか見れないようなシナリオがあればなお面白そうだなと思います。
事前登録時の今、私が一番期待したいのが、各ifルートの声付きシナリオ。
人気の高いナツキ・レムルートや、本編以上にぶっ壊れ度合いが加速しているスバルが見れる各大罪司教ルートなど、アニメ化が難しそうなシナリオは是非ともここを機会にガンガン作っていって欲しいですね!
大罪司教ルートは現在は4つ公開されていますが、どれも悲惨かつ救いようが無いものばかり。こんなもんがあと3つもあるのかと思うと、ほんと長月先生は鬼畜だな!と思わざるを得ません。ギルティラウさんが何をしたというのだ。
配信後はしっかり遊びたいものですね!できれば7月中に出てくれれば嬉しいなあ。
おまけ リゼロの原作について
で、おまけです。こんなところで作品紹介すんのかよって話なんですけどね。
リゼロは凄く人を選ぶ作品。可愛いキャラデザインに惑わされて騙され、騙された上でハマってしまったという人を数々生み出した怪作でもあります。
主人公のナツキ・スバルくんは夜中深夜にコンビニに買い物に行き、外に出たらなぜか異世界!
チートも強力な武器防具も無く、服装はジャージ、持ち物はスナック菓子とカップ麺と携帯電話のみ。
本人はそんなことつゆ知らず、異世界ヤッホーイ!なんか凄い力もあんだろ!とテンションを上げるもののたちまちチンピラ3人に囲まれボコスカにされ、とうとう銀髪の美少女エミリアと出会います。
なんだかんだでちょっとは仲良くなったスバルくん。彼女のご用事に付き合い夜の廃屋まで足を運んだ先で見たものは、血みどろの男の死体と場にそぐわない女性の声。
一瞬の間に刺し飛ばされ致命傷を負い、様子を見に来たエミリアも一瞬で命を絶たれます。絶対に彼女を守る、そう考えながら意識を手放したスバルくん。
また気が付くと、なぜかリンガ売りのおっちゃんが目の前。それから何度も死んだ体験を繰り返すことで彼は気付きます。
死に戻りをしている、と。彼の果てしなく遠い旅はここから始まります。
・・・なんか、凄い早口で喋ってるような気がする文ですね!オタク特有のアレ。
コラボとかでしか見たことがない人からすると、スバル、エミリア、レム、ラムがセットでしかもストーリーとかだと大体仲良しな感じで出てきますが、違うからね!すんごい紆余曲折を経すぎた上で手に入れたものなんだからね!
リゼロが人を選ぶ点 その1 主人公、ナツキ・スバル
成功するとびっくりするほど浮かれる、失敗すると盛大にへこむ、自己中で空気読めない、うまくいかないと人に八つ当たりし喚き散らし、失望され貶されて、挙げ句に色んな人に殺されてしまっては死に戻りする普通の少年。普通ってなんだっけか。
スバルはなろう小説特有の都合良さのみを持ち合わせているわけではなく、現実と異世界のはざまでただあがいた結果、チグハグな行動に見えることをしてしまっています。
きちんと一から行動を見て、心理状況を確認していくとそう言っちゃう・やっちゃうのもしょうがないよね・・・と少しは思えるようになる作りになってます。
それでもうざったく見えてしまうのは、言動と態度と見栄っ張りな性格に声優さんの演技力を上乗せしたおかげ(せい?)でしょうか。全部かな?
特に序盤が顕著すぎて、小説もアニメもダメな人は序盤で見切ってしまうため、そこからリゼロ嫌い、苦手になって人に伝わっていくのがリゼロという作品のひとつの流れかなと思います。好きな人はほんとに好き、嫌いな人は本気でダメ。
有名な進撃の巨人の一コマ 「おそらく2年前の地獄を見てきた者達だ 面構えが違う」が適用できてしまうくらいには分かれるのではないでしょうか。
好きと嫌いをガツンと割ってしまう要因に主人公を持ってくるのはいささかどうなんだろうとか思っちゃうんですけどね!
物語が進むごとにスバルは精神的に強くなっていくんですが、周囲の状況がどんどん悪い意味でインフレしていくため、せっせと走るスバルを前に原付で走り去られていくスピードでおいていかれます。
彼はその度に死に戻って必死に食らいついていくんですが、大体は絶望もセットで付いてきます。書いている先生はとても鬼畜です。
見る側に多大な我慢を強いる、という点においてスバルは主人公の風上にも置けないクソ野郎です。
ですが、きちんと見ていてあげると、気が付いた頃には彼を見守る保護者のような立場でリゼロと接することができる・・・かもしれません。いい子ですがとても気難しい子です。
リゼロが人を選ぶ点 その2 続いてまわる、重めのストーリー
スバルの死に戻りに引きずられる形になりますが、正解のルートにたどり着くまでは悲惨な結末を迎えることがほとんどで、メインキャラでも様々な方法で死んでいく様を見せつけられることになります。
スバルくんも何度かは精神をやってしまっていますが、これほど羨ましくない転生ものも珍しいでしょう。
今なろう版で連載している6章も大概なこと(褒め言葉)になっており、ガンガン状況が悪化しつつ進みます。
ストーリーで重い展開が続きすぎて、小説版でも低評価が増えてしまうほど。言いたいことは分からんでもないんですが・・・。
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