前回はレビューを行わせていただきましたオクトパストラベラー大陸の覇者(以下オクトラ)。
内容としては広くて浅い、間口のような部分をちょこちょことお話させていただきました。
今回はそんなオクトラさんと同じくシングルプレイ用のRPGであるアナザーエデン(以下アナデン)を比べてみようか、というお話。
実際に比べてみると、似ている部分は多いです。ですが根本的に似ているというよりは、いくつかの部分で類似点があって通して見てみると線になって見えてくるといった内容。
まあ細かい部分のパクリパクられはしょうがないですからね。あんまりにヒドイようなら会社同士の取っ組み合いが始まってしまうため、メーカー側もグレーゾーンを探しているのでしょう。任天堂vsコロプラ。
今回のお話は似ている部分を指摘するというよりは、お互いのゲーム性を比較しあうことがメインになります。
どこが似ていてどこが違うのか。お互いの魅力がどこに繋がっているのか。そういったお話ができればいいなと思います。ではスタート。
ドット絵と2Dグラフィックと
・ドット絵と流麗な背景が合わさったオクトラ
・2Dグラフィックとそれぞれの時代を表現したアナデン
最も違う部分としてはグラフィックがあります。
オクトラは元のスイッチ版から引き続きドット絵のキャラクターと見惚れるほど綺麗な背景が、本来ならマッチしないはずの世界観にさも当然かのようにそこにあるのは作り手の努力の賜物ではないでしょうか。
ドット絵のアクションって何をやっているのか分からないことも多いため、必然的に少ない動作を元にこちらが行動を想像することになります。
アナデンは変わって2Dグラフィック。キャラの詳細はドット絵以上に分かりやすく、キャラも身振り手振り表情も豊かで全体像が見えやすい。
異なる時空の世界観も丁寧に作り上げられてて、未来はSF、過去は神秘、現代は中世とカラリと変えられています。
グラフィックに関してはどっちが優れているかよりも、どっちが好みかという話ですね。小説で想像まで楽しみたい人もいれば、アニメで全て視認することで楽しみたい人もいるといった違いでしょうか。
オクトラ vs アナデン ストーリー編
・アナデンは王道のファンタジー、オクトラは暗くて重めのファンタジー
・アナデンは主人公がメイン、オクトラの主人公はサブ
・サブストーリーが長いのがアナデン、短めなのがオクトラ
アナデンは主人公である青年アルドのストーリー。妹のフィーネがさらわれたことから始まる時空を超えた冒険譚。
過去、現代、未来を渡り歩き、出会いと別れがあり、かけがえのない仲間と出会い、分かりあうことができない敵との戦い。
・・・といった具合に、ストーリーは王道のファンタジー。主人公のアルドもお人好しで優しく、それでいて熱く正義感が強いこちらも王道タイプ。
最初は小さな村のおつかいから始まり、妹がさらわれたことから少しずつストーリーの規模が大きくなっていき、最終的には世界を分かつほどのものへとつながっていきます。
これがRPGの入門だよと言わんばかりにスタンダードな作りになっており、良くも悪くもご都合主義。
メインキャラは誰も死なないし、どれだけ危機的状況でも死の雰囲気もあまり感じさせません。
右から2番目が暫定主人公。すでに言ってる内容がヤバい。
変わってオクトラは名もなき旅人の物語。明確な主人公は設定されておらず、一番最初に引いたガチャのキャラが暫定の主人公として扱われ、その後は編成で簡単に変えられます。
各地を冒険する主人公が、富、名声、権力に囚われた3人の覇者の事件に関わっていくことで進んでいくストーリー。
主人公は一切喋らないため、メインでは動くことはありません。変わりに主人公に関わる人たちがストーリーを動かし、主人公は話を受け取ることで動きます。渡す側と受ける側の違いは結構大きいですね。
こちらもファンタジーといえばファンタジーなんですが、人の持つ感情を最大まで増幅させドロドロとしたもので表現するためのファンタジー要素。
剣も魔法もありますが、それ以上に人の醜さ、弱さに焦点が当たっていて、それどころではありません。
ダークな雰囲気、強大すぎる敵、容赦なく倒れていく味方。それでも進まなければいけない主人公たち。
ゲームではありますが、生々しく、都合良くハッピーエンドなんて迎えられるわけじゃないんだよ、と言われるが如くの展開が行われます。
アナデンで受けられるようなえもいわれる安心感はなく、誰が生き、誰が倒れるのかを見守らざるを得ないまま進んでいくことになります。いつだって常にハラハラドキドキ。
まとめると、清く正しいファンタジーが繰り広げられるのがアナデン、暗くて重いけどどこか惹かれてしまうのがオクトラ。
ストーリーに関しても、どっちがイイかよりもどっちが好みかで評価は分かれてきますね。王道も素晴らしいですが、ほの暗いストーリーもたまにはいいんですよ?
オクトラ vs アナデン システム編
・マップの仕組みはほぼ同じだが、細かな部分での違いが目立つ
・自動移動が備わったオクトラと、マニュアルのみのアナデン
・既読スキップのあるオクトラと、一切マニュアルのアナデン
システム面に関しては、オクトラはアナデンの後追いらしく弱点となりそうなポイントを改善した上で出してきました。
どちらも通常のストーリーシーンをスキップすることはできず、戦闘にもオートも搭載していないなど、旧来のRPGを意識した作りになっているのは同じですが、細かな部分での違いが目立ちました。
ひとつはマップの移動。完全な手動でしか動かないアナデンと違い、オクトラは同じマップ内で一度到達済みであればタップすれば自動移動を行ってくれます。
レベル上げを考えるなら、マップ内で自動移動を使いつつ、戦闘は全員オールブースト攻撃→交代全員オールブースト攻撃を繰り返せばある程度自動レベル上げっぽくできる。
おすすめは聖火騎士駐屯地。それなりに移動距離も長くて、敵も厄介なことしてこない。#オクトラ pic.twitter.com/azFU9TaQ9a— 冴えたスマホアプリの始め方 (@sae_sma_channel) October 29, 2020
私のツイートなんですが、これを利用した疑似レベル上げなんかも考えてみたりしました。今ではさっさと物語を進めてとある要素を解禁しろ!に変わっていますが。
更に、ストーリー中のボスが倒せなかった場合どちらもシーンの前まで巻き戻されますが、オクトラの方は既読スキップが付いているためある程度の手間は除くことができます。逆にアナデンはできません。
アナデンは面白い反面、面倒くさい部分もまだまだ多く、片手間でやりにくいというネックを今も抱えています。
システム面で比較してみたら、全体的にオクトラの方が遊びやすさに繋がっている設計になっているように私は感じました。これを機にアナデン側でも逆輸入していいところも多いんじゃないでしょうか。
オクトラ vs アナデン 育成編
・レベル制とレベルアップによるポイントを得てボードの解放は共通
・アナデンは最大レベル80まで、オクトラは上限突破のアイテムを使い100まで
・鍵付きのパネルの解放条件が違う
ここが一番似ているポイントと言っていい、両ゲームの育成状況。
どちらもレア度が星3~星5まで存在し、最大レア度をクラスチェンジで上げられるかどうかの表示も同じ。
アナデンのアルドさん。最終的に星5まで伸びます。
星3の次の4つ目の黒い星が最大レア度の表示。
最大レア度の1つ手前からガチャで入手できるようになるのも同じで、最大レア度を上げるために膨大なアイテム量が必要になってくるのも同じ。
ボードを解放していくと、鍵の付いたパネルがあり、開くために条件があるのも同じなんですが条件の内容が少々違ってきます。細かい点ですけどね。
アナデンはキャラクエストを終わらせること。オクトラは決められたレベル上限に到達することです。
どちらもアビリティを強化するものであり、キャラの強化に重要になってきます。重要度としてはアナデンの方が上。
アナデンの方が条件としては緩く、オクトラはサービス開始直後の今(2020年11月)まだ上限どころかレベル上げの真っ最中でもあるため、達成した人はまだそんなにいないはず。
アナデン。クエストのクリアが解放の条件になっています。
オクトラ。キャラのレベル上げにより、アビリティに強化が入ります。SP消費が32→26に。
育成面で比較してみますと、それなりに違いが見える他のポイントに比べて似たような部分は多いですね。
アナデンは鍵付きパネルを解放して当然、オクトラは長くやって解放できればOKというオマケ要素のように感じたため、この辺が違いになってきますね。
オクトラ vs アナデン 戦闘編
・アナデンは4人+2人の6人、オクトラは4人+4人の8人
・前衛後衛の交代にシステムの差があり、ここを活かせるかどうか
・アビリティが多種多様なアナデンとシンプルなオクトラ
アナデンの戦闘は前衛4人、後衛2人の合計6人パーティー。
【たたかう】と【アビリティ】を3種類、【下がる or 交代】の計5つ。
後衛は戦闘には参加しませんが、HPとMPの回復が可能。
後衛と前衛が交代すると、交代した後衛キャラがスキルを発動させる【ヴァリアブルチャント】が大きな特徴。
交代すると味方にバフを、敵にデバフをかけたり特定の属性を強化したりと戦闘を有利に進めることができます。
変わりに、交代すると他の行動ができずに1ターン経過します。
敵には【弱点】や【耐性】が備わっており、弱点を突くことでより大きなダメージを与えて敵を倒くことができますが、そこまで重要ではないですね。バフとデバフをバラ撒いて突撃させた方が火力を出せます。
更に大技として【アナザーフォース】が備わっており、ゲージを消費する時間内はずっと『俺のターン!』でMPを消費せずに技を出し放題になるスペシャルなシステム。
通常時は0.5本しか溜まらず、戦闘中のみ最大の1本まで貯めることができ、最大まで溜めて使うか先に溜めた0.5本で叩き込むか、といった使い方もできました。
変わってオクトラは前衛4人、後衛4人の合計8人パーティー。
行動は【たたかう】と【アビリティ】を3種類と【交代】と同じ計5つ。戦い方そのものは似てきます。
同じく後衛は戦闘に参加せず、HPとSP(=MP)を回復できますが、自分の前後のキャラとしか入れ替わりができずツーマンセルで戦うことになります。
ヴァリアブルチャントのようなものがない変わりに、交代をしてもすぐに後衛が攻撃を行うことができるため、スピーディーに戦闘を展開させていくことになります。
オクトラでは味方の行動を強化する【ブースト】と敵の弱点を表示回数分削ると1ターン行動不能と防御力ダウンを付与できる【ブレイク】で戦闘を有利に進めていく流れ。
いかにブーストを溜めつつブレイクさせ、大ダメージを与えていくかが重要になります。
アナデンはキャラごとの【アビリティ】と【ヴァリアブルチャント】を利用しつつ環境を整えて大ダメージを与えます。超上級の方は全部組み合わせて【アナザーフォース】を使い【10億】ダメージとか出していました。
倒せないと言われているトレーニング用のサンドバッグを倒してしまったそうです。なにそれ。
平常時は火力マシマシで500万とか1000万と、そこまでダメージは大きくありません。・・・大きくないの?
オクトラは敵の【ブレイクゲージ】を削るために【ブースト】や【隊列】を利用してブレイクさせ、戦闘を有利に進めていくことがメインになります。
根本的な違いとして、アナデンは場を整えて一気にダメージを出し切るのがメインで、オクトラは弱点と照らしながら相手を追い詰めていくことがメイン。
有利な戦法そのものが変わってくるため、似たようなコマンド、システムでもガラリと変わるのは面白いところ。
オクトラ vs アナデン 音楽編
・ゲーム音楽界のレジェンド、光田康典率いるスタジオが作曲したアナデン
・スイッチ版の素晴らしい音楽を継承したオクトラ
この2作品、どちらも音楽は絶対に欠かしてはいけない話題ですよね!この項目、実は加筆なんですが!
アナデンの音楽を担当したのは、【平成のゲーム最高の1本】に選ばれた【クロノトリガー】の作曲をメインで担当された光田康典さん率いるプロキオン・スタジオ。
クロノトリガーの音楽はまさしくゲーム音楽として最高傑作だと私は思っていて、スパロボKで盗作があったときに即座に気付き、速攻ゲーム売りました。それほど好きで、それほど許せなかったんです・・・。
そんな巨匠が率いアナデンの曲が作られましたが、これがまた素晴らしすぎる出来栄えでした。
私は戦闘曲が大好物なんですが、アナデンはビックリするほど戦闘曲が多く、過去・現代・未来、全ての時代で戦闘曲が違うものが用意されています。これだけでヨダレが出ます。
サントラが3枚販売されていて評価数は少ないんですが、Amazonでは3枚とも星5評価になっているほど。評価してる人は玄人であるはずでその中で星5は凄い(小並感)
ありきたりかもしれませんが、私は【Paradoxical Dreamers】が疾走感があってとても好き。作業をする際なんかは【緑の村 バルオキー】を流すことも多いです。他にはP4の【Your Affection】やFF3の【悠久の風】やP5の【Beneath the Mask】があります。この話をすると話が長くなりそうで困る。
※第二部以降はプロキオン・スタジオから変わっていますが、今回は割合しています。
オクトラはフリーの作曲家である西木康智さんが元のスイッチ版を一人で全曲担当し、大陸の覇者でも担当、そして多くの曲が引き続き使用されています。
普通なら曲を再利用すると、手抜きかと多少なりとも疑問視してしまうところなんですが、全くなんとも思いませんでしたね。むしろまた使ってくれるのか!と喜びました。人間って現金です。
こちらもサントラの評価がめちゃくちゃ高く、『生きていて良かった』というレビューがあるほど。人を生かす音楽。
大陸の覇者では事前登録20万人の突破記念として、新曲が披露されたほど。
今回は専用に新規曲をガンガン作って欲しいのもあるんですが、まずは元曲を全部入れてしまいましょう。早いところ【理を司る者】をこっちで聞きたいです。
比較とか言ってますが、終始自分の話ばかりでした。反省してまーす。ゲーム音楽の話は始めると止まりません。
この2つの音楽に甲乙なんて付けると末代まで呪われそうなので、どちらも非常に素晴らしいもの、と言わせていただきます。どっちも100点中200点はあげたい。
オクトラ vs アナデン ガチャ編
オクトラのガチャ。ちなみに星5確定の場面。
アナデン。2年前の無料100連の画像を引っ張り出しました。100連で星5が2人でした。悲しい。
ガチャは両ゲーム大体一緒。どちらも最高レアは3%、星5にクラスチェンジできるキャラが星4としても登場するのも同じですね。比較のしようがないっすね。
・・・と、書いていましたが、コメントさんで指摘頂きまして書き直させていただきます。自戒のためも含めてわざと消さずに置いておきます。
ガチャはアナデンが最高レア3.31%、オクトラが2%と大幅に差があります。なんでちゃんと見なかったんだろうか。
星5にクラスチェンジできる星4の確率が、アナデンが3.02%、オクトラが2%とやはり差が大きい。
星5に関係する確率に合計すると、アナデンが6.33%、オクトラが4%となりました。
番外編 日々の配布ガチャ
・アナデンの10連ガチャはガチャ石1000個、オクトラは300個
・アナデンは通常営業で30個/日、特別営業で60/日(どちらもCMを見て貰える10個も入れて)
・オクトラは10個/日+デイリーミッション3個/日、ウィークリーミッションで20個/週で1週間で111個
アナデンは通常営業のみでもらった配布石で、34日間毎日ログインすれば10連ガチャが引ける計算。
オクトラはアナデンにはないデイリー3個とウィークリー20個のミッションがあり、全て取得する計算で20日ほどで10連が引ける計算になります。
1年単位で考えると、アナデンは特別報酬を100日/年で計算して1年間で140連程度、ミッション全てこなした場合のオクトラで180連程度。
ただし、アナデンは100個/日の特別配布を、オクトラは○○万ダウンロード記念の石を除いているため、実際にはお互いにもう少し配布量は増えます。
これらを考えて計算すると、アナデンは最高レア星5に関係するキャラの期待値はアナデンは8~9体(140連の6%)、オクトラは7~8体(180連の4%)ほどとガチャの確率と回数が反転してアナデンが逆転する形となりました。
まとめ
細かく分けていくとそれなりに違いが出てくるものだなあと自分で書いていても思いました。
遊びやすさという意味では、簡易的な自動移動などもあり、ストーリーも短めなことからオクトラの方が分があるように私は思います。
とは言いますが、ストーリーの “アレ” さを考えると、王道のアナデンの方が断然遊びやすいんすよね・・・。凄まじいジレンマを抱えた両ゲーム。
最終的に私が言いたいこととしては、どっちも一緒に遊ぼうぜ、と。
時間がかかりますが、こいつら2本あれば1年は余裕でゲームができるんすよ!両方ともに家庭用ゲームと遜色ないレベルで遊べるのはとても素晴らしいことだと思います。
願わくば、完結まで遊ぶ側作る側が納得できるようなクオリティで駆け抜けて欲しいですね!
中立な比較という体でオクトラを薦めてきている印象。
ところどころ間違った情報もあって、参考にはならない。特にアナデンに関しては浅くしか遊んでないのではないか?
星5ガチャ確率はアナデンは3.3%、オクトラは2%です。大きな差です。
そしてアビリティに関してもオクトラはサービス開始当初なのでレベル100でないとクリアできない要素がないのはわかりきっている(それでもストーリークリアに星5が数人いないと厳しいのは事実)
対してアナデンはサービス開始当初は星4のみでもクリア可能な難易度だった。
アナデンに関しては特別なキャンペーンで石を1000個配ったり、1日60個とは言わず110個になることも。(最近ではマンスリーミッションが実装されて石の量も多くなった)
気になるストーリーの内容はそれぞれ好みが分かれるけれど、サイドストーリーまで丁寧なのがアナデンの魅力のひとつ。オクトラは「結婚」というテーマの濫用が激しい。
移動に関してはどちらにも利点がある。オクトラはオートが可能、アナデンは縦移動がフリック1回ででき、滑らかに動いて快適なのでオートの必要性が感じられないというところ。
アナデンもオクトラも楽しいですが、記事の内容がオクトラ寄りだったので私はアナデン寄りのコメントを残しておきます。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、今の熱と自分の言葉で話すうちにオクトラ寄りにしていたのは間違いないですね。各所修正する予定です。
>>浅い
否定しきれません・・・。
>>ガチャに関して
これは本当に返す言葉がありません・・・。明らかにリサーチ不足です。即座に加筆修正させていただきます。
>>ストーリーに関して
こちらもおっしゃる通り、お好みということであまり私情を入れずに比較できるように修正予定とさせていただきます。
こうしてお時間頂いて指摘していただけて大変嬉しいです。
今回の記事もあくまでも私自身が中立とした上で、見てくれた方がどちらのゲームもリスペクトできるような形にしたいですね!