オクトラ大陸の覇者での星4キャラ育成評価編第2回、今回は短剣キャラと弓キャラ編となります。
前回の第1回目はこちら。よろしければ今回のお話と一緒にご覧くださいませ。
弓と短剣は2020年12月現在、すでに星5キャラが2体登場しており、星4の評価も多少難しくはなってしまいます。
とは言え、役割をきちんと持ったキャラが多いこの2属性。どんなキャラクターが賑わせているのか、見ていきましょう。ではスタート!
星4おすすめキャラ 短剣キャラ編
短剣キャラは驚異的とも言える速度の高さを誇り、攻撃面も物理攻撃(以下物攻)、属性攻撃(以下属攻)も高く速攻をかけるのに向いたキャラ。
特徴としては、弱点属性以外でのシールド削りを行えることから、とりあえず連れて行きやすいのもメリット。
防御力も物理防御(以下物防)、属性防御(以下属防)も低くないんですが、HPが低く必然的に倒れやすい仕様になっており、SPも低めで枯渇しやすい。
タンク役を用意する、装備を優先させておく、HPを装飾品で補完するなど、色々と手は打てるので、パーティーに応じた編成をしていきましょう。
星5短剣キャラ ヴィオラの強みと比較
ヴィオラはとても器用なキャラで器用貧乏ならぬ器用万能なキャラ。
単体3回攻撃、全体2回攻撃+シールド削り、HP吸収攻撃、SP吸収攻撃、火属性全体攻撃+物防デバフ、火属性単体2回攻撃+シールド削り、物防ダウン+属防ダウン、物攻ダウン+属攻ダウン・・・など、一人全役をこなせるほど器用。
サポアビは“前後衛の弱体効果延長”と“吸収技強化” 長期戦の要になるSP吸収は星5の最後のボードになり、SPが超絶枯渇しやすいヴィオラからするとなかなか遠いんですが、どちらも有用であることに変わりはないですね。
デバフキャラと入れ替わりバラ撒きつつ、弱点属性にはしっかり火力を取れるのが魅力。
物理も属性も単体攻撃から全体攻撃まで幅広く、アタックから各種デバフ、吸収やシールド削りなど、なんでもできるが故にアビリティ枠が3じゃ全く足りない人。
弱点はまんまアビリティ枠が3じゃ足りないことと、バーストポイントの選択の難しさ。火力を取るかデバフのターンを取るか。できることが多いからこそ最良の選択を求められます。
ガンダムで例えるならV2アサルトバスターでしょうか。ちょっと火力は足りませんがパーツがすぐ壊れるところとか、SP枯渇と似ていてポイント高い。
星4でも余裕で起用でき、手に入れたら最優先で育成しスタメンに推奨します。SP面は常に問題になるため、SP回復のアクセサリは最優先で回したい。
星5短剣キャラ ヒースコートの強みと比較
風属性持ちで単体、全体攻撃を物理と属性関係なく備えたアタッカー。特異なアビも持った短剣らしいキャラ。
短剣では珍しい全体2回攻撃を持ち、単体も3回、属性攻撃も全体2回攻撃を備えていて攻撃に対しては万能さを持つ。
が、そのアビのほとんどにシールド削りも付いていることから、SPの消費がとんでもないことになっており、ヴィオラ以上に考えなしに使うとすぐに無くなります。
ヒースコートの最も特異な点としては、誰よりも素早く攻撃ができる”刹那”のアビリティ。ポケモンのマッハパンチ。でもやっぱりSP消費がとんでもなく高い。
この刹那を用いた確定キャットリン狩りも存在することも評価点。
サポアビに”状態異常20%で回復”と”自身が敵の弱点を突いた時ダメージアップ20%の効果を付与” どちらも汎用性の高さがウリで、ヒースコートのアビとも相性が良く強さをより引き立てています。
シールド削りの高さから、弱点属性でない場合でも連れて行きやすく、ヴィオラとは違った強みを活かせるキャラ。でもSP回復手段が必要なのは共通。
家庭用版においては、主人公のひとりであるテリオンが関わるレイヴァース家の執事。第一章ではボスキャラとしても登場。
大陸の覇者では主人の命でオルステラを巡っている。その理由は・・・?
デュラン
テレーズと同時実装された短剣キャラ。デバフ、光属性、シールド削り、HP吸収と器用にそつなくこなせる。全てを極めし者編のラスボスが光弱点持ちなのも追い風。
そんな評価の中で、デュランの強力なポイントがサポートアビリティ。
戦闘開始時に前衛・後衛両方の速度と物攻を3ターンの間20%強化できるんですが、これが中々に強い。
デュラン自身を後ろに置いて、メインのアタッカーが前衛から速攻で殲滅を狙える可能性を上げられるのは強力。
このサポートがあるだけでデュランは育成する価値が上がります。しかもレベルが上がりステータスが上がるほど有利になっていくのも魅力。
速度が遅いけど攻撃力の高いキャラにアクセサリと併用させて先手を打てるキャラに仕上げるのも面白いです。星5の槍キャラ、ギルデロイがいれば候補になりますね。遅いけど火力が高い人。
自身は長期戦に向かないため、討伐依頼での速攻やキャットリン狩りの他のザコ殲滅用など、決められた用途の中で使うのがベスト。
クレス
雷属性と物防デバフ、単体2回のシールド削りも備えたアタッカー。
サポアビの“戦闘開始時に物攻3ターン15%アップ”と“HP50%以下時に自身に短剣攻撃ダメージ20%アップ”の2つが火力に直接繋がっており、HP50%以下というのも瀕死より調整しやすいことからそこそこポイントが高い。
持っている雷属性はほぼ使い物にならないため、物防を下げて殴りつけていく分かりやすい使い方がベスト。
優先して星3ボードの全体攻撃まで覚えればかなり使いやすくなり、序盤からメイン短剣役で連れ回しやすく星4短剣ではおすすめのキャラ。これで3回攻撃があれば間違いなくぶっ壊れでした。
キャラストーリーがかなり濃ゆく、好きな人はめっちゃ好きそうで、本人の”内に秘めたイケオジ”具合もグッド。
ウィンゲート
闇属性の単体・全体共に2回攻撃を持ち、速度の自己バフ、速度デバフなども備える物攻と属攻のバランスを備えたキャラ。
サポアビは“自分が後衛時にブレイク中の敵へのダメージ20%アップ効果を前衛に付与”と“自身が敵の弱点を突いた時ダメージアップ20%の効果を付与”と強力。
このサポアビ2つの強みは物攻や属攻へのバフではなく、ダメージそのものへのバフであること。
ウィンゲートは弱点を突いた場合のダメージアップになりますが、物攻も属攻も両方アップすることからも二刀流でも成り立つ可能性が出てきます。今後、属性攻撃に偏った武器が出るか次第ではあるんですが。
そしてもうひとつ、前衛へのブレイク中のダメージアップの付与。一緒に組む相方の超強化できることから、サポートとしてもかなり強いアビ。
アタッカーは星5、星4問わずに腐るほどいるため、誰とでも組みやすいのは好印象。強い星5と一緒に引けたら後ろに置いておくと幸運の置物に早変わり。
アズライト
氷属性の攻撃とバフデバフを行える特化型キャラ。
シールド削りもあるが1しか削れず実用性は薄く、短剣攻撃も2回までのアビリティしかないことから、物理攻撃での火力は見込めない。
サポアビは”自分でブレイクした際に氷耐性15%ダウン”と”前後衛氷属性ダメージ20%アップ”と氷特化。
変わりに3回攻撃となる氷属性と、サポートで氷属性のバフデバフをまいて他の氷属性キャラを立てていくのが使いやすくはなる。
氷属性だと、星5キャラのソフィアがとんでもないバ火力を発揮するため、相性がいい・・・ように見えます。
が、ソフィアは大体自己完結しちゃうんですよね。氷属性デバフも属防デバフも自分で持っていて、自身の氷属性強化のサポートアビリティも持っています。巷では氷ゴリラの異名すら取るほど。
別にアズライトと組まなくても勝手になんとかするんで、他の氷属性特化を作るなら弱点を分散させた方が良さ気です。
やはり氷の単属性パーティーを組む機会が出るかですね。属攻の方が高くなる武器が出てくれば、役割は広がってくると思います。
カルツ
風属性攻撃と風属性デバフと速度デバフ付き全体攻撃、物攻・属攻デバフ、単体回復や単体シールド削りを備えた多機能系キャラ。
サポアビは“戦闘開始時に風属性耐性15%アップ”と“風属性ダメージ20%アップ”の2つ。風を愛し、風に愛されし男。
物攻・属攻デバフを最初から持っており、序盤に連れていきやすいんですが、特徴の風属性は単体しかなく火力はそこそこあれど自身の属攻は低く使いにくいこと。
器用ではあるものの、ヴィオラとは違い貧乏の面が強く、速度デバフ付きの全体攻撃を覚えられるのは終盤、シールド削りも1のみと中途半端。
風属性単体パーティーが成立するなら利用価値はありますが・・・。アズライトと同じように属攻武器の登場が待たれる。
星4短剣キャラのまとめ
ヴィオラとヒースコートの強さはさすがの一言ですが、星4の短剣キャラも粒揃い。
・サポートもしやすくラスボスに刺さる光属性のデュラン
・シンプルな短剣アタッカーのクレス
・前衛の超強化と弱点突きが強いウィンゲート
・氷属性は強いものの本体が微妙なアズライト
・序盤のデバフと風を愛した男のカルツ
星5を抜いてまず1キャラ育成するなら、デュラン、クレス、ウィンゲートの3択かなと思います。
属攻中心のアズライトとカルツはあまり環境に愛されていないため、保留しておく方がいいかもしれません。
星4おすすめキャラ 弓キャラ編
弓キャラは短剣キャラと似ていて、速度が高く、攻撃力も高め、そして会心が高く、ムラはあるものの火力を高められるのが特徴。
HPが低めで打たれ弱い傾向が強く、ダメージは受けない・受けたら優先して回復させる立ち回りが重要。
アビリティでは全体攻撃を備え、クリティカル確定のアビリティを持つキャラが多く、攻撃のバリエーションが豊富。一撃の強さが魅力。
鳥系の敵を見かけたら8割方弱点なんで、未鑑定の鳥にはとりあえず弓を出しましょう。
星5弓キャラ スケアクロウの強みと比較
風属性持ちの弓アタッカー。自己攻撃・会心バフと自己回復も備えており、自己完結した強みを持つ。
サポアビの“ブレイクダメージ20%アップ”と“クリティカルダメージ20%アップ”と自己バフにも無駄がなく、火力を出すための要素をこれでもかと詰め込まれたキャラ。
最終的には弓の全体4回攻撃、風属性のランダム4回攻撃と弱点を突いた際のシールド削りも強く、弱点を持たない相手には周囲がブレイクさせた後の自己バフからのブレイク会心ダメージで火力を取っていけるのも強い。
ただし、この4回攻撃は両方星5のボードまで行かないと取得できません。
星4で手に入れた場合、風属性は捨てて全体2回攻撃と単体攻撃に自己バフを混ぜて火力を取りに行くことになります。
役割は多少限られることから多少おすすめ度は下がりますが、それでも火力はガツンと出せるんで弱いとはならないのがスケアクロウ。
星5弓キャラ ハンイットの強みと比較
本編主人公が満を持して登場!からのプチ炎上をカマしてしまったハンイットさん。何があったかは各自でお察しください。
雷属性を持つアタッカーで、全体3から5回攻撃や自己バフ、クリティカル確定攻撃、そして一緒に行動するリンデが槍単体攻撃、もしくは剣全体攻撃を行うリンデ呼び。
サポアビは“リンデ呼びの威力強化”と“たたかう選択時50%でもう一回攻撃”の2つ。リンデの強化って他のキャラがリンデ使うのん?と思わなくもないんですが。普通にスキル版の威力上げて別のサポアビじゃあかんかったんでしょうか。
弓の攻撃アビは全体的にSPが重いため、基本はSPが軽いリンデ呼びと通常攻撃で進めて、ボス戦でシールド削りとブレイク後のクリティカル攻撃を振り回して火力を取っていくことになります。
ルーセッタ
氷属性を持ち、物防デバフ付きの全体攻撃と単体3回攻撃を持つ無駄の無いアタッカー。
サポアビは“瀕死時弓攻撃ダメージ20%アップ”と“前後衛の強化効果1ターン延長”の2つ。やはり発動させにくい瀕死アビがネックではあります。
活かすなら強化延長になりますが、自分自身ではバフを持たないため、バフを持つ相方のサポートをするか、他からバフを受ける必要があります。
個性的なメンツが多い弓キャラの中では正統派のタイプ。弱点は3回攻撃やデバフ付き全体攻撃が星3以降のボードでの取得になり、序盤は色々と心許ないこと。
割り切って使い続けるか、ナッツでの育成を考えて他のキャラを育てるか。悩みどころです。とりあえずキャラストーリー見て好きになったら育ててみればいかがでしょう。
アシラン
クリティカル特化型の弓アタッカー。会心バフと絶対会心効果を持つアビリティを持つ絶対会心マン。闇属性も持ちますが、おまけや。
サポアビも“前衛と後衛のクリティカルダメージ20%アップ”と“自分が瀕死時に前衛と後衛に絶対会心効果を付与する”絶対会心マン。お前の人生会心まみれかよォ!!
面白い性能をしているんですが、会心を使いこなせるかがカギでもあり使い手を選ぶのも特徴。
意図的に瀕死を作り出せる環境が出来ればもっと化けるキャラかもしれないですね。
後衛でHPが回復しなくなる装備が実装されたりすれば、HP調整してから後衛に下げることで前衛にクリティカルゴリラを生み出せるようになります。できれば楽しそうです。
ブレイクダメージアップとクリティカルダメージアップを持つ、同じ弓の星5スケアクロウやハンイットとも相性が良さ気。あっちのバ火力を引き出せて強化できる会心マンの出番もありそう。弓が被るのが懸念点ですが・・・。
ナール
闇属性と自己物攻バフ、暗闇状態異常付与にクリティカル確定攻撃も持つアタッカー。
サポアビは“HP満タン時に消費SP50%軽減”と“前衛後衛両方にブレイク中のダメージ10%アップの効果”の2つ。無駄がなく癖も少なく強い。
が、サポアビと違い本人のアビリティがクセだらけで、男らしく単体攻撃のみ。複数回攻撃なんて邪道。属性攻撃?邪道。男なら一撃に込めるべし。本人は金好き女好きのめっちゃ軟派な見た目なんですが。
最初から自己物攻バフを使え、早ければレベル13前後でクリティカル確定攻撃を覚え、序盤から火力を出せるのが強み。
シールド削りは他のキャラに任せて、ブレイク後にヌッと出てきて一撃を食らわせて帰っていくのが基本ですが、サポートとしてブレイク後を相方に任せてバーストポイントをたたかうに使い自分がシールドを削っていくのも手。
HP満タンだとSPが減らせて継戦能力が上がることからも、タンク役とセット運用してダメージを喰らわないようにするか、HP継続回復を付けて満タンを意識しておくとグッド。ボス戦だとんなこと言ってられないんですが。
カミラ
火属性と単体回復、出血の状態異常を付与できるサポート系。
サポアビは“自分が後衛時に前衛にHP自動回復の効果を付与”と“前衛と後衛に弓攻撃ダメージ10%アップの効果を付与”の2つ。
弓弱点相手に弓同士で組んでダメージアップを狙っていくこともできるキャラ。
弓なら誰でもいいんですが、相性が良いのがナールさん。HP満タンの維持にお互いにブレイクダメージと弓攻撃ダメージをアップさせられるのはポイントが高い。軽い男と組まざるを得ない人妻さん・・・。
弱点は単体攻撃技が弱く自身の火力が低いため、弓ダメアップを活かすなら相方を選んでしまうこと。
回復役が必要なら育ててみてもいいけど、弓でダメージを出したいなら他のキャラの方が適任。
ベルトラン
雷属性に秀でており、味方単体への速度バフ、雷耐性ダウンにランダム3回攻撃などを持つ。
サポアビは“戦闘開始時3ターン雷耐性15%ダウン”と“前衛と後衛の麻痺無効”の2つ。麻痺無効が死にスキルとも言えるほど効果が薄いのが気がかりな点。
雷攻撃の圧力が強力なんですが、如何せん活かすための武器が無く、レベル60で装備できるメテオライトボウが物攻284に対して、属攻は146とどう見ても役不足。
結局物攻キャラのゴリ押しと比べてると火力が足りず、今の状況では不遇気味。自分で火力を上げられる要素がないのもマイナス。
他の属攻寄りのキャラにも言えますが、今後の追加次第で化けるキャラでもあると思います。
やはり今の環境では雷攻撃の火力が微妙、弓攻撃もランダム3回のみで全体攻撃も持たずバフも持たない、と使い所が難しいキャラになってしまっています。
星4弓キャラのまとめ
短剣と同じく、中々に尖った性能を持ったキャラが多い星4弓キャラ。
・スタンダードだけど育成がちょい大変なルーセッタ
・単体のみだけど火力には優れるナール
・絶対会心マンのアシラン
・回復役にもなれるカミラ
・漢は雷一択のベルトラン
・・・クセ強いっすね。言い換えると、星4弓キャラは抜けて強いってキャラもいないんで、ある程度好みで選んでしまっても構いません。
まとめ
いくつか気になったのは、属攻向きのキャラが明らかに不遇なこと。
どれだけ強い属攻アビがあっても、武器が付いてこれない今の環境では火力としての期待はあまりできず、シールド削りとしての役目に回ってしまいます。
ここで紹介した、おすすめできないキャラもそんな評価であるが故にという形になりました。
絶対に使えないわけじゃないので難しいんですが、まぁ色々楽になるならそっちのキャラの方がいいのは確かです。ゲームには世の中の辛さ、厳しさがたくさん詰まっています。
次は第3回目、斧・扇編へと続きます!また個性的なキャラが多そうで、まとめる前から不安と期待が高まっています。それでは次回もよろしくおねがいします!