一昔前までは長い間ペルソナの看板キャラを飾っていたのは、ペルソナ4の主人公(アニメだと鳴上悠)こと番長で、何かあれば彼が出撃し、ペルソナ4関連のゲームはかなりの量が発売されるなど酷使され続けました。

来たる2016年、ペルソナ5が発売され番長は遂に解放され、変わりにペルソナ5の主人公であるジョーカーが様々な作品へ参上することとなりました。

今回はそんなペルソナ5のジョーカーを中心にしたお話。

コラボ作品に出たジョーカーの一覧や、出てきたジョーカーの性能なんかのお話をしていきたいと思います。

今回の話の中では、怪盗団のメンバーは全てコードネームで統一しています。理由は何度も『坂本竜司(スカル)』とか書くのがとてもめんどくさいから。元も子もありませんね。

坂本竜司=スカル
高巻杏=パンサー
モルガナ=モナ
喜多川祐介=フォックス
新島真=クイーン
奥村春=ノワール
明智吾郎=クロウ

芳澤かすみ=ヴァイオレット

ソフィア=ソフィー

となっております。ではスタート。

ジョーカーとは?

ペルソナ5の主人公。名前はアニメ版では『雨宮蓮』漫画版では『来栖暁(あきら)』

冤罪をかけられたジョーカーは、東京へと逃れたにも関わらずに体育教師の鴨志田から前科の話を流されてしまい完全に孤立。

ゲーム中も序盤はそこかしこでヒソヒソ話されるわ、大人たちも悪しざまに言ってくるわと散々な日々を送らされます。

そんな中、夢の中で聞かされた自らの破滅と更正を果たさないといけないことをベルベットルームのイゴールから知らされ、迷い込んだ鴨志田の認知の城でペルソナ能力に覚醒。

学校内で王様が如く生徒たちへ好き勝手に振るう鴨志田を改心させるために、ジョーカー達は認知の世界でペルソナ能力を使い戦い、現実の世界では怪盗団として認知されていく。

 

ペルソナ5の主題はピカレスク。ジョーカーは自ら行ったはずの善行を正反対の悪行に塗り替えられ、人から、社会から嫌われ蔑まれてしまっている状況からスタートします。

そんなジョーカーはクールで口数は少ないが、正義を信じ悪を許さない。アルセーヌからは「己が信じた正義の為に、あまねく冒涜を省みぬ者よ」と評価される。

鬱屈してもおかしくない環境でも自分自身を折ること無く貫き通し、いくつもの困難を乗り越えた結果、同じ状況だった仲間や協力者たちにも恵まることになります。

容姿は黒髪にくるくるの天然パーマに大きめの丸メガネ。こう聞くとお世辞にもかっこいいとはいいにくいんですが、ジョーカーの場合は経歴の問題からも世を忍ぶ仮の姿とも言える設定になってます。メガネも公式で伊達メガネ。元の自分を隠す仮面のような意味合いでも使われているのではないかと思います。

精神の在り方を示すベルベットルームの風景が牢獄になっており、自分自身が様々なことに囚われていることを示している。ちなみに4の主人公はリムジンでした。お前の精神の在り方どうなっとんねん・・・。

怪盗姿になると黒いコートをなびかせ、眼鏡の変わりに仮面を付けてナイフと拳銃を武器に怪盗団のリーダーとして改心させていきます。

総攻撃

コラボ時の目玉にもなる総攻撃。ペルソナ5では戦闘中に敵の弱点を突くとダウンさせることが可能で、全ての敵をダウンさせると敵を追い詰めることができ、交渉してアイテムやお金を奪い取ったり、自らのペルソナにしたり、パーティーメンバー全員で総攻撃をかけることもできます。

ペルソナ3から存在する総攻撃。3と4では敵を中心に巻き起こる砂埃の中にパーティーが突撃してタコ殴りにする流れでしたが、5からは全員が弾丸のようになり流れるように攻撃をしかけていくようになり、スピード&スタイリッシュさ磨きがかかっている。

総攻撃で敵を全滅させると、各キャラそれぞれに専用のカットインが発生し、ジョーカーの場合は身に付けている手袋をクイッと付け直して締め。

『THE SHOW’S OVER(ショーは終わりだ!)』が実にクール。この目玉が如何にして再現されているか。ここを見ていきたい。

スマブラ版総攻撃。ほぼ変わりないんですが、よーく後ろのシルエットを見ると、どこかで見た配管工らしきキャラが飛沫ではなくキラキラしたものを吹き出しています。
スマブラはゆかいなパーティーゲームなので、血なんて出ません。

アナザーエデン版総攻撃。アナデン主人公のアルドとタッグを組んでの総攻撃。本家に比べてジョーカーがアナデン寄りの色合いに。アルドさん、文字が見えませんよ。

AFKアリーナ版総攻撃。味付けがかなり独特ですが、この味は嫌いじゃありません。

グラブル版総攻撃。グラブルの画風できちんと再現されており、ジョーカー他スカル、モナ、パンサー、フォックスバージョンも有り。

コトダマン版総攻撃・・・を模したジョーカー。2Dで可愛くもクールな再現が為されている。アルセーヌから漂う異様さもグッド。

ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ版の総攻撃。ジョーカーの格好に扮したSAO主人公のキリトも総攻撃を披露。

参戦作品一覧

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(スマブラSP)

2019年4月18日配信。単体602円。

ソシャゲではありませんが、入れたかったので。超大作であるスマブラの最新作のスマッシュブラザーズSPECIALにダウンロードコンテンツキャラとして登場。

前作の “スマブラforWiiU” では、クラウドやベヨネッタが任天堂外の作品からダウンロードコンテンツで登場しましたが、スマブラSPではジョーカーがDLC第一弾となりました。

今では当たり前となった、スマブラディレクターの桜井政博氏による「つかいかた」動画はジョーカーにはありません。あの方、非常にお茶目で面白いんですよね。毎回DLC登場前の楽しみなんです。

原作を踏襲しスピードキャラとしてエイハやガンで相手を翻弄し、反逆ガードで反逆ゲージを貯めてアルセーヌを召喚することで、スピードと火力を兼ね備えた強力なキャラへと変貌。

ガンがガンスペシャルに、エイハがエイガオンになり、各種ワザが強化されるなど、原作をしっかり再現されています。

バランスが良いとされているスマブラSP内では強キャラとされており、世界最強のプレイヤーがジョーカーを持ちキャラに世界大会を勝ち続けているのも有名な話。強いかわりにお手軽ではない難しさも備えていて、かっこよく使うなら相応の練習も必要になるキャラ。

最後のきりふだとして総攻撃を行うことが可能。最終ストックを総攻撃で倒すと原作での勝利画面である手袋をくいっと直す”あの”画面で締められます。かっちょいいぜ・・・。

原作カラーの『黒』から始まり、ペルソナのイメージである『紫』、3の『青』、4の『黄』、5の『赤』、クロウの『白』、秀尽学園の『白』と『黒』

パズルアンドドラゴンズ(パズドラ)

ジョーカーはアニメ版の主人公である雨宮蓮として登場。進化させることで+アルセーヌ、+サタナエルまで引き連れることが可能。


パズドラ+ジョーカーで調べると別のジョーカーが出てくるので注意。パズドラ内では一貫してアニメ版の雨宮蓮として存在。

パズドラのコラボでは5だけではなく、3、4からも採用されています。

5からは他に佐倉双葉、新島真、明智吾郎、ロイヤルから芳澤かすみが登場。

当然ながら3作品の主人公は優遇組になっており、1段階レア度が高くなっている。それでも、さすがに現在は主流のパーティーにはならないようです。

パズドラにはストーリーがないため、どういう経緯でパズドラに参戦したか、誰かとどう掛け合いするか、などは存在しません。

だからこそパズドラやモンストはコラボを起こしやすいのもあるんだと思います。

転生進化すると最終ペルソナのサタナエルまで登場。属性は闇+闇、タイプはバランス+悪魔と徹底したヒールっぷり。

リーダースキルは「3色以上同時攻撃で攻撃力が3倍、4色以上で固定100万ダメージ。回復の2コンボ以上でダメージを半減、攻撃力が5倍。」と近年のパズドラによく見る複合型タイプ。

ドラガリアロスト(ドラガリ)

『DeSire Lost』として今回のコラボ作品中唯一、ペルソナ5の正式な続編である『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ(以下P5S)』からの参戦。

 

敵対している主人公の兄・エミュールに仕える騎士から帝国の異変を告げられた主人公たちは、近隣の集落へ向かう。

明らかに異常な様子の村、人が魔獣に変わる敵。危険に陥る主人公たちの前に現れた『心の怪盗団』

新アルベリア王国と怪盗団はお互いに手を結び、”キング”化したエミュールと”ジェイル”化した帝国領土内を、怪盗団と王子たち新アルベリア王国同士でネガイを奪い返すべく奮闘することに。

参戦はジョーカー、モナ、パンサー、ソフィー、ドラゴン枠としてアルセーヌと、普段とは少し変わった面子。

それにしても、エミュールはドラガリ世界で宇宙一、敵ペルソナキャラらしさが出てましたね。葛藤の抱え方だとか、責任を顧みないことや、解決のために他力に頼る小者っぷりとか。まんまミツオ(※)じゃねえか!!
※ミツオ・・・ペルソナ4に登場した学生。アレな人。

最後も主人公とは和解せず、されどある事に気付いたことでエミュールは改心することになります。
結局エミュールが手に入れたのは王座でも才能でもなく、側近の兵士であるサボア一人のみ。他の兄弟からは見下されることは変わらず、才能や人心が増えたりすることは一切ありません。
そのあっけなさと、あのアミュールが少しだけ変わったかもしれないという小さくて大きい出来事が結末としてはかなり秀逸でしたね。

ドラガリのジョーカーはおなじみ闇属性、ドラガリの特徴でもある竜化が使えず(P5コラボキャラ全員不可)、どんなドラゴンを装備しても変身するのはアルセーヌのみ。竜化が強いドラゴンは活かしきれないデメリットも持つことになります。

アビリティはマーキングショットと攻撃デバフも持つファントムショット。どちらも召喚ゲージアップ効果も持ちアルセーヌを呼びやすい構成に。原作における呼び出し頻度に合わせた効果となっています。

他のコラボと違い、スタイリッシュというよりはちんまいジョーカーに仕上がっており中々に可愛い。

今回のコラボを機に、データが残っていたままのものを再インストールし直して全キャラ手に入れることに成功したんですが、今のドラガリはとても凄い。

ガチャ石やガチャチケをガンガン配りまくる、私が見た頃のドラガリとは別人になっていました。中学時代に見ていた子が高校時代でビビるほど垢抜けているかのような変化っぷりでした。

 

不満があるとすれば、せっかくのP5Sで当ゲームを象徴する名曲のcounter strikeが流れなかったことでしょうか。
ほんっとにもったいないんですが、第二弾に期待しましょう。もしかするとエミュールのために流すのはもったいないと判断されたのかもしれません。それなら納得してしまうんですが。

グランブルーファンタジー(グラブル)

『ペルソナ5 Thievery in Blue』として空の世界にも怪盗団が参上。時系列としては、マダラメパレスを攻略し新島真の関与と金城の問題が発覚する前。

メメントスを探索中の怪盗団の前に現れた”巨大な蒼い亀裂”

蒼い光が強くなると同時に、突如風景が一変。視界に広がったのは島が浮かび上がるメメントスでもパレスでもないどこか。

街に辿り着くものの、何もわからないまま無頼漢たちに絡まれていたところで、とある騎空団と出会う。

事情を話し合い、元の世界に戻るために協力しあうことになった怪盗団と騎空団。

そんな中、ビィがいなくなってしまい、手分けして探していた折、モナがパレスの気配を感じ始める。

ビィとパレスと星晶獣の関連性を見た両陣営は、異空間を攻略する手筈を整えることに。

前編では解決したもののどこか違和感を覚えた怪盗団は、次は自分たちの意思でもう一度空の世界へ戻り、本当の解決へと望んでいく。

 

グラブル世界に突入した怪盗団は自分たちの立場が一般的には好ましくはないものであることから、最初は正体を明かすことを躊躇するんですが、元世界の日本から見れば『怪盗団!?なんだよそれヤベェ!!』なんだけど、グラブル世界から見れば『怪盗団?ふーん。かっこええやん』で終。
グラブル世界はヤバいやつらの巣窟みたいなところがありますからね。十天衆とか十賢者とか。

声は全編ガッツリフルボイス。音楽もゲーム版のものをいくつも取り入れているなど、グラブルらしい原作リスペクトとコラボクオリティの高さが光ります。

メンバーはジョーカー、スカル、モナ、パンサー、フォックスの絵的には男3、女1、猫1とどうも華が欠ける面子になってしまいましたが、グラブル側の面子が女子多めな分そこまで気にはなりません。
あんまりペルソナ5内のストーリーが進みすぎていると、コラボストーリーのバランスを取るのも難しそうなのと、ネタバレ防止をしないといけない分仕方ないんですが。

パンサーとルリア、フォックスとカタリナ、モナとビィ。コラボのストーリーに必要な関係性も、両作品を交えて行われており、ペルソナ5特有の『先がどうなるんだろう』感も出せていたのは素晴らしいポイント。

 

キャラとしての参戦はジョーカーのみ。グラブル絵でしっかりと仕上げられており、かつ原作の特徴を完全に再現しきっていて、グラブルの絵師さんは大変素晴らしいですね。

仲間になると総攻撃の締めのカットをアレンジしたものと、上限解放後はグラブルオリジナルのイラストに。スカル小せえ・・・。

レア度は最高のSSR。アビリティは全てアルセーヌを元にしており、闇ダメージのエイハ、命中・回避率デバフのスクンダ、銃撃のトカチェフ、昏睡効果持ちの夢見針の4つ。
最終上限解放を通過せずにアビリティ4つ持ちの珍しいキャラ。コラボキャラでは名探偵コナンのコナンやカードキャプターさくらの木之本桜なども4つ持ち。

奥義はおなじみ総攻撃。出てくるキャラによって追加効果が変わるという一風変わったものになっており、出現率はランダム。当然ながら今回登場した4人と1匹でのものとなります。

怪盗団パ。自己満足度以外に何も得られない系のあれ。明智?知らんな。

ジョーカー、エッセル(CV.佐藤利奈)、アニラ(cv.悠木碧)、フィーナ(cv.戸松遥)などで組めば、ゲームでも出来なかった疑似フルペルソナ5怪盗団パを編成可能。実用性が皆無なのが弱点なんですが。いや、属性がね・・・。

ガチャなどは一切介さず、ストーリーの開催中に進めていくだけで入手することが可能。現在は復刻するまでは入手することは不可能となっております。

コトダマン

ジョーカーはアニメ準拠で雨宮蓮として登場。

第一弾でガチャで星5でジョーカー、スカル、パンサー、クイーン、星4でフォックス、ナビ、ノワールが登場。

第二弾では星5でヴァイオレットが登場し、その他ペルソナ3と4のキャラも数人登場。

コラボ用のストーリーは無く、各種ボスキャラに沿ったクエストをクリアしていくことでボスキャラ勢を入手することが可能なシンプルな仕組み。

他のゲームではカモシダを含めてボスキャラが登場することがないことから、コトダマンの構成はかなりレアケース。

ジョーカーの対応は「れ」と「し、じ」の3文字。ペルソナ5組は下の名前とコードネームの頭文字から取られている。

『あまみや「れ」ん』と『「じ」ょーかー』といった具合。コトダマンを通じて知ったんですが、単語にもよく使われるものと使われないものがあり、「し、じ」はかなり強キャラなんですが、「れ」は弱いといった感じ。

3もじのワザが単体闇属性攻撃+光属性への追撃付きのエイガ、4もじのスゴ技が単体強力闇属性攻撃+わざ以上を発動した他のメンバーからの追加闇属性攻撃。

リーダースキルが「英種族HP100%UP・ATK40%UP・6コンボ以上で英種族のATK120%UP」とコンボを繋いで真価を発揮するタイプ。

アイデンティティV 第五人格

対戦型ホラーゲームという異色のジャンル、第五人格にも怪盗団が登場。

“追うハンター vs 逃げるサバイバー”の第五人格においてはかなりの適合率を誇っており、ペルソナ5からの登場人物は全員サバイバー側で登場しています。せんせーい、ひとりだけハンターなのにサバイバーだと嘘を付く子がいまーす。

第五人格ではサバイバー側は毛糸のような頭髪、ボタンの形をした目、破れた衣装からはみ出る綿など、人体であるはずなのにどことかく人形を感じさせる不気味さもあるデザイン。

怪盗団全員が同じサバイバーと同じデザインでできているため、他のコラボ作品とは一線を画する出来栄えになっています。

ジョーカーはアニメ準拠の雨宮蓮として登場し、ペルソナ5勢専用のアイテムを使うことで衣装覚醒することで怪盗姿へと覚醒が可能。

ゲーム内ではあくまで本人たちが登場するわけではなく、サバイバーとして登場している人物の着せ替え衣装としての登場となり、ジョーカーは第五人格内での曲芸師が着られる衣装での実装。

曲芸師は3種類の爆弾を使いハンターを妨害し、本人の身軽さで敵を翻弄しつつ周囲をサポートすることで活きていくキャラ。
原作におけるジョーカーの動きができる役職での登場となっており、独自の世界でも自分を曲げずに貫き通す様に見えますね。実にクール。

AFKアリーナ

ジョーカーとクイーンが参戦。購入 or 素材交換で入手可能。購入の場合1体目は1.840円。2体目は6.100円と中々のお値段。
1体購入して1体交換がベター。ただし素材はそこそこ要求されるためやり込みは必須。今から始めても多分遅いから復刻を待つしかあるまいて!

必殺技にマハエイガオン。スキルに総攻撃、魅せショット、臨機応変の最適解の3つ。

・・・魅せショット?魅せってなんだろう?マルチショットとか、ガンアクションとかじゃダメだったんだろうか。ちょっとダサいよジョーカー・・・。

それはともかく、総攻撃はしっかり「AFKアリーナ」していて、色合いや造形が原作とはまた違っていて面白いですね。

専用装備に店買い最強のミセリコルデを採用。パラダイスロストじゃないところがなんか分かってる感が出ていて私は凄く好き。

ストーリーは存在せず、なぜこの世界に怪盗団が現れたのか、どうして2人だけなのかなどは語られません。

PVで考察してみるもの面白そうです。かなり凝った出来栄えなのでぜひ見てね。

アナザーエデン(アナデン)

第一弾は「双魂の絆と虚ろの傀儡子」第二弾は「双魂の絆と虚ろの傀儡子 Promises, Vows, and Rings」

メメントスを探索中に不思議な声を聞いた怪盗団が、アナデンの世界へと誘われたことから始まるストーリー。

見知らぬ森へと辿り着いた怪盗団は、一匹の猫と出会い、飼い主の女の子へ届けたことを縁にバルオキーへと迎え入れられる。

アルドたちと怪盗団は最初はお互いに不審だと感じあったものの、野党を一緒に討伐したことから信頼しあう。

怪盗団に協力することになったアルドたちは、ソラニアという言葉を頼りにラクニバ村へ向かう。

ラクニバ村の異変に気付いた一行は、村長を改心するべくアルドの剣であるオーガベインの力を使い、ソラニアの花を介してココロの中へと向かう。

 

やはりというか、異世界転移の手段として用いられるのはメメントス。ほんま、メメントスさんの万能さは天井知らずやでぇ。

第一弾でジョーカーとモナが、第二弾でスカルとヴァイオレットが実装。どちらもガチャを介さずにストーリーをクリアすることで入手可能。
第二弾実装後に、ハードダンジョンにメメントスが追加され、ペルソナ組も天冥上げもできるようになったことでやりこみ要素も追加。キャラ愛の人たちも納得の仕上がりとなりました。

アナデンのジョーカーは斬・突・魔属性備え、単体・全体攻撃も持ったバランス型のアタッカー。
最初から最高レアの星5。属性は闇が存在しないため火属性。赤はペルソナ5のイメージカラーでもあって不自然には感じません。
独自に弾丸を持ち、弾数がある限り必ずクリティカルヒット、更に原作でもおなじみの1moreもあり弱点属性で攻撃すると同じ攻撃をもう一度繰り返すことが可能。

弱点属性を多くを備えたことで、1moreも発生させやすく弾丸のおかげで火力も取りやすいのもよし。キャラが揃ってない内は優先して使っていける強さも持っています。

が!悲しいかな、いかんせんアナデンの星5はかなりの魔境地帯。ぶっ飛んだ強さを持つキャラも多いため、それらが手に入ってくるとどうしても編成から抜ける場面も増えてきます。私も強さ的にチルリルの方が優先して入れてしまいますからね・・・。

ストーリーは珍しく全員出演、ただしボイスは無し。全員出てくるのは良い点なんですが、どうしても喋るキャラが限られてしまうのはちょっと弱点でもあります。スパロボの参戦作が増えれば増えるほど・・・というやつ。アルド組と合わせると10人を余裕で超える大所帯。

ラクニバ村の村長であるステカーに発生した疑似パレスの攻略を協力して行っていくのが第一弾の流れ。解決後にはアナデンのボス格のファントムも登場して最終戦へともつれ込みます。

 

一弾目の後、怪盗団は無事帰還するもののラクニバ村での出来事の記憶はなくすことになり、二弾目でヴァイオレットが加入後の展開でメメントスへ。ちなみにクロウは”用事”で来られないらしい。

アルドたちを思い出した怪盗団ラクニバ村でまた別の事件が起き、再度手を組み花嫁を巡る騒動を解決するために奮闘することに。
なし崩し的に擬似パレスへと突入してオタカラを頂戴した前回とは違い、ペルソナ5の象徴でもある予告状もしっかり用意してオタカラを顕現させて頂戴させる本来の流れも再現。

単独で追加参戦したのもあって、ヴァイオレットは他のキャラよりも多少出番が多くなっており、最後の締めもアルド、ジョーカー、ヴァイオレットの3人でした。

スカルの専用装備が『鉄パイプ』という身も蓋もないものなのはなんとかならなかったんでしょうか。せめてミュルニルにしてあげてくんないかな・・・。

スターオーシャンアナムネシス

『Siren’s Lament』としてSFとファンタジーの入り混じったアナムネシスの世界にも登場。

ペルソナ5からはジョーカー、双葉、かすみ、ペルソナ3から劇場版準拠で結城理、ペルソナ4はアニメ準拠の鳴上悠が登場。結局番長は酷使されてんじゃんねえ!

名前がやけにごちゃごちゃしていて、ジョーカーはジョーカーなんですが、双葉は名前の後ろに『(ナビ)』が付いていて、かすみはなぜか『(ヴァイオレット)』の文字がどこにもありません。
おそらくは武器として『ヴァイオレット』が存在するためごっちゃにしないためだと思われ、アナムネシスのコラボはアニメ版ペルソナ5ではなく、ゲーム完全版のロイヤルに準拠しているからかなと思うんですが、P3とP4の主人公に名前がある分どうしてもごちゃっと感は残りました。

アナムネシス側のコラボとして、パンサー(CV.水樹奈々さん)との声優繋がりか、O2のレナが秀尽高校の制服を着たバージョンが登場。
ストーリーにもガッツリ絡んでくるんで、なぜ制服を着ているのかはストーリーを見てのお楽しみ。

ボイスは残念ながら無しとなっております。

イラストは全員別の絵師さんが書いているのもあってか、少々違和感があり、特に双葉の独特さが凄い。
単キャラで見ると可愛いしとても双葉なんですが(?)他のキャラと一緒に見ると浮いて見えます。ポーズも会話画面でもこのままなのも拍車をかけているような。せめて全員立ち絵を用意してあげて欲しかったかな・・・。
ストーリー以外では3D版がほとんどなので、そこまで気にする必要がないのはあると思います。

立ち絵が別で欲しいやーつ。めっちゃ刺さっとるやないか。

ジョーカーは漫画版ペルソナ4を担当した曽我部修司さんのイラスト。4の漫画作者さんが5の主人公を担当するという粋な計らい。

性能はタレント(常時発動するスキル)にATKとINTのバフ、対象スキル発動時に被ダメ-100%、正面以外からの攻撃の与ダメ5%アップ、通常攻撃のAP回復量アップに回避の性能アップなど。

周囲の攻撃力を上げつつ、特定のスキルで短時間ながら無敵になり、横や後ろから不意打ちを仕掛け、攻撃することでバトルスキルを使うためのAPをガンガン回復しつつなんと空中回避が可能に!!

ジョーカーの持つ機動力、怪盗として敵の不意を突きダメージを与え、リーダーとしてバフ=士気を上げて全員で敵を叩く、とコンセプトがしっかり原作通りになっていて、アナムネシスからジョーカーを知った人もどんなキャラクターなのか分かりやすいのではないでしょうか。

こういう作り込みができている作品があるからこそ、もっとコラボしてくれよ、と思えるんですよね。嬉しい限りです。

ソードアート・オンライン(SAO)シリーズ

数多くあるSAOのソシャゲの中の2作品にもすでに登場済み。

最新作のアリシゼーション・ブレイディングには参戦していませんが旧来からある『メモリー・デフラグ(メモデフ)』と『インテグラル・ファクター(IF)』の2作品。

ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ

『歪んだ皇帝と幻影騎士団(ファントム・ナイツ)』として、ジョーカー、スカル、パンサー、ヴァイオレットがキャラクターで登場。

アスナがノワールの怪盗服で出て、マザーズ・ロザリオのユウキがナビの怪盗服をするなど、ところどころで声優ネタを放り込んできます。それ以上に、ノワール本人をキャラとして出して上げて欲しかったかな・・・。
そういえばアスナさんもノワールさんも、お嬢様で父親が仕事人間でアレな感じでゴミクズみたいな婚約者がおるなど共通点も満載。

 

ALOでいつものように仲間たちと冒険をしていたキリトたちの前に現れた、見慣れぬ浮遊城。

全員で向かってみるとアインクラッドのような見た目ながら、ALO特有の浮遊などが使えず、敵が明らかに殺意をむき出しにしてくるなど、なにかおかしいがそのまま放置はできず探索を続けることに。

一方の怪盗団はメメントスを探索中に急に道が歪み始めてこちらの世界へと飛ばされる。クロウは別行動中らしい。

ひとりはぐれていたモナは単独で探索中にキリトたちと遭遇、逃げを装いつつそのままジョーカーたちと合流し、SAOチームと怪盗団はお互いに出会うことになる。

ダンジョン探索を行うキリトたちを追跡していた怪盗団は、深部に近い層で苦戦するキリトたちと共闘、その後協力関係を結ぶ。

負の感情を抱える敵のシャドウ、逃亡者のキーワード、皇帝と呼ばれるパレスの主に対して、ギルド “ファントム・ナイツ” の行方は・・・。

 

やっぱり便利なメメントス!異世界に飛ばしやすい設定はコラボだと便利すぎる。テッテレー!異世界行きのメメントスー(のぶ代ボイス)

ペルソナ5組は全員集合していることからも、ロイヤルの終盤状況ではありますが、いつ頃かは名言されていません。クロウはまたしてもハブられます。

メモデフでのコラボストーリーは一言でまとめると、雰囲気がシリアスかつホラー気味。ボイスは無いのである意味余計に重めに感じるような。

キリトたちと怪盗団は最終的に協力しあうことになるんですが、初見だと完全に敵同士の雰囲気で、話し合う余地すらないまま離脱。
探索するキリトたちのあとを追跡し、40層になってようやく共闘を始めるほど警戒度がマックス。

協力することになると、共同のギルドとして副題にもなった『ファントム・ナイツ』を一時結成して進みますが、パレス内の状況からも明るい雰囲気にはあまりならず、BGMもおどろおどろしい。だからこそのシリアスとホラー。

メモデフでは短剣が存在しないのでジョーカーは片手剣キャラへ。
スペシャルスキルにエイガオンを持つんですが、メモデフではジョーカー自身の乱舞のあとにアルセーヌを召喚しエイガオンを叩きつける流れに。かっちょええ・・・。

ジョーカー含め、ペルソナ5キャラは『敵HPが10%未満』『ソードスキル3を当てる』ことで総攻撃を繰り出し、一部ボス敵などを除き問答無用で敵を殲滅。再現も抜かりなし、といった内容。

ソードアート・オンライン インテグラル・ファクター

ニイジマパレスを攻略中にいつの間にか転移されていた怪盗団と、IF主人公やキリトたちと出会う。

ここが『ソードアート・オンライン』というゲームの中だと知った怪盗団は、主人公たちSAOプレイヤーと協力関係を結び、未開拓のダンジョンであるパレスの調査に乗り出す。

最中、謎の女性ペルソナ使いであるヴァイオレットを加え、共にプレイヤー消失事件の調査を追ううちに、パレスの主の存在に辿り着く。

 

IFのコラボの面白い点としては、最初は両陣営ともにかなり警戒しあっていたところ、他の作品がちょっとヌルいんじゃないかと思えるほど。
これはSAO組はデスゲームの最中でP5組はパレス攻略中。どちらも自分たち以外は限りなく信用できない状況であったためですね。

お互いターン制にして情報を小出しにしていくような、警戒しつつも相手から引き出そうとする駆け引きが見られて面白い。
仲良くわいわいするのもいいんですが、たまにはコラボ同士でバッチバチにやり合うのもいいように思います。情報を得るために対価を渡し、行動を報酬にしていくのも良し。

スパロボZでガンダムSeed destinyのキラ達アークエンジェル組が、他作品からボッコボコに言われまくっていたこともありました。あれ一周回っておいしいんですよね。

ヴァイオレットとのやり取りがジョーカー以外は知らない相手だとなっていますが、ここは原作準拠。
めっちゃネタバレしていますが、彼女はニイジマパレス攻略時点では “ペルソナには目覚めているものの怪盗団には協力しない” スタンスで、正式に仲間になるのはまだ後。

なぜニイジマパレスであったのか、どうしてSAO世界にパレスが現れたのか、結構繋がりが考えられていてなるほど、これは面白い。

エピローグでキリトと主人公がジョーカーのみを案じる場面があり、原作をプレイしていれば、にやっとできます。

残念だったのが、敵方が適当な感じでコラボボスがペルソナシリーズで有名な「刈り取るもの」そのものだったことと、ボイスが全く無いのも残念。

SAOIFではキャラが存在せず、スキルレコードと呼ばれるソードスキル取得用の装備品がガチャで入手する仕組み。

第一弾では怪盗団のスキルレコードが、第二弾ではキリト達SAO組が怪盗団の姿をしたスキルレコードが入手ができます。

怪盗団たち本人は自分で使えませんが、変わりに怪盗団を模した衣装を主人公が着込むことも可能。

メモデフでもコラボが行われていることから、衣装は被らないような配慮になっております。アスナ×ノワール(CV.戸松遥)が見たい人はメモデフへどうぞ。ナビ×ユウキ(CV.悠木碧)はどちらも共通。変えられない世界ってあるんだよね。わかるわかる。

BanG dream(バンドリ)

まさか・・・とは言えないバンドリとのコラボ。ペルソナシリーズはイコール音楽でもありますからね、何も不思議なことがありません。
むしろ彼ら(3、4、5の人達)はミュージックを背にダンスまでしてしまうのですから。・・・ペルソナってRPGだよね??

カバー曲はペルソナ3から『キミの記憶』ペルソナ4から『Reach Out To The Truthペルソナ5から『Life will change』の3曲。

ペルソナ3はかなり選曲難しかっただろうなーと思います。一番有名な『Mass Destruction』は男性のラップも入るためバンドリには不向き。

だからといってキミの記憶を持ってくるのはずるいわけでしてね!やったことない人は本当一生のお願いでペルソナ3を遊んで欲しいわけなんですが、今更PSPとPS2なんて遊べる環境がないわけでして。ペルソナ3と4は、5のモデリングとシステムを使ってリメイクしろして下さいお願いします。

“キミの記憶” を “Roselia” が、”Reach Out To The Truth” を “Afterglow” が、”Life will change” を “Poppin’Party” がカバーで担当。
当然違和感はあるんですが、良し悪しの問題ではなく原曲を聞きすぎていて、他の人が歌うことそのものへの違和感なんですよね。上手い下手で話すのは無粋かなと思います。

そこからペルソナシリーズに興味を持ってもらえる方が、一ファンとしては嬉しいわけです。

ジョーカー本人は登場しませんが、ジョーカーの怪盗姿にアルセーヌの色合いがプラスされた、Afterglowのボーカルの美竹蘭が登場。
スキルもジョーカーが劇中に発するセリフの「いただいていく!」が採用されている。

コラボストーリーは『参上!夕影の怪盗団』として、Afterglowがメインの心の怪盗団についてのお話。同じ時代設定だからこそやれるコラボストーリーなんですが、かなり新鮮さを感じられます。いっつも異世界行かされるもんな!

怪盗団そのものが実在するかしないかから始まり、自分たちも怪盗団やってみようぜ!と子供らしい遊び心で進んでいきます。

ちゃんと(裏で仕組まれた)依頼を受け取って、コードネームも付けて、それらしく潜入して、それっぽく戦って、いつも通りにわいわいして解決、と。

怪盗団は全く登場しないんですが、もしかしたらペルソナ5本編の裏にこうした世界があったかも、と考えると面白いですよね。

最初は「怪盗団なんていない」「悩みなんて自分で解決しなきゃだめ」なんて言っていた蘭ちゃんが、中盤以降ウキウキで怪盗団やってるのがほんま可愛い。ス、スカーレットです・・・。

なお、蘭(CV.佐倉綾音さん)と巴(CV.日笠陽子さん)の中の人は、続編のP5Sにて新キャラとして実際にペルソナ世界に登場することになります。敵かな?味方かな?

ペルソナ5内のキャラ参戦率について

コラボを全体的に見ていてジョーカーは100%登場するとして、他の怪盗団のメンバーについては多少なりとも偏りが出ましたね。

不遇を被ったのは、フォックスとノワールでした。他のキャラが4作品ほど出ているのに対して、2作品のみと残念な結果に。
使用キャラとして登場したコトダマンに関してもレア度が低いキャラに設定されていて、NPCとして登場したアナデンやSAOでは大所帯であるがゆえにそこまで出番にも恵まれません。

フォックスは性格的に芸術家肌で天然、真面目さも持ち合わせているものの、自分の感覚・興味のあること以外で進んで前に出るタイプでもなく、実は話を広げにくいキャラクター。
一度広がった話を展開させる分には問題ないんですが、コラボでは重要となるストーリーの解説には不向き、プレイヤー目線でわーきゃー騒いでくれる立ち位置でもないのも採用されにくいと思うポイント。
グラブルコラボだと上手い位置にいましたね。カタリナとの真剣な話はかなりフォックスらしさを出しつつもコラボストーリーへと繋いでいたのでとてもいい塩梅でした。

スカルとパンサーはここが優れていて、自分たちからガンガン突っ込むし、コラボとも絡めるし、「なんだよこれー!!」と派手に驚いてくれます。
非常に分かりやすいキャラである分、どんな場面でも置きやすいのが強み。
ペルソナ5を知らない人=コラボを受ける側と同じ立ち位置で無知になって話を聞かせられるため、それぞれの世界の解説などに味気を付けられる役割も持たせられるのは大きい。

ノワールは立ち位置が非常に弱いです。先輩枠ならクイーンが強く、原作でも出番が中盤の終わり頃とあって、出してしまうと本編のネタバレになるかもしれない場面も出てきてしまい、だったらクイーンでいいや、で全て解決してしまいます。
武器が斧なのも弱さを後押ししてしまう要素。剣・槍・弓・拳に比べると不人気要素が強い武器の種類。

モナとクイーンが採用されやすいのも分かりやすいですね。
モナはパレス(ジェイル)の感知と解説とマスコット役。クイーンは解説の他にまとめ役も兼任できることもあり採用されやすい位置にいます。単純にキャラ人気が高いのも採用されやすさにあるかも。
AFKアリーナではジョーカーの相棒ポジションとして採用されたのはクイーンで “怪盗団のリーダーと参謀” としてナンバー1とナンバー2のコンビでしたが、思った以上に絵になってましたね。

ナビは後輩・年下属性ではあるもののキャラが特殊すぎて出しにくそう感はあります。自身が戦わないのも難しいところ。
機械系への対処は最強クラス、コミュ力は最低クラス。ファンタジーよりもSF、現代系のコラボの方が絶対に強く、だからこそスターオーシャンには出てきた説は大いにあると思います。

ヴァイオレットはノワールと反対に立ち位置が非常に恵まれたキャラ。
完全版であるペルソナ5 ザ・ロイヤルで唯一の新仲間キャラで、正真正銘の後輩・年下属性持ち、性格も(一見)クセがないため、ロイヤルの象徴となり宣伝するキャラとしても適任。
ロイヤル発売後はほぼ100%のコラボ参加率を誇ります。ただ、コラボからヴァイオレットを気に入って原作をやると・・・?

クロウは仲間なのになぜかいつも用事で来られないことが多く、なぜかコトダマンでは敵として登場します。なんでやろうなあ。

まとめ

ジョーカーはスタイリッシュさとスマートさ、原作ではテンポの良さも含めたスピード感など、ジョーカーの良さはペルソナ5の良さそのものと言ってもいいほどのキャラクター。

その特色をどのコラボもジョーカーらしいスピーディさとスタイリッシュさを再現した出来栄えになっているのではないでしょうか。

SAOIFのようなアバター体でなりきれたりするのもいいんですが、できれば原作の面白さを知って欲しい気持ちが強いんで、ペルソナ5らしい”先が気になるストーリー”に仕上げてくれるコラボが見られれば、一番うれしいですね。

 

今後コラボするとすれば、私個人としてはドット絵を描いてもらいたいところ。

となると、スクエニ作の『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス(FFBE)』や『オクトパストラベラー 大陸の覇者』などドット絵のソシャゲにコラボできれば見られるんですよね。

『ファイアーエムブレムヒーローズ』でシミュレーションRPGでも見てみたい気持ちも強いですし、『原神』のふわふわしたデザインでアクションを楽しみたい気持ちもあります。

 

物語の展開そのものはすでにキリ良く完結しているため、今後どれだけコラボに参加できるのかは未知数。

ですが、ペルソナ6なんてまだまだ先のことでしょうから、アトラス(=SEGA)の看板キャラとして登場する機会は間違いなくあるはず。

まだまだジョーカーの活躍は見足りないので、ガンガンコラボで登場してきて欲しいですね。

メメントスがある限り、どんな世界にも出張ができる怪盗団の活躍に今後もご期待下さい。