前回は初心者向けのお話でしたが、今回は中級者向けのお話。私自身も上級者というわけではないので、一緒に学んで行きましょう!といった意味合いが強い記事になっております。

配信されてから一ヶ月近く経ったんですが、なんか盛り上がりが途切れないまま続いていて、私自身も最近はNetflixでウマ娘流しながら育成するというウマ娘三昧な日々。

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途中で諦めることも多く、全部合わせると200回は育成している・・・はず。

最近はそれなりに遊んでいたパワサカのサクセスも一切触らず仕舞いなほど。私がやりたいのは”野郎の育成”じゃなくて “かわいいかわいいウマ娘の育成” ってワケ!ではスタート。

サポートデッキ編成

現状の流行りとしては、スピードと賢さのサポートカードに寄せてたデッキ編成。Aランクくらいなら十分に視野に入れられるようになります。

評価を稼ぎ、二極集中。スピードと賢さがSS、後はDかCかでまとめ、『!』を踏んでスキルヒントを得て高い賢さでスキルを発動して他の低いパラメータを補完していくのが基本。

タイキシャトルやサクラバクシンオーあたりの短距離・マイル娘がいる場合はAランク、運が良いとA+まで手が届くかもしれません。

手っ取り早くAランクまでの育成を考えたい方は、手持ちのスピード、賢さカードをレベル上げして育成してみてはいかがでしょう。

自身の育成論を公開しますと

私自身が使っているデッキの構成を紹介してみましょう。

現状私はAランクはちょくちょく作れるくらいのレベル。昔から極端に偏ったタイプよりもバランスが整っている方が好きでして。こういったパラメータの娘ばっかり作ってます。

先行、中距離寄せの編成で、全色入れたバランスデッキ。因子をスピード寄せにしている分、スピードが強くなってあとはパラメータ上でもバランスを取っていくことでオールBプラスαに仕上げています。

ただしこの編成は短距離やマイルだとスタミナ過剰になることも多いんで、バクシンやシャトルなどの短距離娘の場合はスタミナを抜いてスピードを一枚入れます。

スピード2、パワー1、根性1、賢さ1、サポート1の編成。スピード寄せしやすく、スピード友情トレーニングが2つ重なったら美味しい仕様。

ただ、目標達成するためのパラメータの調整やスキルの取得ができないと途中で詰んで終わるため、シンプルさとは無縁でバランスを取るための慣れも必要なので、多少難易度が上がります。

SSR30とSR45

今だとそれなりに知られてきている、SSR30よりもSR45の方が強い説。私自身考えてはいたんですが、お金とSPの関係からちゃんと気付いたのは結構後の方でした。

SRで強いサポートのひとり、ビワハヤヒデのパワーSR45とウオッカのパワーSSRの30と比べてみましょう。

SSR45のビワハヤヒデ。ウマ娘のサポートは一覧が見辛いことで定評があるため、自力で切り抜きます。

SSR30のウオッカ。友情ボーナスが強いものの、ボーナスの数自体が少なく、ヒントレベルも低い。

まずボーナスの数が10個と6個と違いがあり、ウオッカは友情ボーナスのパワー練習を行えると強いんですが、ビワハヤヒデの場合はスタミナボーナスの影響でスタミナ練習にいても強く、そうじゃなくてもトレーニング効果アップの影響でどこにいても効果があるのが大きい。
ヒントを踏んだ場合もビワハヤヒデはヒントレベル3を貰えますが、ウオッカはレベル1のみ。

ウオッカを起用するメリットとしては、上位スキルが入手できるかどうかのみ。
入手できる上位スキルも強いんですが、肝心の下位スキルのヒントがレベル1でしか受け取れないため、結局重いスキルポイントを支払わないといけないため、だったらビワハヤヒデでいいじゃん・・・、となります。
(だけど、ハヤヒデさん、所持スキルが微妙でイベントも体力削ってくるんでそこらへんはデメリットなんですが・・・)

他の場合でもこういった状況は多々あり、比較的入手しやすいSRを重ねて上限突破させた方が、中途半端なSSRを使うよりは間違いなく使いやすいです。

今後長くやっていけばSSRを重ねる機会も増えていくはずですから、SSRの上限が伸びていけば当然そっちの方が強くなります。それまではSRが45まで伸びたらレベル上げをしてみるのがおすすめ。

補足すると、ウオッカがSSR50になると勝負にならないレベルの差が付くので、あくまでも課金は控えめで初期状態を進めるなら、ですね。

考え方の整理。優先順位、体力と評価値は

初心者帯だとどこまでシンプルに日々のトレーニングをしていくかが大事ですが、一歩先を行くなら考え方を少しずつシビアにしていく必要が出てきます。

序盤は評価稼ぎがメインになりますが、たづながいるかいないかを軸を変えていきます。

たづながいる場合は評価を緑まで上げて行く中で、どれだけ他のサポートキャラの評価も同時進行で上げていくかがカギ。

キャラの多い練習を踏みつつ、賢さトレーニングをどれだけ優先していくか。

・たづなの評価が緑を超えた後の優先度を下げる
・キャラ2人賢さ>キャラ3人他
・『!』発生時のキャラ別の優先度を決めておく
・地味に稼いでおきたい理事長の評価値

誰がどの練習に集まるかはサポートカードの性能にもよるんですが、どうあっても運ゲーにはなるので、その場での優先順位を決めて動ければどんどん無駄のない育成に繋がっていくのではないかなと思います。

おでかけのタイミングは序盤に消化しきらずに、リスクへの対策として残しておくのがベター。

1.体力とやる気の回復
2.体力とマイナスステータスの回復
3.体力とやる気の回復 or やる気とスタミナ・根性アップ
4.体力とやる気とマイナスステータスの回復
5.体力とやる気の回復+コンセントレーションのヒント

通常の回復コマンドを選ぶと確率で引いてしまうマイナスステータスの夜ふかし。一定確率で体力10減らされる厄介なやつ。
2回目と4回目のおでかけは夜ふかしを始め、練習下手、肥満気味、偏頭痛などのマイナスを確実にケアしつつ体力の回復、4回目だとやる気アップも付くため、リスクを減らしていけるのが強み。

後半までおでかけを残しておいて、何かあった場合に消化していくことで、育成の安定感をもたせられるといった感じ。

たづながいない場合は

たづながいない状況でサポート6枠の育成をするなら、シンプルな育成が進みます。
いち早い評価値上げ、やる気の確保、マイナスイベント後のケア、野良レース出しなど。

たづながいる場合に比べると、やる気とマイナスイベントのケア、このふたつが不安定になり、育成そのものの不安定さにも繋がるのが弱みですが、練習枠が増えること=爆発力が増えることでもあるので、上ブレを引くことを狙っていくならこっち。

とにもかくにも序盤から人数の多い練習を踏み『!』を踏み、友情トレーニングと夏の合宿での爆発に賭けていくのがベターでしょうか。

日々のマイナスイベントが起こらないことと、休憩の下ブレを引かないことを願いながら日々を過ごしていくことになります。
起きる時はガチで畳み掛けるようにやる気下げてきますからね。一回の育成で夜ふかしを4回付けられたときはさすがに枕に向かって全力でスマホ投げました。

目標以外の野良レースへ出すタイミング

野良レースの出し方は、まだまだ詰められる部分があるとは思いますが、今の時点で私が考えている方法でお話していきます。まずはレースに出すメリットから。

・スキルポイントの獲得(30~50)
・多少のパラメータアップ(5+5~10)
・乙名史記者の好感度アップ
・(たまに)レース出場によるヒントの獲得

などがあります。ファン数の獲得はパラメータ的に中盤以降は意味が無いので無視。

体力を消費すること、惨敗するとたまにやる気低下と乙名史記者の評価ダウンなど、多少デメリットも存在。

私自身は、評価値が友情トレーニングが可能になった状況以降となる中盤戦くらいから活用を始めます。

レースに出るタイミングは『体力が引かれても次週トレーニングができて、友情トレーニングを含むトレーニングを行う価値が無い週』にしています。

 

G1、G2などレースを選んで出ることはほぼないです。さすがにスキルポイントの関係上オープン(OP)には出ませんが、トレーニングの結果次第である以上、G1だろうとなんだろうとトレーニングでごっそりパラメータアップが狙えるならそっちの方がいいです。
重賞を勝てば因子にも関与してきますが、青因子の厳選に加えてとなるとバカにならないんで無視しています。

勝つことが大事なのは当たり前ですが、惨敗しなければ劇的な差はそこまで出ませんから、トレーニングの効果が薄い週の消化を無駄なく過ごせます。

スキル取得のタイミング

ここも大事になってきます。ヒントの取得と目標の達成とを天秤にかけながらスキルを入手していくことになります。

究極的な話をするなら、全てのスキルのヒントをレベル5にして入手することが最適解。
ですが、それだとパラメータのみで目標の達成をする必要があるため必然的に状況が不利になりがち。

逆に言うと、パラメータの調整ができているならスキルの取得は遅らせることもできるということ。

中級者くらいになってくると、目標のレースと必要なパラメータの把握はできていると思いますから、不足したパラメータに合わせたスキルの取得をしていきます。

例えば、マックイーンが天皇賞春に合わせる場合、スタミナの配分がカギ。そこまでの育成でスピードやパワーに寄ってしまったとき、パラメータだけでは乗り切れません。
ここで乗り切れないことを理解できていると、コーナー回復、栄養補給、直線回復などのスタミナ回復スキルを最低限取得しておけば、スムーズな育成に進めます。
パワーが足りないなら、ステップ系などのコース取りが上手くなるスキルを先に取得しておくなどの調整を考えていくと、

如何にしてパラメータのみで目標を乗り切りつつ、スキルのヒントレベルを上げて入手を遅らせていくか。
手持ちのサポート次第にはなりますが、序盤からどのサポートの『!』を拾っていくか、ここも重要になってきます。

『!』からのヒントの狙い方

スキルの取得は強いウマ娘を育てる上で重要になってくる要素のひとつ。

『!』が出てきた場合も、優先度によって踏むか踏まないかを決めていくことになります。

一番最優先したいのは、金スキルの下位スキルを持つ場合。

イベント配布されたスピード属性のスペシャルウィーク。『栄養補給』の上位スキル『食いしん坊』を入手できるサポート。
自身の所持スキルに『栄養補給』があり、自分で自分のスキルを補完することが可能になることから、優先度は上げて踏める場面は踏んでいきたい。

次に優先したいのが、育成ウマ娘の適性にあったスキルヒントを持つ場合

デッキを編成する際に、育成する適性に応じたサポートカードを全て組み込めればいいんですが、今の段階でそこまでカードが揃っている人は少ないはず。
バクシンさんは『短距離』の『逃げ(先行)』の持ちのスキルヒントは最優先。デッキの都合上、他の適性のカードを入れた場合は『!』を無視してしまうのも手。

所持スキルについて

トウカイテイオーは所持スキルは中距離用2つと先行用1つと適性不要なスキルが3つ。
傾向としてはコース取りと立ち回りに有利なものが多く、どれも腐りにくい上にSSRでレベル30でもヒント3が入手可能。
適性が合わない場合も半分の確率でスキルが入手できることからも、優先しやすい娘。

マイナス点として上位スキルの『一陣の風』の下位スキル『直線加速』を所持しないこと。
SRのエイシンフラッシュの『!』から、もしくは同じくSRのエアグルーヴのイベントから入手することで介護してあげる必要があります。

>>ゴルシの所持スキル

変わってゴルシ。追い込みと長距離のスキルが多いだけではなく、本人と同じく個性的なスキルがズラッと並びます。
14個のあるスキルの内10個は追い込みと長距離のものになっており、適性不要なものも使い道が難しく、SSR30でヒントレベル3はありますが、狙って取得しにくいのが難点。

テイオーと同じく、上位スキルの下位スキルが取得できないことから、介護の必要もあります。

>>スペシャルウィークの所持スキル

スペシャルウィークの所持スキル。先行用が1つ、差しが2つ、中距離用が1つと汎用スキルが3つ。脚質別のスキルが分かれている珍しい構成。

上2人と大きく違う点が、スペちゃんから取得できる上位スキル『全身全霊』の下位コツである『末脚』が取得できること。
とはいえ、7つあるコツから末脚を引き当てるのは至難の業でもあるので、どれだけ『!』を踏む回数を増やしていくか。ここは運にも左右されますが、期待値を取る意味では最優先で踏みたい。
もうひとつ違うのが、上位スキルの取得に失敗判定があること。テイオーもゴルシも最終イベントまで進めば確定で金スキルのヒントがもらえますが、スペちゃんは失敗判定があります。
その場合は末脚のヒント1が入るので、途中でヒントを入手してもすぐには取得せず、スペちゃんのイベントを最終まで見届けてから取得すると、無駄なスキルポイントを出さずに済みます。

末脚ヒント入手→スペのイベント3まで消化→全身全霊のヒント or 末脚のヒントを入手→スキルを取得

がほぼ正解。育成期間中にイベントが起き切らなかったときはURAファイナルズ付近で入手してしまいましょう。ファイナルズの予選前からサポートカードのイベントは起きません。

まとめ

育成が上手くいってくると、今度は因子の厳選のための育成が始まり、チーム競技場への編成のための育成も考えていくのが次のステップなんですが、そこまで言い出すと先は更に長くなってしまいます。

とりあえずは、焦らずゆっくりと育成を詰めていくのが一番ではないでしょうか。B+からAくらいを更新しながら育成するのが楽しい時期ですからね。

さすがにこれ以上の上級者向けとなると、ここじゃなくて5ちゃんとかゲーム内サークルなどでガッチガチに攻略しまくってるでしょうし、攻略サイトも本気で出してくるはずですから、うちとしてはガチな方向性とは別で何か出していきたいなあと。